■スポンサードリンク
クローズド・ノート
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
クローズド・ノートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全82件 1~20 1/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お話はなんとなく分かっていましたが、温かい気持ちになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きな本で、うっかり処分してしまい、なかなか買えなかったので、嬉しかったです。映画の竹内結子さんを思い出させてくれますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画を観ての原作回帰でしたが、原作の良さが伝わってくる作品です。おすすめですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ビデオを先に見ましたが、文庫本も違う感動あり。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
教育大に通う堀井香恵の部屋に前住者が残した日記が。小学校教師の伊吹先生が綴る日記を読みながら、伊吹と隆との関係を香恵とイラストレーター石飛との仲と照らし合わせる。そして最後に真実が分かったときに総てを納得する。 久し振りに純文学を読んだが、まあこういうのもたまには良いかな( ̄▽ ̄)=3 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画は嫌いだけど、映画の予告編だけが好きでどうしても読みたくなって当時は手にしたと思う。 日記の女性の短い人生を想うと悲しいけど、亡くなったあとも一途に想ってくれる人の存在を読者の私は知っているという感覚が主人公とダブってて不思議に感じます。「自分では感じることがない想いがこの世界に生きてる。それなら一瞬だけ感じる希望の世界だなぁって。」亡くなった人を思い続ける男性に恋して、叶わないのに永遠を見ている満足感。生を落とされた現実の世界より生きてるリアリティを私にくれる本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上手い作家は、どんなジャンルで書いても面白い、著者の才能に惚れ惚れする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さしたる目標もなく日々を過ごす女子大生。彼女が部屋で見つけた一冊のノートには、仕事に恋に奮闘する女性教師の思いがつづられていた...。 自身の将来と恋に悩める主人公は、会ったこともない女性教師の言葉に励まされ勇気をもらう。恋愛ミステリ小説とでも言いおうか。 主人公と女性教師の関係性に謎解き要素があるのだが、これは残り100頁で分かってしまう。それでもぐぐっと感動するね。さらに、著者のあとがきで涙するというわけ。 ただ、女性同士の会話が面映ゆいのと、万年筆の蘊蓄が長すぎるのはどうなの? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「犯人に告ぐ」や「火の粉」で、雫井さんのミステリー作家としての才能はよく知っているのですが、こういう分野のものも書けるというのは凄いですね。敬服します。 基本的には恋愛小説だと思いますが、最初の方を読めばラストもそれまでの展開も凡そ予想できます。しかし、それでもラストシーンは感動的です。プロの作家というのは流石ですね。 電車の中でラストを読んだのですが、大の男が不覚にも涙しました。汗を拭くふりして目をこすったりなんかして。沢尻エリカ主演の映画も良かったですよね。 本作の評価は難しいのですが、さほど飛びっきりの意外性もないので、普通なら星4つというところでしょう。ただ、ケータイ小説という新たなジャンルに挑戦した作者の意気を買って、星もう1つ余分にあげることにします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画を先に見たので、展開は読めました。みなさんの評価が「いまいち」なのはわかるような気がします。ミステリーとしては物足りない。ラブストーリーとしてみると香恵か伊吹先生かどちらが主役かわからない。 香恵のほのかな初恋を描いたのではないでしょうか。初恋の相手はイラストレーターの石飛さんですが、恋敵はなんと自分の尊敬する伊吹先生だった! 香恵が真実を知るのは石飛さんの個展の準備で作品のサインを見たときです。誰も教えたのではない。最初のアパートでの出会いとその後の展開、日記に書かれていた何気ないことで「それしか考えられない」と気づいたのです。 ミステリー作家らしく、ちゃんとフォローがしてありました。司会の人が石飛さんの「意中の人の絵」をみて「お前にしか伊吹は書けないよ」と言ってました。 堀井香恵は少々お馬鹿なキャラクターとして描かれていますが、本当は頭がよいし、行動力もある。「意中の人の絵」が紛失したとき、真犯人を即座にみつけ、彼女の行動から捨てられた場所を推定し、本当に捜し当てました。だから、石飛さんに述べた「伊吹先生の代理としての祝辞」が感動的なのです。 内容が良いだけに、前半の万年筆のうんちくを含む渋滞運転が本当に惜しい。最後まできちっと読まずに古本屋に売った人が多数いたと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーとしてはありがちで、展開も想像しやすい恋愛小説。万年筆のくだりなんかは、よく研究してあって読者に興味を抱かせてくる。でも恋愛はいたってスタンダード。万年筆のような細部にこだわった濃密深みは、感じない。 ではなぜ、星4つか。 それは主人公香恵にとって、ノートの世界で生きる教師伊吹の存在があるからだ。「心の力」「太陽の子」生徒の為に真っ直ぐに突き進む志ある教師の姿には素直に感動できるはずだ。 気が付けば僕も主人公香恵と同じ気持ちで閉ざされたクローズドノートのページをめくっていた。 先生、勇気をありがとうと言いたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学生の頃図書館で借りた本。 好きだったので今度はKindleで!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書店で何気なく買った。この作品が既に映画化され、同名の作品で沢尻エリカが主演していることは全く忘れていた。軽い本だろうなと言う気持ちで取り上げた本であったが、結構感動させてもらった。女子大生が自分のアパートの部屋で前の住人が残した日記を見つける。それには小学校の先生と思われる女性の奮闘と淡い恋が描かれていた。一方この女子大生の現実の生活も併せ描かれていく。その女子大生が恋心を持つ男性の彼女がその日記を綴っていた小学校の先生だったという物語であるが、作者の後書きにあるように、この小学校の先生は作者雫井の実姉であったようだ。この作品の感動するポイントはこの小学校の先生が事故死したため、恋を成就できなかったということにあるがこの作者の姉も不慮の死にあっているのだ。涙が途中とまらなかった作品であった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後の最後でホロリとしてしまいました。 心が暖まる、素敵な本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おすすめ商品を眺めている時に、「『虚夢』などを評価されたお客様にお勧めします」と表示されているのを見かけた。 映画版は見ていたので内容は知っていたので、「どうして『虚夢』からあれに繋がるのだろう?」と思い読んでみた。 そのつながりはよく分からなかったけれど、やっぱりいい作品だなと思う。 恋愛ストーリーも良いのだろうけど、自分が今現在そういった意識はあまりないので、それよりも仕事面のことだったり、人間関係などの関心が強かった。 教師という仕事に真正面から向き合っていた伊吹先生からは刺激を受けたし、万年筆を売る時の「“共感できるストーリー”で売る」というのも教えられた気がする。 親友・葉菜の恋人の鹿島からは、付き合いの難しさ等を教えてもらった気がする。 それから彼からは、反面教師として多くのことを教えてもらった気がする。 それからこの小説を読んで思ったのは、しばらく書いていない日記を再開しようかなということ。 なんだか毎日書いていることが多かったので、休んでいたのだが、伊吹のように“魂”を込めて書けば違ったものになるかもしれない。 映画版を見た人を観て読んでいない人や、毎日に張りを感じないような人にもお勧めしたい。 きっと何か感じることがあるのではないかと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中からある程度展開は読めましたが、 鹿島の薄っぺらさに腹が立った。 伊吹は「家族」として生徒と接してきました。 こんな先生がいたら、人生もっと変わったかも知れないと。 ラストシーンは、涙があふれてきました。 オチはつきましたけど、後日談が読みたいところです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直オチは結構最初の方で読めてしまいますが、ミステリでもないので、むしろその過程でじわじわ涙腺がゆるみます。 印象的な言葉が多かったですが、中でも、伊吹先生の日記にあった「(いきなり恋する気持ちを伝えるのは)映画のクライマックスだけみせるようなものだ。それでではいけない」的な部分が凄く胸に響きました。 相手の気持ちを引き出すなら、怖がらずに自分の気持ちから徐々に伝えていかないといけない、と素直にそう思えましたね。 あと、他のレビューにもありますが、あとがきでもまたジンと来ます。 わずか2〜3Pなので、読み飛ばさずに、最後まで作品を味わってください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
往復5時間の電車の中で、一気に読み終えました。 最近の韓国ドラマを観過ぎたわたしにとっては、あまりにも毒気がなくてあっさりしたお話でした。 但し、あとがきのところを読んで、 「作者の魂がこもってた」 「だから何か引き付けられるところがあったのかな…」 と気付かせられたような気がします。 万年筆欲しくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
万年筆が好きで文具店でアルバイトをしている女の子、が主役なので仕方がないのでしょうが・・ 万年筆についての説明文が長く続くところがありちょっとダルかった箇所はありましたが、私は最後の終わらせ方がとても好みでした。 その後二人はどうなるのか・・二人が結局は結ばれないとしてもきっとそれぞれ幸せになるハズだ。 と、勝手に想像してみたり幸せな余韻が残りました。 最後に著書のくだり。読むと余計に感慨深いものが残ります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
30代、男です。「犯人に告ぐ」が好みだったので、作者名を見ただけで買いました。ホントに女子大生のアタマの中がこんな風になっているのか、頭髪が薄くなりかけのアタマしか持たないおぢさんには、わかりません。しかし、この本を読むと「ずっと味わっていたい大切な感情」に何度も触れることができるは確かです。ノートが本格的に出てくるのがちょっと遅いですが、読後感は素晴らしいです。(お陰様で読む前に夫婦ゲンカした妻を許すことができました・笑)「引き出しの多彩さ」が東野圭吾氏を思い出させました。雫井氏から読書に入った人には、東野氏の作品も気に入ると思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!