特捜部Q 檻の中の女

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種別
長編
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あらすじ

2012年10月05日 特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕

捜査への情熱をすっかり失っていたコペンハーゲン警察のはみ出し刑事カール・マークは新設部署の統率を命じられた。とはいってもオフィスは窓もない地下室、部下はシリア系の変人アサドの一人だけだったが。未解決の重大事件を専門に扱う「特捜部Q」は、こうして誕生した。まずは自殺と片付けられていた女性議員失踪事件の再調査に着手したが、次々と驚きの新事実が明らかに!デンマーク発の警察小説シリーズ第一弾。(「BOOK」データベースより)

評判

特捜部Q 檻の中の女の評価:

8.11/10点 レビュー 9件。 S ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.11pt

特捜部Q 檻の中の女の総合評価:

8.43/10点 レビュー 91件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(7pt)

タイトルと表紙の大切さ

この内容なら、「その女アレックス」や「ミレニアム」より売れる・売れたはずなのに。
まずタイトルの昭和感。表紙の魅力のなさ。
内容がいいだけに残念ものでした。

警察物は、やっぱり相棒が大事。
主役のカールはジャンレノのようなイメージ。
相棒は(なぜか浮かんだのは)オバマ大統領でした。
 
しばらく特捜部Qを読み続けます。

ももか
3UKDKR1P
No.4
(7pt)

特捜部Q 檻の中の女の感想

西暦2007年、刑事カールによる2002年に起こった女性議員殺人事件の調査を中心に進んでいく物語と被害者である女性議員の2002年からの物語が交互に進んでいく作品となっています。
カールは過去の事件をどのように追って行き、真相を解明できるのか?女性議員の身に何が起きたのか?
と読み進めるうちにハラハラ感が増して行く一方でした。

▼以下、ネタバレ感想

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松千代
5ZZMYCZT
No.3
(7pt)

特捜部Q 檻の中の女の感想

キャラ立ちや設定がよくて事件も把握しやすい。読みやすい海外ミステリでした。

窓際族のように警察内の地下室に新設された部署へ追いやられてしまう主人公のカール。
未解決となった事件を再調査すると言った名目の部署ですが、1度は警察が組織で調べた事件であるのに、それを1人で再調査という無理難題、閑職もいい所。そんな中、アサドと名乗る1人の部下が得られるのですが、この変人がいいキャラしていて、日本の小説でよくある、警察+変人(探偵)のタッグのような感覚が馴染みやすく楽しめました。

作りが巧いのが、人物構成と同時平行して展開される、未解決事件の猟奇性。
現在→未解決事件の過去→現在→未解決事件の過去・・・
と交互に展開される話の中で、サブタイトルにある監禁された状況の緊迫感が与えられます。
緩急つけた話の構成は、最後まで読ませるリーダビリティがありました。

主人公カールの家族は?アサド何者だよ。今後の特捜部Qの活躍は?
など、シリーズの次作を期待させる内容としても十分で、面白い本に出会えました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.2
(8pt)

次作が気になる面白さ

「特捜部Q」って深夜にやってそうなアメリカの三流警察ドラマっぽい題名だが、これが予想に反して面白い。そもそも北欧ミステリ-で、「特捜部Q」というのは本書を読めばわかるが、厄介者の主人公カ-ルを押し込めて置く為と未解決事件を扱う部署を新規で立ち上げればお金が入ってくるからで冗談みたいな名前が付けられている。
その適当部署である特捜部が過去事件を解決していくのがこのシリ-ズ。

そんな、主人公だけの一人部署に雑用係?のアサドと、適当な感じで過去の事件を調べていくのだが、アサドがなかなかの奇抜のキャラで、主人公はどちらかというと家族や過去を引きずっていて、有能なのに本気を出さないというか、正直本作では魅力があまり感じられなかった。

本作を面白くしているのは、緊張感がある。特捜部が追っている過去の事件が、当時の状況から被害者(女性議員)視点で描かれている。
つまり、現在の捜査状況と過去の事件状況が交互に展開されていき、副題にある通り、被害者の女性議員のあまりにリアルで過酷な監禁状況が何年にも渡って書かれていて、そのサイコ的な描写は苦手な人もいるかもしれないが、それでも女性議員の何とか生きようとする姿勢は物語を盛り上げている。

犯人は読み進めていけば何となくわかってしまうが、終わり方も良かったし、読み応え十分な良作だと思う。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1
(8pt)

特捜部Q 檻の中の女の感想

北欧デンマークの物語ですが、めちゃくちゃ面白かったです。
しばらくスウェーデンのヴァランダーさんにはまっていたのですが、あちらはミステリーとしてはとても面白いのですが、主人公がひたすらネガディブで中年の悲哀まるだしなのですが、こちらは個性的なメンバーで、特にアサドのキャラが光ってます。
カールはまだいまいちどんな人なのか捉えにくいところがありますが(妻との関係や義理の息子との関係を考えても)トラウマがあるにもかかわらず、同じ中年でももう少し前向きな気がします。
犯人の素性はなんとなく最初の方でわかってしまったのですが、それを追いかけていく過程は非常に面白いものがありました。
シリーズ化されているようなので、是非続きを読んでみたいです。

たこやき
VQDQXTP1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.82
(1pt)

ホラー風の演出が滑ってる感じ

映画化されてますしつまらない事は無いだろうとこの原作本を読んだのですが、残念ながら私としては微妙でした。他の方も書かれてますが犯人の動機が一生をかけたものの割に少々妙に感じたのと、肝心要の拉致と監禁のとこがあやふやに書かれていたのがその理由です。拉致は人に観られる危険を犯す行為ですので慎重な準備と大胆な行動が伴う行為で、ミステリーとして肝にもなるのにそこがバッサリとカットされてるのが何とも。あと長年に渡る凝った監禁方法は手間と暇とカネかかる行為ですが犯人たちがそれを維持するだけのモノを感じさせる背景が記載無く、ホラー風に単に不気味さを感じさせようとしてる演出に矮小化されてる点がマイナス点でした。
何というか、犯行や犯人の中身の詰めが甘い作品な気がします。特捜部Qの立ち上げの話ですが、そのために無理矢理作者が用意したホラー風味の犯罪という感じなのが残念です。
特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151794514
No.81
(3pt)

予定調和

話としては面白いのですが、代議士には蔑視感しか持ち合わせていないので
シンパシーを持てませんでした。
ヒロインはそうではないと言っても、周りはまさに代議士その者ばかり。設定が無理でしょう。
結末も予定調和でさび抜き寿司状態。
特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151794514
No.80
(4pt)

主役コンビが気に入れば抜群に楽しめる警察小説シリーズ(ネタバレなし)

数ある北欧ミステリの中でもかなり面白い部類に入るシリーズの第一作です。そ
の魅力の要となっているのは練られた物語、そして未解決事件の捜査にあたる主
人公のカール・マーク警部補と、相方で謎多き存在アサドの名(迷)コンビです。

元々ひねくれ者で周りから疎まれていたカールは、過去の事件で仲間を失い自身
も大きなダメージから立ち直れずにいる事もあって、半ば強制的に特捜部Qとい
うこれまた謎の一人部署へ左遷され、そこでアサドと名乗る雑用係と出会います。

北欧らしく、陰鬱としか言いようがない世界観で物語が展開していき、こちらも
暗い気持ちになってくるのですが、そこをカール&アサドのどこまでも噛み合わ
ないコンビによるコントのようなやり取りが良い具合に中和してくれるのです。

本編は主にカールによる視点と監禁されている被害者の視点が切り替わって進み
ます。定番中の定番といえる構成ですが、冗長過ぎず、かといって何年も未解決
の事件があっけなく解決するわけでもなく、とてもバランスよく描かれています。

プロットや事件の真相に意外性こそありませんが、単純に先が気になって読むの
を止められなくなり、読後も終わってしまった事が残念ですぐ次作に手を伸ばし
たくなる、そんな作品です。面白いミステリを探してる方にお薦めの一冊です。
特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151794514
No.79
(4pt)

主役コンビが気に入れば抜群に楽しめる警察小説シリーズ(ネタバレなし)

数ある北欧ミステリの中でもかなり面白い部類に入るシリーズの第一作です。そ
の魅力の要となっているのは練られた物語、そして未解決事件の捜査にあたる主
人公のカール・マーク警部補と、相方で謎多き存在アサドの名(迷)コンビです。

元々ひねくれ者で周りから疎まれていたカールは、過去の事件で仲間を失い自身
も大きなダメージから立ち直れずにいる事もあって、半ば強制的に特捜部Qとい
うこれまた謎の一人部署へ左遷され、そこでアサドと名乗る雑用係と出会います。

北欧らしく、陰鬱としか言いようがない世界観で物語が展開していき、こちらも
暗い気持ちになってくるのですが、そこをカール&アサドのどこまでも噛み合わ
ないコンビによるコントのようなやり取りが良い具合に中和してくれるのです。

本編は主にカールによる視点と監禁されている被害者の視点が切り替わって進み
ます。定番中の定番といえる構成ですが、冗長過ぎず、かといって何年も未解決
の事件があっけなく解決するわけでもなく、とてもバランスよく描かれています。

プロットや事件の真相に意外性こそありませんが、単純に先が気になって読むの
を止められなくなり、読後も終わってしまった事が残念ですぐ次作に手を伸ばし
たくなる、そんな作品です。面白いミステリを探してる方にお薦めの一冊です。
特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848) Amazon書評・レビュー: 特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848)より
4150018480
No.78
(3pt)

長く地味でリアル

登場人物が多く、馴染みのない名前なので覚えるのが大変。無駄骨に終わる捜査の描写も多くよく言えばリアル、悪く言えば冗長。雰囲気も暗い。
派手などんでん返しもなく徐々に犯人を追い詰める感じの展開なので、現実的で重厚なものを求めるのならいいと思う。
特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151794514

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