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マッチマッチ さんのレビュー一覧

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レビュー数106

全106件 81~100 5/6ページ

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No.26: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ふつう

この方の作品を読むのは2冊目です。
1冊目はGOTHという作品でしたが、こちらの方が品は少し良かったですが、ごく普通でした。
ラスト付近の犯人探しが唐突な感じでまとめられており、全体のバランスがチグハグな印象でした。
要するに中途半端に終わってしまった感じです。
犯人探しなどは入れずに、主人公2人の交流を通じて物語を完結させた方が、人間性・人情・愛というテーマに迫れたかもしれない。
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一暗いところで待ち合わせ についてのレビュー
No.25:
(5pt)

内容が薄いかな

このシリーズ初挑戦です。
適当に1冊手にして読んでみました。
ハードカバーの方でしたが、文字も大きく行も詰まっていないので、サクッと読めます。
登場人物はさほど多くなく、人間関係も平易です。
警察小説ですが、内容が薄い感じで、あまり緊張感は感じられません。
期待していたどんでん返しなどの趣向もほとんどありません。
割と人気のシリーズのようですが、最初から読まなかったのが、原因でしょうか?
今一歩ということでした。

去就: 隠蔽捜査6 (新潮文庫 こ)
今野敏去就: 隠蔽捜査6 についてのレビュー
No.24: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ごめんなさい。私には合わない。

うーん、書評で「謎解きミステリーの最高峰」「英国探偵小説の黄金時代の醍醐味」とか言われてもピンと来ない。
読みながらあくびが出ちゃった。
最後まで読み終えた自分に、評価10ポイントをあげますね(笑)
途中のワクワク感や緊張感が全くないので、要するに、この手の小説はこういうものなんだなと納得です。
私には合わなかったということでしょう。
元々、翻訳本は小説の現場や時代に馴染みが無いので、慣れないと楽しむのは難しいと感じます。
犯人探しが全く違う設定で2か所あり、そういう構成は斬新でいいなと感じたのですが、それぞれが緊迫感なく終わったので残念でした。
カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)
No.23:
(6pt)

ミステリーではないです。

「ある男」とは一体何者なのか?
という何かの書評が気になって読んでみましたが、「ある男」の正体を探るミステリーが目的の書籍ではありません。
そういう推理的なものを求めたい人には、不向きと思います。
家族観や人間観・偏見などなどを考えさせる、少々文学的な書籍だと思います。
よって、当方の好みの本では無かったのですが、読む人にとってはとても良い本なのかもしれません。
低評価で申し訳ありません。
ある男
平野啓一郎ある男 についてのレビュー
No.22:
(5pt)

変化に乏しい

分量は多いが、内容は単純。ワクワク感も殆ど無く、最後まで読むのが少ししんどい。
登場人物の少女の発言·行動にイライラする。
伏線、意外な展開が無く、殆ど予想通りの終局になり、がっかりした。
登場した父親、官僚、ボランティアの警官などの背景、心理描写などを最も精密に書き込んで欲しかった。


ラスト・コード (中公文庫)
堂場瞬一ラスト・コード についてのレビュー
No.21:
(5pt)

物足らない

短編集でした。
研修医の研修期間中に、各診療科で起こったエピソードを各章で書いています。
著者が医師免許所有者ということもあり、もう少し高度な内容の医療現場の実態を記しているものと期待していましたが、ありきたりでした。
各章の結末も安直に導かれており、感動や驚きはありません。
短編集の弱点でしょうか、、、
著者にはもっと密度の濃い医療物の作品を期待したい。

祈りのカルテ (角川文庫)
知念実希人祈りのカルテ についてのレビュー
No.20:
(6pt)

傲慢と善良の感想

よくできた恋愛小説。
ぺージ数は結構多い。
大きな展開はそれほど無いので、少し冗長な感じもあるが、作者としてはそこまで書き込みたかったのだろう。
結婚とは何ぞや?読みながら考えた。
ワクワク感は無いので、読むのに時間が掛かった。
要するに面白い!という向きを求める本では無いということですかね、、、

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傲慢と善良 (朝日文庫)
辻村深月傲慢と善良 についてのレビュー
No.19:
(6pt)

緊張感にやや欠ける

短編集でした。
短編集ならではのピリッとした歯切れよさ、当方にはイマイチ響きませんでした。
それなりに、よくまとまってはいます。
読み易く、難しくもありません。
しかしながら「どうなる、どうなる」という緊張感があまり感じられず、あっけなく結論に達します。
なので、期待してページをめくり進めるという楽しみは、余りありませんでした。
そういうわけで、他の方の評価は高いようですが、私には中のやや上という位の中評価です。

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
柳広司ジョーカー・ゲーム についてのレビュー
No.18:
(6pt)
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期待して読んでは見たが、、、

海外総合ランクが高かったので期待して読みましたが、さほど驚くようなラストでもなく、この程度かと少々残念でした。
序盤からの展開は、期待を高めさせてくれます。
70年代の作品なので、科学的考察にやや物足らないところは感じられますが、くどいほど証拠を見つけるための考察がなされます。
(※現在の科学レベルで考えると、DNAの塩基配列の詳しい解析が必須の問題です)
それはそれで、好きな人には面白いと思います。
しかし、これだけ科学的な考察をストーリーの展開に採用しているなら、ラストの説明が頂けない。

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星を継ぐもの【新版】 (創元SF文庫)
ジェイムズ・P・ホーガン星を継ぐもの についてのレビュー
No.17:
(4pt)

当方の好みでは無い

短編集でした。
短編集は、ストーリーの複雑な変化が描き切れないので、あまり好きではありません。
さらに内容が暗く、気分が悪くなるようなシーンがあるので、これまた苦手です。
人殺しは何らかの理由が必要です。躊躇なく、快楽や精神異常で人を殺す行為を読み進めるのは、苦痛です。
当方のポリシーは、一度手に取って読み始めた本は最後まで読む、ということにしていますので、とりあえず読了しました。
ただ、4点程度で収まったのは、最後の1編が「えっ!」という驚きがあったからです。
著者の作品は、こういう内容ばかりではないという評価なので、とりえず他の1冊も手にしたいと思います。
GOTH 夜の章 (角川文庫)
乙一GOTH リストカット事件 についてのレビュー
No.16:
(5pt)

平凡

この方の作品は、これが初めてです。
評判がいい作家なので、期待して読みましたが…

サスペンス感・ミステリー感があるかというと、全く無い。
かといって、ホロリとする哀感や心を打つ感動感が得られるかというと、これもそれほど無い。
なので、要するに物足らない、薄味な感覚。
それぞれのエピソードはどちらかというと、もっと濃い味付けが必要なテーマだと思う。
これを薄味に仕上げたから、中途半端になったような気がする。

この1冊で、この方の評価を決めたらダメと思いますので、他の評価が高い本を読んでみたいと思います。
絶唱 (新潮文庫)
湊かなえ絶唱 についてのレビュー
No.15:
(5pt)

良く分からない1冊でした

薄くて行間も多く、ものの1・2時間で読了できます。
本当にかるーいタッチの本です。
大人の童話みたいな本なんでしょうか、、、
うーん、正直何を意図した本なのか、よく分からない本です。

芥川賞受賞作品は初めて読みましたが、純文学対象ということで、ストーリーを楽しませるということでは無く、
考えさせる本ということでしょうか?
そういう意味では、結局何だったのかと考え込んでしまいます。
だからこそ、芥川賞なんでしょう。
むらさきのスカートの女 (朝日文庫)
今村夏子むらさきのスカートの女 についてのレビュー
No.14:
(6pt)

うーん、困ったね。

「えっ、そうだったの!」というどんでん返しはありました。
なので、ミステリー感はあったものの、面白かったかというと、それほどでもありません。
どちらかというと、戦争の悲惨さ、少数者への偏見を伝えたかったのかなぁ、という作者の意図を感じました。
しかし、悲惨さや醜さを主体に伝えたいのなら、もっともっと伝えることはあったはずです。やや弱い。
また、登場人物の名前がカタカナ名なのは、舞台がドイツなので仕方がないことですが、国内小説しか読んでない私にとって、しんどかった。
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)
深緑野分ベルリンは晴れているか についてのレビュー
No.13:
(6pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

終わりはいいんだけど、、、

終わりはホロリとしていいんだけど、なんだかなぁ。
高校生とその家族を中心にして、お話がたらたらと進みます。いろいろと話が長いです。淡々と進みます。
よって、スピーディーな展開を求める方には、ちょっと無理です。
それに、主人公高校生の事あるごとにつっこむフレーズ、どうでもいいツッコミのフレーズが本当にめんどくさいです。
確かに最後のあたりは、胸が熱くなってホロリとしますが、そこまでがとにかく長いです。
こういうホロリ感がいいのでしたら、東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の方が断然いいです。
まぁしかし、読後感はいいです。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)
宮部みゆき小暮写眞館 についてのレビュー
No.12: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

奇想天外なストーリーです

上下2巻の小説なので量は多いですが、飽きずに読み進められます。重たい内容ではなく、どちらかというと青少年向きのコミック的内容。
奇想天外で、最後の方はまるで化け物退治の冒険小説という雰囲気でした。現代社会を風刺的に描こうとする姿勢は感じられるが、何か軽く心には残らない。
しかしながら、どうなるのかなという期待感で読み進めることができる一冊である。ただし、当方のような年配者には、ちょっと合わないと思います。
新世界より(上) (講談社文庫)
貴志祐介新世界より についてのレビュー
No.11:
(4pt)

残念ながら趣味でない。

正直当方の好む内容ではなかった。好きな人には面白いのでしょう。
私は詳しくないのですが、いわゆる本格ミステリーという範疇なのでしょうか!?
荒唐無稽なこの手の話は、何となくバタバタしていて引き込まれることは全くありませんでした。
インシテミル
米澤穂信インシテミル についてのレビュー
No.10:
(6pt)

1作目には及ばない

1作目の孤狼の血に比べると物足らない。
凶犬の眼
柚月裕子凶犬の眼 についてのレビュー
No.9:
(5pt)

ミステリー感はあまり感じられない

とりあえず最後まで読んだ。特段大きなどんでん返しも無く、平易に終わった感じ。その反面、女刑事と男刑事に内面描写がしつこいくらいに多い。ストーリーはすごく単調。
出張の車中用にと思い、図書館でミステリー本を探していて、直木賞本ということで選択した。これで直木賞?という感じでした。
凍える牙
乃南アサ凍える牙 についてのレビュー
No.8:
(6pt)

国境の感想

やくざ者のお話。まあまです。とりあえず、上下2巻とも最後まで読めました。
国境 (講談社文庫)
黒川博行国境 についてのレビュー
No.7: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

普通

Sという評価だったので読んでみたが、それほどグイグイ読み込むというほどではなかった。
登場人物は多いが、人物の描写に深みが無いのが原因かと思う。もう少し、内面の心理描写や背景を書き込んでリアリティを出して欲しかった。
また、場面の展開も、短絡過ぎであっけない。
ストーリーもアッと驚くようなどんでん返しも無く、平板であった。
ただ単に上下2冊をとりあえず最後まで読んだということでしょうか。
百年法 上
山田宗樹百年法 についてのレビュー