大阪発金沢行き特急「雷鳥九号」の車内で東京の貴金属商が射殺された。

寝台特急「ゆうづる13号」と青函連絡船で、二人の男が殺された。

函館本線の線路際で、警視庁を定年退職した川島が、絞殺死体となって発見された。一方、東京では川島の自宅に空巣が入る。

武蔵野の雑木林でデート中の男女が殺人事件に遭遇。瀕死の被害者は「テン」と呟いて息を引き取った。

サラリーマンの秋山は恋人の明子に結婚を申し込むが「半年待って」と告げられる。

寝台特急“はやぶさ”を取材する週刊誌記者の青木は、1号車の個室寝台で、「薄茶のコートの女」を撮影するが、そのフィルムを何者かに抜き取られてしまう。

銀座のクラブを辞め、秋田新幹線「こまち」で故郷・角館に帰る戸塚由美は、フランス料理店オーナー・原田殺害の容疑で刑事に尾行されていた。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

東京・大阪間を結ぶ「銀河」に乗り合わせた者たちが次々に殺された――。

四月吉日午前三時の爆破決行を予告する手紙が、国鉄総裁宛に届いた。

カメラマンの柳下久美子が代田橋の自宅マンションで何者かに殺害されていた。

北海道から、成功を夢みて上京した青年・本田剛。

野々村は、十五歳で伊勢から東京へ移住。遷宮で湧く伊勢に七十年ぶりに帰郷し、同級生と再会。

亀井刑事は休暇を利用して、鉄道ファンに人気の篠ノ井線の姨捨駅を訪れた。 そこで奇妙な服装の男を目撃し驚愕する。

北へ走る三陸鉄道リアス線の車内で水産会社社長が殺された。男の身元を知って十津川は自責の念にかられる。

指名手配の強盗殺人犯を追っていた捜査一課の山崎刑事が何者かに腹を刺されて殺害された。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

札幌行きの豪華列車を爆破する!一億円を要求した犯人グループの一員はすぐ逮捕された。

「東京駅に行ってくれ」。商社社長小川憲之は運転手に行先の変更を命じて姿を消した。

北海道を走る「白糠線」が廃止となった日、サヨナラ列車が終着駅・北進まで運行された。

十津川警部は、暴力団組長の殺人罪を立証する重要な証人を、札幌地裁に護送することになった。

宇治失踪殺人事件と東京国務大臣の死にどんな接点が!事件は、迷宮のシナリオを演出しようとする犯人の勝利に終わるのか―。

十津川警部は、下田の蓮台寺温泉に逗留していた友人から、1通の手紙を受け取った。

韓国新幹線「KTX」を舞台にした、日本側特使の「暗殺計画」を阻止するために、十津川と亀井は、韓国に飛んだ。

「東京発「さくら」全乗客の安全と引き換えに、二億円を用意せよ!」殺人を繰り返す凶悪犯から届く、悪夢のような連続脅迫状。

都心の高層マンションのモデルルームで、見学客の一人が撲殺された。持っていた名刺は偽者で、別人と判明。

青森駅に到着した「ゆうづる5号」の二人用個室寝台で、女の死体が見つかった。犯人は一緒に乗っていた男なのか。

官僚出身の元首相秘書が突如失踪した。

十和田への帰郷を楽しみにしていた奥田は、なぜ殺されたのか?彼を慕うスナックのママ・明子は、奥田が乗るはずだった「はやて13号」で、青森に向かった。

十津川警部に「殺人ゲームがしたい」と謎の電話がはいる。

暗い過去を持つ元刑事の私立探偵に、失踪人の捜索依頼があった。二人組の男女が会社の金を持ち逃げしたというのだ。

札幌近郊のホテルで殺人事件が発生した。被害者は都内在住の女性と判明。

松尾探偵事務所に、ある男の将来性を調べて欲しいと調査依頼があった。

鑑定番組でニセモノと判明した雪舟の水墨画を、広田から高値で買い取る男が現れた。

「とき403号」で、60代とみられる男性の刺殺体が発見された。

「お姉ちゃんが、死んじゃったよ!」亀井刑事の息子健一が電話で悲痛な叫びをあげた。

未確認テロ情報を受けた十津川警部は、乗客の危険を未然に防ぐため豪華客船「飛鳥2」に乗船する。

さらば寝台特急! さらば十津川警部! さらば西村京太郎! 豪華列車に爆破予告! 犯人の真の狙いは? 「寝台特急トワイライトエクスプレスに爆薬を仕掛けた。

「私は保険金をかけて姉を殺した古木保男に必ず復讐する」との手紙を残し、井関ゆきは十和田へ向かった。

東京駅に着いた寝台特急「さくら」の個室から、男女の射殺死体が見つかった。さらに所持品から五千万円の札束が。

女優・中村美矢子は、土佐中村への一人旅の車窓から、河原で男が襲われる現場を目撃する。

警視庁の日下刑事は、身分を明かさず書道教室に通っていた。

青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。

亀井刑事は自身が投稿した俳句が特別賞を受賞したとの知らせを受け、表彰式に出席するため、四国松山へ向かった。

鑑識技官・新美格の趣味は、通勤電車で乗客を観察しスケッチすることだった。

有明海の三角湾に、著名な風景画家大田垣信也の水死体が上がった。

深秋の飛騨高山。落葉の下から発見された若い女の絞殺体は、スケッチ旅行中の白石ゆかと思われた。

一人旅中の三浦あや子は田沢湖でベンツに乗った実業家・田代に声をかけられる。

フランスで開かれた「世界都市警察大会」に出席した十津川警部は、パリに向うTGVの中で大富豪・大越専一郎の女性秘書が射殺される事件に遭遇する。

退職した刑事が娘を誘い、岡山県の吉備線の旅に出た。

妻との北海道旅行の帰り、十津川警部は、札幌駅で大阪行「トワイライト・エクスプレス」を待っていた。

箱根から新宿に向かう特急ロマンスカーの座席で、青年実業家が死んでいた。不仲の妻と和解するための旅行中だったという。

〈神戸の悪党〉が描く夢の計画――十津川と白熱の知恵比べの行方は!?東京の銀行と大手企業にそれぞれ五億円と二億円を要求する脅迫状が届いた。

東京・神宮外苑と神奈川県・平塚で発生した二件の婦女暴行殺人事件の手がかりはB型の血液型と輸入車のスポーツカー。

十津川警部宛に届いた一通の手紙。差出人は井岡さつきという女性。

新宿から松本まで一緒に行ったことにしてほしい。恋人だった刑事に嘘のアリバイ証言を頼んでいた女が殺された。