■スポンサードリンク


なおひろ さんのレビュー一覧

なおひろさんのページへ

レビュー数600

全600件 401~420 21/30ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.200:
(3pt)

イノセント・ゲリラの祝祭の感想

本作はミステリーで無いだけではなく、エンターテイメントですらない。半ノンフィクションらしいですが、さすがにコレはダメじゃないか?全編ほぼ会話文なので、あまり時間掛からず読めたのが唯一の救い。駄作。
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
海堂尊イノセント・ゲリラの祝祭 についてのレビュー
No.199: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

BT’63の感想

SF的設定を使った父と息子の物語。サスペンスと涙に溢れたストーリーは、あざといがかなり面白い。少々長く、途中まで何が言いたいのかよく分からなかったが、現在苦境にある息子を父の過去が救うと言う解釈で良いのでしょう。そして、過去は変えられ無いのか、それとも?
SF,サスペンス、親子、恋愛、企業、銀行、全ての要素をぶち込んだエンターテイメント。結局は裏表紙に書いてありました。「物語」のすべてがつまった圧倒的大作と。おススメします。
新装版 BT’63(上) (講談社文庫)
池井戸潤BT’63 についてのレビュー
No.198: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

盤上の敵の感想

本当の悪意に出会った時、人はどう立ち向かう事が出来るのか。逃げても逃れられない相手も居るかも知れない。怖くて読み進めるのが辛かったです。
序盤の淡々とした描写が逆に不穏な感じを出していましたが、後の展開は全く予想外に進みましたね。終盤は二転三転で先が気になり、最後まで一気読みでした。
整合性の取れた良く出来たミステリーだと思いますが、ご都合主義の展開部分も多く(特に警察の扱いは酷過ぎませんか?)、奥さんの過去のパートが楽しくは読め無い事もあり、やや減点です。
すっかり騙されて驚けることは間違いなし。減点で8点ですから、傑作と言える作品です。
盤上の敵 新装版 (講談社文庫)
北村薫盤上の敵 についてのレビュー
No.197: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

オレたち花のバブル組の感想

前作より更にスケールアップした感じでした。とにかく面白い。半沢は勧善懲悪のヒーローでは無く、自分の信念を貫く頑固なはみ出し者。上司に対して、態度は悪いし言葉遣いも悪い。ただ、次々とやって来る危機を乗り越える姿にはカタルシスを感じました。読後には、ハッピーエンドの爽快感とは違いますが、もっと続きが読みたくなる魅力があると思いました。それではこれからドラマを見て、違いを楽しみましょうか。
オレたち花のバブル組 (文春文庫)
池井戸潤オレたち花のバブル組 についてのレビュー
No.196: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

オレたちバブル入行組の感想

ドラマは見ておりませんので本作のみの感想ですが、さすがの面白さと言えると思います。こんなサラリーマンは銀行に限らず居ないでしょうが、作中に思わずうなずいてしまう言葉が多く、ただの荒唐無稽とのバランスが良いですね。
半沢の非情さ、奥さんの勝手さ、ラストの決着の付け方。単純な爽快感だけでは無い感情が生まれましたね。次作も読んだら、ドラマも見てみようと思います。ミステリーでは有りませんが、おススメです。
オレたちバブル入行組 (文春文庫)
池井戸潤オレたちバブル入行組 についてのレビュー
No.195: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

黒いトランクの感想

著者の作品は初めてでありました。アリバイ崩しがメインのトリックですが、少々分かりづらく、個人的な評価はあまり高くありません。読了までかなり苦戦しました。以前読んだクロフツの樽の方が好みだったかも。
黒いトランク (創元推理文庫)
鮎川哲也黒いトランク についてのレビュー
No.194:
(7pt)

臨場 スペシャルブックの感想

ドラマには特に興味が無いので、あらすじは飛ばして読了。文庫未収録作品集でありますが、それなりに良く出来ているのでは。もっと読みたいのは、ファンなら皆思う所でしょう。横山先生、是非お願いします。
臨場 スペシャルブック (光文社文庫)
横山秀夫臨場 スペシャルブック についてのレビュー
No.193:
(6pt)

骸の爪の感想

シリーズ2作目でありますが、前作よりホラーテイストが抑えられている感じです。数多く張られた伏線がすべて回収されて行く、良く出来た本格推理だと思いました。結構読み易いし。
ただ、名探偵らしい名探偵なのでしょうが、あまり魅力を感じ無かったのが残念。
ストーリーは哀しい雰囲気で、読後感はあまり良くないかも知れません。個人的には、あまり面白いとは言えなかったですね。
骸の爪 (幻冬舎文庫)
道尾秀介骸の爪 についてのレビュー
No.192: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

一の悲劇の感想

再読だと思いますが、20年以上経って何にも覚えて無かったです。犯人はかなり早い段階で何となく分かりましたが、トリックが分からず犯行は不可能に思え、自信が無くなりましたね。一人称の為、限定された視点による緊張感や、他の人物の心情が分からない事がサスペンスを盛り上げます。ただ、子供が被害者の話は好きじゃ無い所、ラストの唐突な呆気なさを考えると、総合的な評価としては、あまり良いとは言えないです。
一の悲劇 新装版(祥伝社文庫 の3-4)
法月綸太郎一の悲劇 についてのレビュー
No.191:
(7pt)

焦茶色のパステルの感想

20数年ぶりの再読になりました。大概の本は内容すぐ忘れてしまうんですが、本作は犯人と動機に微かな記憶が残っておりました。その後ゲームブックまで含めて、岡嶋二人の全作品を読む事になりましたから、思い入れが深かったのでしょうね。
で、今回読み返してみると、なんか今ひとつに感じて凄く寂しかったです。登場人物に感情移入出来なかったからかも知れません。女性2人共あまり好きになれませんでしたから。
作風が宮部みゆきみたい、とか思ったりしましたが、時代が逆ですな。
焦茶色のパステル 新装版 (講談社文庫)
岡嶋二人焦茶色のパステル についてのレビュー
No.190: 8人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

大誘拐の感想

これこそ名作。会話の面白さを含め、文章が素晴らしく美しいです。登場人物もみな愛すべきキャラクターで、嫌味が無い。悪人が出て来ないと退屈かと思いきや、それはそれで良いもんですね。
途中先が読めない展開も、それぞれ綺麗にはまって行き、良く出来ております。一つ文句を言えば、身代金受け取りの方法がやや強引か。これしかなかったのかも知れませんが。
しかし、全編に溢れるユーモアは楽しく、ラストへ至るまでのストーリーも非常に好感が持てました。古い作品ですが、未読の方は是非おススメ。10点満点。
大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)
天藤真大誘拐 についてのレビュー
No.189: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ジャッカルの日の感想

冒頭の前書きで、この計画の結果が書かれています。ドキュメンタリーでは無いので、最後までハラハラしたかったな、というのは不満点。ただ、両サイドのプロフェッショナルぶりは凄まじく、特にジャッカルの綿密な準備には圧倒された。仕事は真剣にやらないといかんのだ、と説教されてる様でしたね。ハードなサスペンス・スリラーが読みたければ、外せないおススメの作品でしょう。
ジャッカルの日 上 (角川文庫)
No.188: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ナイルに死すの感想

登場人物が多いが、書き分けが出来ているのであまり混乱はしなかった。それぞれの人物にも隠された背景があり、人間ドラマがしっかりしています。また、ナイル川の描写が素晴らしく、映像で見たくなりましたね。ミステリーとしても、もちろん素晴らしい出来。犯人と動機は検討が付いたのだが、トリックは全然分からなかった。やはり読むべき名作じゃないでしょうか。おススメします。
ナイルに死す (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティナイルに死す についてのレビュー
No.187:
(8pt)

葬儀を終えての感想

登場人物が多く、序盤は読み辛かった。慣れて整理されて来ると、全員が怪しく感じられて、犯人は全く分かりませんでした。綺麗に伏線が回収され、明らかになった意外な犯人。トリックも少々強引ながら、フェアの範囲でしょう。クリスティの本格推理が楽しめる佳作です。もう少し派手な展開だと傑作と呼ぶんですけど。
葬儀を終えて〔新訳版〕 (クリスティー文庫)
アガサ・クリスティ葬儀を終えて についてのレビュー
No.186:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ゼロ時間への感想

クリスティの作品の中でも高評価の本作は、さすがの面白さでした。序盤からの伏線が回収され、終盤のどんでん返しに見事に集約されて行きます。事件がなかなか起きず、その後トリックも犯人も良く分からず読んでましたが、人間ドラマがメインにある感じでしょうか退屈しませんでした。犯人像は現代的ともいうべき物で、いつの時代にもこんな奴いたんでしょうね。ラストも個人的には好きな終わり方。ミステリーの女王の名に恥じない作品でありました。
ゼロ時間へ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティゼロ時間へ についてのレビュー
No.185: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

レーン最後の事件の感想

ドルリー・レーン四部作を読み終わりました。Xから順に読んで本当に良かった、正に衝撃のラストでしたね。単純に面白いかどうかと言う表現は出来ないです、それだけレーン氏の魅力に惹かれてしまったと言う事でしょう。いずれにせよ、オチを知らずに読めて良かった。
単独の作品としては地味でもう一つな感じですが、シリーズラストとしてとらえれば評価は変わります。今作だけなら7点、最終章と考えれば9点という印象です。なので、8点としたいと思います。
願わくば、まだまだレーン氏の事件簿が読みたかったです。Xの時みたいに、変装とかして格好良く輝いてる姿の、そしてまだYの事件が起きる前の。
レーン最後の事件 (角川文庫)
エラリー・クイーンレーン最後の事件 についてのレビュー
No.184: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

Zの悲劇の感想

まず、ペイシェンスが嫌いなキャラでした。読んでいてイライラがたまります。 そしてレーン氏の老人ぶりがなんとも残念。なぜこんな設定にしたのでしょうか。しかしラストの謎解きは、論理的で良かったと思います。それだけに、もっと沢山のレーン氏の活躍が読みたくなりますね。まだレーン氏には、最後の事件が残っています。どんな結末になるのか、四部作は起承転結だと言われている様なので、期待して読んでみたいと思います。その時にこの作品も再評価出来れば良いのですが、現時点ではペイシェンスのマイナスの方が強く、良く出来た物とは感じられませんでした。
Zの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンZの悲劇 についてのレビュー
No.183: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

真夏の方程式の感想

序盤は隠されていて分からなかった関係が、徐々に明らかになる展開は面白く読む事が出来ました。また、ラストも余韻が残る良いシーンだったと思います。文章が読み易いんでしょうね。では傑作、名作かと言うと、そうは思えない、後味が悪く全然好きな話では無かったです。理由はネタバレで。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
真夏の方程式 (文春文庫)
東野圭吾真夏の方程式 についてのレビュー
No.182: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

死の接吻の感想

サスペンス・スリラーの古典名作ですが、非常に良かったですね。3章に分かれていて、ドロシイ、エレン、マリオンと3姉妹の名前が各章に付いていますが、それぞれ趣向が異なっております。その構成が素晴らしい。ただ、2章のラストがピークで、終章がやや落ちる感じはします。
犯人はクズなのでしょうが、個人的にはやや同情的にも思いました。なんか考えさせられたりして。傑作でしょう、面白かった。
死の接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 20-1)
アイラ・レヴィン死の接吻 についてのレビュー
No.181: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

開かせていただき光栄ですの感想

18世紀のロンドンを舞台にした本格ミステリーです。翻訳ものみたいな文体ですので、不慣れな方は読み辛いかも知れませんが、コレは面白いですよ。
もっと重苦しいかと思いましたが、案外ユーモアのある軽快な雰囲気で、結構読み易かったです。冒頭から死体が増殖する謎に、どんな展開になるのかグッと引き込まれます。終盤二転三転の展開は、誰が何を隠しているのか真相がなかなか見えない。そしてたどり着いたラストは、あまりにも意外。
物悲しい雰囲気が漂う少々長い話ですが、ミステリー好きなら是非読んでみて欲しい。良く出来た素晴らしい作品でございました。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)
皆川博子開かせていただき光栄です についてのレビュー