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クローズド・ノート
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クローズド・ノートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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雫井脩介さんの本です。 オチが、おもいっきり最初の方に気づいてしまったので、「ああ、まさか、こういうオチかなぁ」なんて思いながら読んでいましたが、その通りになって、「ああ、やっぱり…」という感じでしたね。 正直、ヌルいというか、もう一、二つのどんでん返しが欲しかったですねぇ。 文具店のバイトをしている主人公の大学生。自室のクローゼットに、前の住人のものと思われるノートを発見。 そこには、教員になり、恋に、教育に悩む伊吹先生の日々を書き連ねてあった。 主人公はそれを読みながら、やがて自分の生活にも変化が出てくる…。 とりあえず、この伊吹先生のノートというのが、筆者の姉の現物を使ってるようで、 妙なリアルがあるのですが、ただ、物語とうまく融合できてるのか、というと、 物語がかなり強引な展開というか、あまりリアリティがないんですよね。頭で考えたんだろうな、という。 だから、ノートの妙なリアリティと、物語の稚拙な世界観が、ギャップあるんで、 それがあまり全体の面白さに結びついてないんですよね。 いえね、雫井さんの、お姉さん、ご不幸があったのでしょうし、とても同情するのですが、でも、物語の面白さとは別の話でね。 というか、あっさりと底割れするオチなのがなぁ…。 実は伊吹先生は隆に殺されていて、隆はその証拠隠滅のために…云々という展開になればなぁ。 というわけで、雫井さんの書く物語としては、いまいち面白さがない本でした。 | ||||
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久し振りに読んでいてワクワク感がない本と出合いました。 万年筆をここまでくどく説明する必要があるんかな?万年筆の話がどこまで続くのか怖くなって途中で読むのを止めました。全体の30%ぐらいまで読んでも万年筆の話ばかり。いいかげんにしてくれという感じ。 リズム感の無い小説はつまらないです。 | ||||
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もうちょっと、確認してから、買うべきでした。 恋愛小説は、ちょっと苦手で、ほとんど読まないのに、タイトルからは、わからなかった。 不覚でした。 ビターブラッドは面白かったのに。 | ||||
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かなり前半部で先が読めてしまい、想像通りのベタな展開となったため興ざめでした。 万年筆のうんちくが一番おもしろかった。 | ||||
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大分前に話題になった作品、気まぐれで読んでみたが...。 これ、きっと恋に恋する年頃の女の子位にしか受けないのでは(例えそういう年頃の女の子でも、今時の子たちが共感するか甚だ疑問だが)。 一昔前の少女漫画を読まされた気分で、大人の男性の鑑賞に堪えうる作品では無いと思う。 教師であった亡き姉に対する作者の想いは、人としては理解出来るし、その部分だけは魂を感じる事が出来た。 ただ、それで作品の質を一変させるには至っていない。 好きではない作品を、レビューで酷評するのは避けているが、これに関しては、読む為に費やした数時間を後悔した。 何故話題になり、映画化までされたのか、皆目分からない。 謎の多い作品である。 | ||||
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ししこれまでの作風と大きく異なる内容のようで興味津々で読んでみたが、すぐに飽きてしまった。これまでの作品から何故にガラリと変えて本書を出したのか不思議でしょうがない。しかしこれまでの同著者の作品は、岐阜の美濃加茂の放火殺人事件にしても、柔道有力選手のドーピング事件にしても、元裁判官自宅の隣に越してきた気味悪い男にしても、いずれも出だしは気味悪くハラハラする導入部分がたまらなく良いが、後半、特に終盤はいずれも「何でこうなっちゃうの?」という失望に興奮が削がれて、「初め良くとも、最後が悪ければ全て悪し」作品に何とかつきあってきた。しかし久々に出された本書に至り落胆だけが残った。そしてそれ以来、本著者の作品は避けているが、その後出版の作品のブックレビューを参照するとどうも芳しくないようだ。本作品の女子大生、マンドリン部、部屋にあった元居住者の小学校教諭の日記、やたらと長い文具売り場の万年筆講釈、抑揚のない内容、とにかく相性が悪かった。 | ||||
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感動できる、という本の裏の言葉に惹かれて買ったのですが、 あまりストーリーに共感することはできませんでした。 全体的にだらだらとしていて(特に序盤が)、そのせいでしょうか、 物語にのめりこめず、私自身もだらだらと読んでしまいました。 最後の辺りでは何か心を揺さぶるものがあるのではと、 一応最後まで読もうとがんばったのですがね。 しかしそのラストとなっても心を揺さぶられるようなことはありませんでした。 他の本を選ぼかと迷った末でこの本を購入したのですが、 やっぱり別の本にしたほうがよかったと後悔しています。 | ||||
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いろいろな意味で映画が話題になったので、電車通勤の暇つぶしに買いました。 映画自体は見ていません。 読んでみると、万年筆や文房具屋での描写が長すぎて、途中で飽きてきました。 中盤では「せっかく買ったんだから」という理由だけで読んだようなもので、 話の次の展開も興味が湧かなく、読み終わるまで一週間もかかってしまいました。。。 個人的には読後、余韻に浸れる要素は何もありませんでした。 | ||||
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要らない文が多すぎて どこが悲しいのかもサッパリ解らないし、共感もできない 読んで一日経ったが(昨日、読み終わった本って何だっけ?)と 本を探して解るほど完成度は低いです。 伊吹先生は病気で死んだのかと思ったら 事故だったって・・・・別に病気は関係ないジャン・・・・ そこが1番、笑えた所だったので★1個 | ||||
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映画化もされた様で、とりあえず購入して読んでみました。 非常に良い話で感動なのでしょうが、正直あまり心に響くことが無くこのストーリーの中に感情移入することも出来ませんでした。 引っ越した先で前の住人が残したノート。 少ない登場人物で展開とラストが100%事前に解ります。 なので結果最後まで読んでも、私は感動することが出来ませんでした。 | ||||
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”犯人に告ぐ”が好きだったのと、映画化されたということで期待して読みましたが… できれば今時さだまさしの曲で感動し、マンドリンクラブに入ってて、男の裏切りにあんな反応を示す女子大生が主人公で、イラストレーターの個展のパーティがあんな雰囲気な小説は読みたくなかった。30年前の話ならまだしも…。 | ||||
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人気の作家ということで期待して初めて読みましたが、主人公の幼さ、思い込みの強さに絶句。この主人公の口語形で書かれているため、文も幼すぎる。 漫画を読むようにサーッと読めましたが、内容は残らない。 大学生ならもっと落ち着いて自分の頭で考えているのでは?私から見るとただの盗み見趣味とストーカー女のようで全く共感できなかった。 他の作品がこの作品と全く異なっていることを願う。 | ||||
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先生のノートから始まる出だしには興味が引かれたのだが・・・ 冗長すぎる万年筆の件は,物語の構成上明らかいおかしい.さらにステレオタイプの登場人物たち(人間味も何も会ったものではなく,ラノベより酷い)や,あまりにも簡単に先が読める物語の構成にも辟易してしまう.唯一の救いといえたノートも途中からは唯の恋愛日記になっていったことで,学校生活のことがどうでもよくなってしまった間は否めず,途中でしらけてしまった.外しだったと言わざるを得ない作品だ. | ||||
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優等生すぎる先生の人格設定や、使い古した設定、わかり過ぎるオチ、動機づけの安易さ。「火の粉」や「犯人に告ぐ」 と同じ作家が書いたとは思えず、まるで少女漫画を読んでいるみたいで中身がなく、苦痛だった。 | ||||
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「私じゃダメですか」というセリフは沢尻エリカさんなら現実には言わない(本人弁)、 という予備知識しかないままに読みました。映画も見ていません。 このセリフは原作にはありませんでしたが。 冒頭から日記で始まり、その持ち主の現在が想像できてしまい 結局、ストーリーも思った通りでした。 多少は必要だったかも知れませんが、万年筆のくだりはくどいと感じました。 万年筆図鑑ならまだしも、文字だけで延々説明されてもつまらないです。 私の持っているものも書かれていましたが、分かったのはそこだけです。 先生の日記も(当然とはいえ)たくさん出てきます。 小学校の先生として大変熱心に純粋に臨んでいたことは分かりますが、 あまりに優等生で逆に冷めてしまいました。 作者のお姉様がモチーフになっているそうなので、 こういう言い方は失礼かとは思いますが・・・。 最後は主人公が日記の一部を(大変長いです)丸暗記していたことが分かります。 涙をさそう部分ではありますが、この日のために暗記したのかと思われ 大勢の前で暗唱することかな、とは思いました。 好みの問題だとは思います。 世間摺れしてしまった私だから、共感できなかったのかもしれません。 もっと素直に読めたらよかったとも思いました。 「犯人に告ぐ」や「火の粉」は夢中になって読みましたが、 これに関しては時間がかかりました。 | ||||
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世間では、ライトノベルというか中高生向けみたいな小説が大流行していますが、 雫井さんもついに、「そっち系統」に手を染めてしまいましたね。 ガッカリしました。 最初の数ページで筋が見えた上、どこまでも薄っぺらな文章の羅列で、 最後の場面なんて思わず失笑。 唯一、よかったのは、「子供のメッセージ」ぐらい? 雫井さんの筆によるものではない部分が一番良かったなんて、とても皮肉。 「火の粉」の筆力はどこへ行ってしまったのか…。 陳腐な「お坊ちゃま」「お嬢様」キャラの造形にも失笑。まるで「安物の」 少女漫画を読んでいるよう。 こんな小説だったら、「作:雫井脩介 画:○○××」として最初から少女漫画 として売ればよかったのでは? 最後まで「何か」を期待して丁寧に読んでしまった自分が馬鹿みたいです。 | ||||
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なんとなく、装丁がきれいだったから、何の気なしに購入したこの本。僕は、ありとあらゆる小説を読みまくっています。だから、本当にいい作品しか内容を覚えていないんです。この作品、数日後に内容を忘れていました。映画化されると聞いた時、はて、一体どんな本だったっけと思ってしまった。それほど印象が薄い作品です。沢尻エリカのあの騒動を見て、もちろん映画は見る気はしませんが、この作品そのものもそれほど印象的なものであるとは言えません。素晴らしい小説は、どんなに時が経っても、その作品が放つ独特の空気感が心の中に残っていますから。後に、この作家が実は、警察小説のミステリー作家だと知り、早速読んでみましたが、正直、ミステリーとしては薄すぎる。非常に中途半端な印象を受けた。読み終わっても、「ふ〜ん」という感じしか残らない。数日後には、ストーリーを完全に忘れてます。この作者、すべての作品において言えますが、詰めが甘いんです。あともう一工夫必要なんです。今まで1,000冊以上小説を読んできた一読者の正直な感想です。 | ||||
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こういう恋愛系?はあんまり好きじゃないけど話題作なので読んでみた。 が、しかし・・・何これ!?(ーー;) そもそも設定に無理があるし、ストーリー展開はのっけからバレバレだし、最初の万年筆のうんちく長過ぎるし、途中で投げ出すとこだった。 主人公の友だちの彼氏が胸焼けするほど不快な人物だったり、ライバルのお嬢様が(主人公もだけど)型で押したような個性の無い人間だな〜と思ってたら、この作者は男性だったんだね〜!(読み終えてから気付く<爆)なるほどなるほど!((−−) いかにも男性が書いた女性、男性が書いた男性、って感じのラブストーリーだった。 | ||||
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沢尻エリカの舞台挨拶で、絶対見ようと思っていた映画を見る気がなくなり せめて原作だけでもと思い読んでみましたが、ガッカリしました。 先が読めるストーリーでかなり薄っぺらな感じがします。 こんな話で映画を作ったんだから、沢尻エリカが「別に・・・」 と感想を言うのも納得できます。 | ||||
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栄光一途が2000年1月、虚貌が2001年9月、火の粉が2003年1月で大ブレイク、犯人に告ぐが2004年7月、それで消えてしまったかと思ったら、久々にクローズド・ノートという書が2006年1月に出された。これまでの雫井小説の際立った特徴は、基本的に導入部から面白く始まって、途中までは鋭い描写に引き込まれる。しかし残念なのはいつも終盤、終わり方、これは残念なことである。今回どうした訳か斯様な少女小説に手を染めて、理由がよくわからない。主人公は住む部屋で先住者の置いていってしまったノートを見てしまう。その覗き見的展開が好きではない。文房具店の万年筆売り場の描写も、知ってる限りの万年筆をくどいように多くのページを割いて羅列して、そこだけ非常に浮いてしまった部分だ。斯様なジャンルは一時のスランプ脱出の気まぐれと考え、従来より更に素晴らしい推理の雫井小説に戻って欲しいものだ。期待している。 | ||||
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