割れたひづめ
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あらすじ
「あたしがやるようにやってごらん、割れ足さん!」少女の声に応えてすばやく答えが返ってきた。トン…トン…トン…。雪深い山中で道に迷ったベイジル・ウィリング夫妻が一夜の宿を求めた屋敷“翔鴉館”には、そこで眠る者は翌朝には必ず死んでいるという開かずの部屋があった。その夜発生したポルターガイスト騒ぎのあと、不吉な伝説を打ち消すため、くじで選ばれた男がその部屋で寝ずの番をすることになったが、30分後、突如鳴り響いた異常を知らせる呼び鈴の音に駆けつけた一同が目にしたのは、伝説どおり謎の死を遂げた男の姿だった。H・R・F・キーティング“名作100選”にも選ばれたヘレン・マクロイの後期代表作。(「BOOK」データベースより)
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評判
割れたひづめの評価:
6.00/10点 レビュー 1件。 D ランク
割れたひづめの総合評価:
6.40/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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(この後若干ネタバレあるのでご注意を)
物語自体はよくあるオーソドックスな密室殺人事件で、出版当時(1968年)においては画期的な作りだったのかもしれないが、今日ではトリックも早々にわかってしまい、少々物足りない。
というか、トリックも動機もタネ明かしも雑すぎ(笑)。
舞台となった曰くのある密室は何十年も閉ざされたままだったのだから、予行演習ができたはずもない。
なのにアレがああいうふうに作用するとなぜわかる?
だいたい、×ー×××で遮られているのだから、まずもってあんなふうになるはずはない。
なので読みながらいろいろ可能なトリックを考えていたのだが、最後に博士が実験もせずに「アレは○○のせいですよ」で片付けてしまったので、オイオイと突っ込みたくなった。
「歌うダイアモンド」でも詰めの甘さというか、強引にこじつける話がちょこちょこ見られたが、この人の作品は雰囲気を楽しむもので、「このトリックが可能かどうか」としかつめらしく考えるものではないようだ。
それでもこの雰囲気は結構好きなので、別の作品も読んでみるか。