夜行快速（ムーンライト）えちご殺人事件
- 十津川警部シリーズ (466)
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 | 2010年08月31日 夜行快速（ムーンライト）えちご殺人事件 (祥伝社文庫) 〜十津川警部 北の街・新潟に殺人犯と一千万円を追う！〜 新宿でパチンコ店社長が殺され、従業員の三宅修が現金五百万円とともに消えた。一方、女子大生の江見はるかは、起業資金一千万円を貯め新潟に帰郷しようとしていた。この二人の男女が、二三時九分発新潟行き快速「ムーンライトえちご」から失踪。十津川警部は、同列車に乗っていた不審な女性五人組の影を掴むが!? 震災の傷跡残る北国の街に浮かび上がる構図とは？ (「BOOK」データベースより) |
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夜行快速（ムーンライト）えちご殺人事件の総合評価:
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| ムーンライトえちごと言う、今はもう存在しないだろう夜行列車で起きた誘拐じけんなのだけど、最初は殺人犯の逃亡と、もう一人の女性の立場で話が進んでいき、途中で合流する構成となっています。 橋本豊が登場する貴重な一冊です。 作品としても、なかなか面白かったです。 | ||||
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| 登場人物の行動，性格，背景があいまい。 最初の殺人の必要性が分からない。 殺害後の心理描写がないのも不自然。 女性の誘拐事件でお金を強奪する方法が不明確。 犯人と被害者の会話を入れれば，もう少し具体的になったかも。 西村京太郎にしては、一貫性がない。 山村美紗が亡くなったのが少し打撃になっているのかも。 | ||||
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| じつはですねぇ、ボカァ以前、親父と一緒にこのムーンライトえちごに乗ったのですねぇ。そんな思い出がありますんで感慨深くこの本を楽しめました。男女の喪失でいう、西村さんのオンパレードの謎をえちごがオブラードして走り続けます。１等寝台が駆け抜けるネオンの中を、謎のテレンゼーレに捧げるような・・そんなミステリーです！ | ||||
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| 夜、寝ている間に安く移動できる「夜行」は根強い人気がある。夜行といえば、「バス」が連想されやすい昨今であるが、夜行列車もまだまだ健在である。 その代表的な列車が「ムーンライト」シリーズ。東京から毎晩、新潟へ、あるいは大垣へ、乗る人の夢を乗せて走っている。 新潟にゆかりのある男女が、この列車の中で、それぞれ事件に巻き込まれる。 舞台は新潟が中心。新潟県中越地震で打撃を受けた村の描写もあちこちにあり、自然災害が多発する現在ならびに将来においては、心構えが必要であることも再認識できる。 | ||||
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