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水生 さんのレビュー一覧
水生さんのページへレビュー数401件
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台本形式なので慣れるまでは少々読みづらかったです。この1つの物語の中にあらゆる問題提議がされている。湊さんの作品には珍しくすっきりとした終わり方も良かったです。
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学園SFミステリー。IMMID-28(一ノ瀬絵梨)が編入してきたことが波紋を呼び、殺人事件が起こる。事件の発端も、解決の糸口も、そして解決に導いたのもIMMID-28(一ノ瀬絵梨)という構成も面白い。動機が少し弱いというのはあるが石持作品を読みなれている方なら許容範囲だと思う。
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2つの中編はどちらもきれいな文体でした。読者を(良い意味でも悪い意味でも)微妙な心理状態にさせる。一作目は悲劇を予想させながらも希望を持たせる結末。二作目は全体に不気味さが漂いながらも暖かみを感じさせる終わり方。どちらも面白かったです
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個人的ベストは「殺意のパーティにようこそ」と「髪は殺人犯の命でございます」でした。
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事件に対して真っ向から立ち向かっていく女探偵という構図は、赤川次郎作品群に登場する女主人公を髣髴させる。衝撃的な展開も、それを納得させる説明がなされているのも良かった。
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初読了のシャーロック・ホームズシリーズ。新約版ということで比較的読みやすい文章だった。現代の科学捜査があれば即座に解決できそうな事件だが、これはホームズの超人的な観察力が見どころだと思うので、そう言ってしまうのは野暮である。
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話のスケールが大きい分、それを収束させる方法もスケールが大きい。暴動を鎮圧させた方法は、(それを予測させる伏線は張られていたとはいえ)あまりのシンプルさに笑ってしまった。
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加賀恭一郎シリーズ初の読了。解決編が難解すぎて理解できなかったことを除けば、ガリレオシリーズよりこちらの方が好みかもしれない。
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3話収録。全て手紙のやり取りで構成され過去の事件の謎が紐解かれる。「告白」・「少女」等とは違った温かみのある穏やかな雰囲気の話でした。
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碓氷優佳倒叙シリーズ3作目。コテージに来た時点で実は勝負はついていたという結末に戦慄。碓氷優佳の思考は今回は特に納得いかなかったが、心理戦自体は読みごたえがあった。
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真相はかなりショッキングであると同時に「やられた!」と思わせる。サイコミステリーにおける動機は、リアリティと異常さが同居しているほど恐ろしく感じる。
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今回は長女・綾子が主役の様な立ち位置で、その純粋さ・裏表の無さ(天然ボケな点も)等の魅力がクローズアップされていたように感じました。シリアスパートとそれを緩和するコメディーパーとのバランス感も良かったです。
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倒叙ミステリの体裁をとりつつ、ある一点から反転を繰り返す。Wの意味の掛り方も巧いと思いました。
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犯人の遠大な計略に驚愕しました。力任せの物理トリックも壮観。御手洗がなかなか出てこないと思ったら、最後の章で颯爽と現れて鮮やかに解決。
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初読了の横溝正史作品。旧い時代の話ではあるが文章は古さを感じさせない。村社会で起こる陰惨な事件の雰囲気が伝わってきました。動機が理解できないことが何よりも恐ろしげに感じる
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この時代から既に、暗号・密室殺人・安楽椅子探偵・未必の故意等の今やミステリーでは珍しくないテーマを多彩に用いていたのには驚きました。
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中編2本と短編1本で構成されるユーモア本格ミステリー。ユーモアと本格の謎解き要素のバランスがかなりとれていると思った。読者への挑戦状が挿入されているのも自分好み。
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途中までの印象に反してしっかりとした内容のSFでした。ハルヒが完全に振り切れたキャラクターなので、読者の目線に近いのはむしろ長門の方だと思う。まさに事件の渦中にいる事に全く気付かないという構成も面白かった。
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座間味君シリーズはここから始まった。「ハイジャック犯に占領された機内」というクローズドサークルでの殺人事件。結末は幻想的な余韻を感じられた。ハイジャック犯と殺人事件の真犯人の動機は根っこは同じ物ですが、これを理解できるかどうかで面白さが変わってくると思う。
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千里眼クラシックシリーズ第2話。新シリーズで登場したメフィスト・コンサルティング・グループが登場。こんな組織が実在していたら恐ろしい。嵯峨俊也が途中までワトソン役に回ってましたが、自らのパートで名誉挽回(ラストでの二者択一シーンでのスマートな心理戦が特に)。心理戦は読んでいて面白かった。次は岬美由紀を救出しに行くことになると思われる。
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