■スポンサードリンク
クローズド・ノート
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
クローズド・ノートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙カバーには値段シールが二か所貼ってあって、剥がすのが大変でしたし、綺麗に剥がせませんでした。背表紙の角が上も下も潰れているし、表紙カバーも端が擦り切れている。やはり新刊の書籍とは違うな、と思いましたが、中は綺麗でした。価格を考えれば、不満はありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実話に触発されたんですね。 その意味で、疎かには出来ない作品だと思います。 涙が出そうになりました。 しかし、それだけでした。 素人の作品だと言われたら感心したと思います。 しかし、プロの作品としてはどうなんでしょうか? あまりに先が読め、あまりにもお約束。 万年筆や絵についてのうんちくも取って付けたよう、というのは言い過ぎでしょうか? 基本的にはベタな作品は好きですが、 これはちょっとベタ過ぎると思いました。 御免なさい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
万年筆販売のくだりが長いので、万年筆を軸にストーリーが展開されていくかと思ったら、主人公が片思いする男性との出会いのきっかけにすぎなかった。オチは途中ですぐにわかったのだが、著者の身内に起こった実話をもとに書いていると知り、良くも悪くもそれありきの話だと納得した。実話をもとにした部分はさすがにリアルで、生き生きと書かれていて好感が持てた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
美しい話の展開で、映画化されるのもうなずける。 特に女の人は好きそうな話です。 万年筆について、女子大学生の生活、教師と子供たちのやりとり なんかはちゃんと調べてあって、リアリティがある。 手紙と日記の見せ方は絶妙で素晴らしい。 良い話だとは思うが、自分自身の問題で感情移入はできなかった。 20歳前後の女性は共感できるんでしょうね。 どうでもいいことですが 結局ノートをどうしたのかが気になってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
悪くはないが、途中から結末が見えてしまう内容なだけにもうすこしひとひねり、一工夫がほしかったと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすさはピカ一なんですが、内容が伴っていないような気がします。 なんだか、思いついたものをそのまま書き出したようなそんな感じ。 そのせいで、展開が一言で言えば、薄っぺらくなってしまいました。 古本屋に100円でこの本が沢山積み上げられているのを見たときは、あんなに話題にされてたのにって思ったんですが、読んでみたら納得です。 多分一読したら手元に置く必要を感じない、ありふれた感じの作品かと。 トリックらしいトリックはあまり感じられません。少し「四日間の奇蹟」に似てるかなと思いました。 こういう本が好きなら、本作も気に入ると思いますが、私のように、宮部みゆきみたいに、伏線をはってからの大胆などんでん返しが好きな人には刺激が足りないかと思われます。 非常に質素で静かに終わった作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公が全然魅力的ではなく前半はとても読むのが苦痛で、後半は展開があまりにも予想通りで、どんなテンションで読んだらいいのか難しい本でした。 それでも伊吹先生の姿勢には心打たれます。 それだけに、ラストは個人的にドン引きしました・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画は観ておらず、文庫になり気軽に読めると思い購入。一晩で読みきり、それなりに面白かったものの、私好みの小説では無かった。 この主人公、大学生というそれなりに大人と言っても良い年齢の割に、何とも薄っぺらい。ノートを読む→感動→泣く→先生になりたいと思う・・・。そこにもう少し悩みだとか葛藤は無いのか。小学生の夢でもあるまいし。裏表が無さ過ぎてつまらない。 しかも、これをあの沢尻エリカが演じたというのだから驚きだ。。 この本でひとつ収穫があったとすれば、私も「天然」と言われることが多いが、周りから見るとこんな風にいらつかせるものであった、ということが分かったことか。おちゃめ、ぐらいに思ってたけど、これからは気をつけようと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うーん。。。なんていうか、私としては、大はずれ(笑 『火の粉』『犯人に告ぐ』が、とても楽しかったので、 大いに期待していたのですが。 そのうち楽しくなるのか?と我慢しながら読み進み、 最後まで楽しくならなかった(笑 雲井さん、悪いことはいいません、恋愛物はやめたほうが無難と思います(激笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
引越し先で見つけた1冊のノート。そこに綴られていたのは、ノートの 持ち主真野伊吹の心だった・・・。読み進めるうちに伊吹の心に共感 した香恵は、伊吹に会ってみようと決心する。 会ったことも話したこともない女性真野伊吹。香恵は、ノートを通して 伊吹の心に触れていく。その過程が読んでいてとても心地よかった。 伊吹の思いはやがて香恵の心に変化をもたらす。綴られた言葉が人の 心の琴線に触れ、そしてその人の人生感をも変えていく。つながる 伊吹の思いと香恵の思い・・・。震えるような感動と、泣きたくなる ような切なさがこの作品にはぎっしりと詰まっていた。そして、本の 後書きにも、もう一つの感動が!!哀しいけれど、心温まる作品だった。 最後に余談だけれど・・・。私は万年筆愛用者♪小学生のときに初めて 買ってもらったのをきっかけに、もう30年以上使い続けている。 大好きな万年筆の話がたくさん出てきて、読んでいてうれしくなって しまった(*^▽^*) これからも使い続けていこう♪ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーの展開の予想は出来てしまい、いまいち驚きというものが読んでいて感じなかった。 でも、読みやすいし共感出来るところもあり、伊吹先生の言葉に励まされたのも事実。 この本を読むと勇気が湧いてくるし、恋がしたくなると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
雫井脩介氏の書は何冊か読んでいたが、本書にはその作風の変化に驚いた。雫井氏の作品は、岐阜美濃加茂の放火殺人犯も、無罪男と隣人元裁判官家庭も、柔道ドーピング失格選手も、その他も、いずれも特徴はストーリーの前半が素晴らしい、後半、終盤、結末が「あれっ?」、これが気になっているし、とても残念に思っている。それに「猛烈に万年筆が欲しくなる」方、「万年筆もおしゃれ」な方、「取り合えず万年筆をもちたくなった」方、「読めば万年筆が欲しくなる」方ばかり。本書の読者層が窺い知れる。それならもっと万年筆が好きになるように、同時に古山浩一氏の「4本のヘミングウェイ」も読むことをお薦めする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
雫井さんが今まで挑戦していなかったジャンルに挑んだということで、 読んでみました。過去に出版された雫井さんの著作に比べれば、 やはり今一つ感があるのは否めません。 少々ベタな展開で、先が読めてしまったこともあるでしょうか。 ただ、そういった部分を差し引いたとしても、爽やかな読後感が 残りました。女性の気持ちを上手に捉えていると思います。 主人公である香恵の天然ぶりも楽しいものでした。 そしてあとがき。 この部分が本編にもたらす付加価値は大きいと思います。 なので、他のレビュアーの方も書かれていますが、 あとがきを先に読むのは控えましょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
雫井佑介がこんな書き出しで始まる小説を書くなんて! と最初は驚きながら読み進めていた。 正直いうと、少し文章に古さを感る部分もあったが、 全体として柔らかく、優しく沁み入る話だった。 自分の棲むアパートのベランダを見上げる男をみかけた香恵は、 その男性が、いつも自分がアルバイトをしている文具店に通う 石飛隆作だと気づく。鈍感でおっちょちょいの香恵の、それこそ あまりの気づかなさにやきもきしながら読み進めるのだが、 ある日押し入れからみつけた一冊のノートで、彼女が、本当に まさにやきもきするくらいゆっくりだが、変わっていく。 石飛さんとの恋、アメリカに留学中の友達との関係、 将来何をしたいかという漠然とした不安。そのもやもやしたものが 少しずつ、そして、最後にようやくくっきりと晴れ上がる。 香恵というひとりの少女の「自分探し」と読む事もできなくもないし、 雫井初めての恋愛小説、という紹介のされ方もうなづける。が、 少々物足りなく、かつ新鮮みを感じないのも事実。ただ、 あとがきを読んだとき、この作品に彼個人のある思いが注入されていること を知り、登場人物のひとり、伊吹先生を身近に感じる事ができたのが 収穫だったといえるだろう | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーの印象が強い作者のミステリーではない本なので初め少し違和感を持ちました。とはいえ文章は上手いので「まぁ、とりあえず」という感じで購入しました。 が、後半になるほどどんどん引き込まれていきました。 『火の粉』のような“硬い”感じでなく“柔らかく優しい”話で、結末は予想しやすいかもしれませんが、そう思いつつ、読み進めたくなる本です。 ミステリー以外のものでもハズすことなく書かれています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!