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クローズド・ノート
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クローズド・ノートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 21~40 2/6ページ
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実話に触発されたんですね。 その意味で、疎かには出来ない作品だと思います。 涙が出そうになりました。 しかし、それだけでした。 素人の作品だと言われたら感心したと思います。 しかし、プロの作品としてはどうなんでしょうか? あまりに先が読め、あまりにもお約束。 万年筆や絵についてのうんちくも取って付けたよう、というのは言い過ぎでしょうか? 基本的にはベタな作品は好きですが、 これはちょっとベタ過ぎると思いました。 御免なさい。 | ||||
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おすすめ商品を眺めている時に、「『虚夢』などを評価されたお客様にお勧めします」と表示されているのを見かけた。 映画版は見ていたので内容は知っていたので、「どうして『虚夢』からあれに繋がるのだろう?」と思い読んでみた。 そのつながりはよく分からなかったけれど、やっぱりいい作品だなと思う。 恋愛ストーリーも良いのだろうけど、自分が今現在そういった意識はあまりないので、それよりも仕事面のことだったり、人間関係などの関心が強かった。 教師という仕事に真正面から向き合っていた伊吹先生からは刺激を受けたし、万年筆を売る時の「“共感できるストーリー”で売る」というのも教えられた気がする。 親友・葉菜の恋人の鹿島からは、付き合いの難しさ等を教えてもらった気がする。 それから彼からは、反面教師として多くのことを教えてもらった気がする。 それからこの小説を読んで思ったのは、しばらく書いていない日記を再開しようかなということ。 なんだか毎日書いていることが多かったので、休んでいたのだが、伊吹のように“魂”を込めて書けば違ったものになるかもしれない。 映画版を見た人を観て読んでいない人や、毎日に張りを感じないような人にもお勧めしたい。 きっと何か感じることがあるのではないかと思う。 | ||||
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途中からある程度展開は読めましたが、 鹿島の薄っぺらさに腹が立った。 伊吹は「家族」として生徒と接してきました。 こんな先生がいたら、人生もっと変わったかも知れないと。 ラストシーンは、涙があふれてきました。 オチはつきましたけど、後日談が読みたいところです。 | ||||
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万年筆販売のくだりが長いので、万年筆を軸にストーリーが展開されていくかと思ったら、主人公が片思いする男性との出会いのきっかけにすぎなかった。オチは途中ですぐにわかったのだが、著者の身内に起こった実話をもとに書いていると知り、良くも悪くもそれありきの話だと納得した。実話をもとにした部分はさすがにリアルで、生き生きと書かれていて好感が持てた。 | ||||
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正直オチは結構最初の方で読めてしまいますが、ミステリでもないので、むしろその過程でじわじわ涙腺がゆるみます。 印象的な言葉が多かったですが、中でも、伊吹先生の日記にあった「(いきなり恋する気持ちを伝えるのは)映画のクライマックスだけみせるようなものだ。それでではいけない」的な部分が凄く胸に響きました。 相手の気持ちを引き出すなら、怖がらずに自分の気持ちから徐々に伝えていかないといけない、と素直にそう思えましたね。 あと、他のレビューにもありますが、あとがきでもまたジンと来ます。 わずか2〜3Pなので、読み飛ばさずに、最後まで作品を味わってください。 | ||||
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往復5時間の電車の中で、一気に読み終えました。 最近の韓国ドラマを観過ぎたわたしにとっては、あまりにも毒気がなくてあっさりしたお話でした。 但し、あとがきのところを読んで、 「作者の魂がこもってた」 「だから何か引き付けられるところがあったのかな…」 と気付かせられたような気がします。 万年筆欲しくなりました。 | ||||
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美しい話の展開で、映画化されるのもうなずける。 特に女の人は好きそうな話です。 万年筆について、女子大学生の生活、教師と子供たちのやりとり なんかはちゃんと調べてあって、リアリティがある。 手紙と日記の見せ方は絶妙で素晴らしい。 良い話だとは思うが、自分自身の問題で感情移入はできなかった。 20歳前後の女性は共感できるんでしょうね。 どうでもいいことですが 結局ノートをどうしたのかが気になってしまいました。 | ||||
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万年筆が好きで文具店でアルバイトをしている女の子、が主役なので仕方がないのでしょうが・・ 万年筆についての説明文が長く続くところがありちょっとダルかった箇所はありましたが、私は最後の終わらせ方がとても好みでした。 その後二人はどうなるのか・・二人が結局は結ばれないとしてもきっとそれぞれ幸せになるハズだ。 と、勝手に想像してみたり幸せな余韻が残りました。 最後に著書のくだり。読むと余計に感慨深いものが残ります。 | ||||
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悪くはないが、途中から結末が見えてしまう内容なだけにもうすこしひとひねり、一工夫がほしかったと思う。 | ||||
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30代、男です。「犯人に告ぐ」が好みだったので、作者名を見ただけで買いました。ホントに女子大生のアタマの中がこんな風になっているのか、頭髪が薄くなりかけのアタマしか持たないおぢさんには、わかりません。しかし、この本を読むと「ずっと味わっていたい大切な感情」に何度も触れることができるは確かです。ノートが本格的に出てくるのがちょっと遅いですが、読後感は素晴らしいです。(お陰様で読む前に夫婦ゲンカした妻を許すことができました・笑)「引き出しの多彩さ」が東野圭吾氏を思い出させました。雫井氏から読書に入った人には、東野氏の作品も気に入ると思います。 | ||||
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普段、こうした小説はあまり読まない性質。『火の粉』を読んだから作者で手にしたようなものだ。先が見える展開で、ふつうに考えたら退屈なのだろうが、この本は一気に読んでしまった。涙した。そして万年筆が欲しくなって、文具屋に行ってみた。忘れたころに読み返したいと思える一作だった。 | ||||
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本当に温かい涙をたくさん流しました。 皆さんの言うとおり、すぐに物語の結末は予想できます。 でも伊吹先生がいいんです! 子供たちとの愛情溢れるやりとり。 教育に向ける真摯な目。 それだけで、私も先生になりたかった〜と、心底思ってしまいました。 あとがきを読んで納得です。 最後の個展でのメッセージだけがちょっと腑に落ちないのでひとつ☆減らしました。 あまりにもラブが強すぎて、もう少し抽象的だけど、太陽の子風なメッセージにならなかったのかな? | ||||
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読みやすさはピカ一なんですが、内容が伴っていないような気がします。 なんだか、思いついたものをそのまま書き出したようなそんな感じ。 そのせいで、展開が一言で言えば、薄っぺらくなってしまいました。 古本屋に100円でこの本が沢山積み上げられているのを見たときは、あんなに話題にされてたのにって思ったんですが、読んでみたら納得です。 多分一読したら手元に置く必要を感じない、ありふれた感じの作品かと。 トリックらしいトリックはあまり感じられません。少し「四日間の奇蹟」に似てるかなと思いました。 こういう本が好きなら、本作も気に入ると思いますが、私のように、宮部みゆきみたいに、伏線をはってからの大胆などんでん返しが好きな人には刺激が足りないかと思われます。 非常に質素で静かに終わった作品でした。 | ||||
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ししこれまでの作風と大きく異なる内容のようで興味津々で読んでみたが、すぐに飽きてしまった。これまでの作品から何故にガラリと変えて本書を出したのか不思議でしょうがない。しかしこれまでの同著者の作品は、岐阜の美濃加茂の放火殺人事件にしても、柔道有力選手のドーピング事件にしても、元裁判官自宅の隣に越してきた気味悪い男にしても、いずれも出だしは気味悪くハラハラする導入部分がたまらなく良いが、後半、特に終盤はいずれも「何でこうなっちゃうの?」という失望に興奮が削がれて、「初め良くとも、最後が悪ければ全て悪し」作品に何とかつきあってきた。しかし久々に出された本書に至り落胆だけが残った。そしてそれ以来、本著者の作品は避けているが、その後出版の作品のブックレビューを参照するとどうも芳しくないようだ。本作品の女子大生、マンドリン部、部屋にあった元居住者の小学校教諭の日記、やたらと長い文具売り場の万年筆講釈、抑揚のない内容、とにかく相性が悪かった。 | ||||
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正直言って、ちょっと書き方が臭い。 始まり方から何から、ちょっとわざとらしい気がする。 公募に素人がこれを書いたら、批評家先生たちに酷評されそうだ。 香恵の天然ボケであるとか、伊吹の恋の悩みとか、いかにも男の人が想像で書いたという感じ。 嘘っぽくてわざとらしい。 でも何故だか伊吹の子供への愛情についてはじんとくるんだよなあと思っていたら、 あとがきまで読んで理解できた。 初めに意味ありげにノートから始まり、自分の部屋を見上げる男。 そしてクローゼットにあるノート。 もうこれだけで、お話の骨組みが見えてしまう。 伊吹についても冒頭の予想が裏切られることはない。 筆者が鹿島をどういう男として描こうとしていたのかぴんとこなかった。 が、先生としての伊吹にはじんときたし、生徒の言葉にもじんときた。 万年筆の話は印象的。 自分も万年筆には思いいれがあるので、多少なりとも感情移入して読んだ。 子供は大人が思うより大人だし、大人は子供が思うより子供だ。 大人のたった一言で子供が救われたりする。 大人が同意してくれるだけで気持ちが変わる。 そんなことを思い出した。 | ||||
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初めて雫井さんの作品を読みました。カケラとカケラの「繋がり」が非常に上手く書けていらっしゃると思いました。お勧めです | ||||
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感動できる、という本の裏の言葉に惹かれて買ったのですが、 あまりストーリーに共感することはできませんでした。 全体的にだらだらとしていて(特に序盤が)、そのせいでしょうか、 物語にのめりこめず、私自身もだらだらと読んでしまいました。 最後の辺りでは何か心を揺さぶるものがあるのではと、 一応最後まで読もうとがんばったのですがね。 しかしそのラストとなっても心を揺さぶられるようなことはありませんでした。 他の本を選ぼかと迷った末でこの本を購入したのですが、 やっぱり別の本にしたほうがよかったと後悔しています。 | ||||
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この本は私にとって大切な一冊となりました。 単純に恋愛小説でもない、ミステリーでもない、形容しがたい小説です。 しかもとても面白いのです。 何度も読み返したくなります。 | ||||
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いろいろな意味で映画が話題になったので、電車通勤の暇つぶしに買いました。 映画自体は見ていません。 読んでみると、万年筆や文房具屋での描写が長すぎて、途中で飽きてきました。 中盤では「せっかく買ったんだから」という理由だけで読んだようなもので、 話の次の展開も興味が湧かなく、読み終わるまで一週間もかかってしまいました。。。 個人的には読後、余韻に浸れる要素は何もありませんでした。 | ||||
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雫井脩介作品なので、本格ミステリーだと思って読み始めました。途中でこれはミステリーではないと気づきましたが、既に私は作品の中に閉じこめられていて逃げ出せませんでした。 ちょっとしたどんでん返しはあります。でもそれはミステリーではなく、人生でした。 読み終わった時には涙の跡が頬に残っていました。ちょっと冗長に感じた部分がありましたが、それは読者を作品に誘うために必要なものだったと思います。著者の亡き実姉がモデルということを最後に知って、余計に切なくなりました。 | ||||
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