海外出張中の夫マックスの留守を預かるセーラのもとに、因縁深き美術館でまたも人死にが起きたとの報がはいる。

英国王妃のコレクションから、貴重な「嗅ぎ煙草入れ」が盗まれた。

猛暑のロンドンを訪れる貴族は少なく、ジョージーのメイド仕事は減激。

「ドイツの王女のお世話をせよ」と、英国王妃からまたもや無理難題を言い渡された公爵令嬢ジョージー。

静かな田舎の村にこんこんと湧き出る泉。これに目をつけたのが、新進気鋭のミネラルウォーター会社だった。

無類の善人だが捜査能力は皆無の警官である主人を助けるべく、家政婦ジェフリーズ夫人以下屋敷の使用人一同が秘かに探偵団を結成!?　ヴィクトリア朝痛快ミステリ新シリーズ。

生涯の伴侶を得て、幸せいっぱいのシャンディ教授をあらたな騒動が襲う。

秋風だつバラクラヴァ。早朝から床みがきをしていたローマックス夫人は、猫のエドモンドがくわえてきたものを見て仰天した。

20世紀初頭のスコットランド。英国王族でありながら、公爵令嬢ジョージーの暮らしは貴族とは名ばかりの貧乏生活。

「蠅がいない。蠅抜きでどうして、中世のギルドが運営できるんだ。

まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。

ど、どうしてそうなるんだ。シャンディ教授はうめいた。

農業大学があることくらいが特徴の田舎町バラクラヴァに、今年もクリスマスがやってきた。

セーラが陣頭指揮をとったマックスの甥の野外結婚式は好天にも恵まれ、問題なく終わった。

画廊の女性オーナーが心臓発作で死亡したというニュースが瞬く間に駆け巡り、パトリシア・アンは腰を抜かしそうになった。

「ドルフから聞いてないんですね。

「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれる、ホワイトハウスの厨房で働くオリーは、小柄ながら腕と舌は確かなアシスタント・シェフ。

小劇団「紅神楽」を主宰する女優・紅林ユリエの恋人で同居人のミケさんは料理の達人にして名探偵。

風にたなびくリボン、あふれる薔薇。閑静な森は美しく輝き、まるで魔法をかけられたかのよう。

ゲストの食の好みやアレルギー、出身地など経歴をくまなく調べあげて提供するホワイトハウスのディナーは安全なうえに、どこよりも美味しい完璧な料理。

パパイヤにグアバ、鮮やかな南国フルーツのカクテルと、スパイシーな伝統料理が所狭しと並ぶ贅を尽くしたテーブル。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

超高級ワイナリーの豪華試飲パーティに招待されたセオドシアとドレイトン。

詐欺師の疑いがある採掘会社経営者が、射殺死体となってテムズ川に浮かんだ。

念願叶って、ついにアガサはハンサムな隣人ジェームズとの結婚にこぎつけた。ところが式の最中に「中止しろ!」と叫ぶ声が。

もうすぐクリスマス。

白髪を自分の頭に見つけたアガサは、あわてて自宅で白髪染めをするものの、変てこな紫色になってしまい大失敗。

わずか四週間で結婚式を挙げることになったデレインのお相手は、地元で指折りの敏腕弁護士。

豪華クリスマスツリーに煌びやかな飾り、そして巨大なお菓子の家―ホワイトハウスが最も輝く季節が今年もやってくる!オープニング・セレモニーでは、全米の子どもたちが焼いたクリスマスクッキーが展示されることに。

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」―そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。

善人だが刑事の才能はない主人ウィザースプーン警部補のため、こっそり事件を解決してきた家政婦ジェフリーズ夫人と屋敷の使用人たち。

ご近所の仲良しおばあちゃん5人組が60歳になった記念に作ったのは、年齢と同じ60個の「死ぬまでにやりたいことリスト」。

19世紀ロンドン。喪中の貴婦人探偵、現る。

新年早々ウィザースプーン警部補が任された事件は、単なる強盗殺人と思いきや、調べるうちに不審な点が続出する。

シンガポールで名物カフェを営むアンティ・リーは、知りたがり屋で情深い裕福な老婦人。

英国王妃から「公爵家の未来の跡継ぎの教育係になるように」という新たな任務を与えられたジョージー。

大伯父の誕生日を祝うべくマドック達は英国ウェールズを訪ねた。

もうすぐクリスマス!ジェーンはあわてふためいていた。

母ドロレスの結婚式の準備で振り回されっぱなしのハンナたち。

当地で演劇祭が開催される運びになった。

最新のモードなんて興味なし、わたしは謎が解きたいの―探偵に憧れるロンドンの女子高生アクセル。

いままでお金持ちだったマディは、夫の破産で厳しい家計を究極まで引き締めなければならなくなった。

町の郵便事情を改善するべく兄ロバートが奔走するかたわらで、駅のポーターが殺され、屋敷の庭からは白骨が見つかる。

ジェーンはためいきをついた。

お菓子探偵ハンナ・シリーズ、驚愕の第16弾! むしむしした暑さが続く6月。

今年もクリスマスがやってきた。各種催し物の開催を初め、用事は山盛り。

近所の養護ホームで、雑務を手伝うことになったリリーとロバート兄妹。

家の裏の原っぱで映画の撮映が始まった!主演女優は厄病神と噂の高いリネット・ハーウェル。

不注意から足を骨折してしまったジェーンは、松葉杖片手にガーデニング講習会の講師襲撃事件を親友シェリイと調べつつ、講習会にも参加することに。

「マックス!鱈を失くしちまった!」ジェム伯父がわめいた。

作家や関係者が集まるミステリ大会に参加したジェーンとシェリイ。

ニューヨーク・ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。その書店にはマスコットの黒猫がいた。

あの親友シェリイが、今度ばかりは気もそぞろだった。

英国王室を代表し、ルーマニア王家の結婚式に参列することになった公爵令嬢のジョージー。