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クローズド・ノート
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クローズド・ノートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 41~60 3/6ページ
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文具店でのアルバイトとマンドリンサークル活動。 友達と楽しい大学生活を送っている。 でも、なんとなく物足りない思いを抱えている。 そんな教育学部の大学生「堀井香恵」が ある日自室のクローゼットで見つけた1冊のノート。 興味本位で開いてみると、 そこに綴られていたのは、 以前その部屋に住んでいた女性「真野伊吹」の想い。 小学校の教員をしている彼女は、 あたたかくおおらかに児童たちと接しながら、 一人ひとりの特徴を活かした教育指導に懸命に取り組み、 プライベート面では、 大学で同窓であった隆との進展の遅い恋愛に一喜一憂。 ノートを読み進め、 会ったことも話したこともない伊吹の心に触れていく中で、 伊吹の想いはやがて香恵の心に変化をもたらします。 綴られた言葉が人の心の琴線に触れ、 そしてその人の人生観をも変えていく*** そういうことって、ありますね。 切なくて淡い、心あたたまる物語でした(*^^*) | ||||
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はじめに「火の粉」を読んだので、次はどんな殺人モノなんだろうと 思いながら読んでみたら、恋愛小説でした。 最初から結構オチが最後まで見えてる話なのに、涙を流してしまいました。 さわやかで心が温まる、少し切ない話。 それにしても、この雫井さんはどうしてこんなに人物描写がうまいのでしょう。 男の人なのに、女性のことを本当にうまく書いていらっしゃって驚きます。 癒し系じゃなくて、少し変わってる女の子、香恵に共感をもてる部分がたくさん あるんです。びっくりしました。 | ||||
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要らない文が多すぎて どこが悲しいのかもサッパリ解らないし、共感もできない 読んで一日経ったが(昨日、読み終わった本って何だっけ?)と 本を探して解るほど完成度は低いです。 伊吹先生は病気で死んだのかと思ったら 事故だったって・・・・別に病気は関係ないジャン・・・・ そこが1番、笑えた所だったので★1個 | ||||
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主人公が自分と同じ大学生だったということもあり、手にとりました。 読んだ後、とても暖かい気持ちになりました。本の感想って上手く言葉にできないんだけど(だから読書感想文って苦手なんだけど(笑))これは手元に置いておきたい。また読み返したいって思いました。つい感情移入しちゃってドキドキしたり、思わず笑ってしまったり‥星美さん(嫌な感じの登場人物)に怒りを覚えたりしました(笑)本のレビューってあんまり書かないけど、この本は他の人にも読んでほしいなって思ってレビュー書きました。 | ||||
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映画化もされた様で、とりあえず購入して読んでみました。 非常に良い話で感動なのでしょうが、正直あまり心に響くことが無くこのストーリーの中に感情移入することも出来ませんでした。 引っ越した先で前の住人が残したノート。 少ない登場人物で展開とラストが100%事前に解ります。 なので結果最後まで読んでも、私は感動することが出来ませんでした。 | ||||
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なんていうか、文房具屋でバイトする女子大学生というのが凄くいい味だしてます。 万年筆なんか使ったこともない私だけど、万年筆を買ってみるのもいいかなぁなんて思ってしまいます。 私自身今年初めて小学校で担任をしているので、伊吹先生の奮闘ぶりに共感したり、涙したり。私はとてもこんないい先生でいれてないなと日々の仕事を反省したりでした。 とてもすてきな作品だと思います。映画も見てみようかなと思いました。 | ||||
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大好きな話です。 もう、予想通りのベッタベタな展開で何一つ驚きや新しさはないのですが、 最後には涙が出てしまいました。暖かい感動に包まれます。 個人的には万年筆のくだりが一番楽しかったです。 主人公はよく「ちょっと変わってるよね」と言われることに内心ムッとしているけど、何も言えないところが逆に「普通の女の子」を極めているようで共感してしまいました。 本を沢山読んでいる人には平凡すぎてつまらないかもしれません。 初心者にオススメ。 ついでに、これは映画にするには如何せん地味すぎます。 沢尻エリカが「別に…」と言ったのも何だか分からなくもない気が… 是非小説でどうぞ。 | ||||
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賛否のある作品ですが、ウチは素敵な言葉が残された作品だなと好印象です。 タイトルからも、クローゼットに残された日記からもラストは見えているんですが、それでも「良いかな」と思わせる雰囲気があります。 万年筆のアルバイトのシーンは余計とか、あんな女子大生はいないとか、マンドリンのコンサートのシーンはいつの時代だとか、他のレビュアーも含め突っ込みどころは色々とあるのでしょうが、そういう些末なことではなく、あとがきに書かれている「筆者の手によるものではない文章」に、著者が接した時の気持ちが、ほんの少しでも読んでいる人に伝わればいいなぁと感じました。 なんとなく、万年筆を買いたくなりました。……毒されているかなぁ。 | ||||
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『虚貌』、『火の粉』、『犯人に告ぐ』など、ハードなミステリーを書い てきた雫井脩介氏の作品だが、これらの作品とは若干趣きが変 わっている。どちらかと言えば主人公の雰囲気などデビュー作の 『栄光一途』に近いだろう。 作品の内容は、少し読んだだけで先の展開が読めてしまう。ただ、 小学校の教員である伊吹先生のノートは非常にリアリティーがあり、 主人公の香恵だけでなく、一緒に読んでいる自分も四年二組の 一員になったような気がしてくる。作者の姉の日記がベースになっ ているとの事だが、上手く物語りの中にまとめられているのは作者 の力量だろう。 ラストは確かに感動的なのだが、予測の範囲内に収まってしまっ たという感がある。無神経で優柔不断な印象を受けるイラストレー ターの彼に、もっとキツイ一発を喰らわせてやりたかった、と言うの が個人的な感想である。伊吹ノートがあればネタには困らないと 思うのだが。 タイトル通り、本当の物語はノートを閉じた時から始まるのだろう。 そして、ノートを閉じる時、主人公の香恵だけでなく、読者にも、 伊吹先生ありがとう、という思いが残るのではないだろうか。 | ||||
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主人公である女子大生の香菜が、 自分の部屋の押し入れから、誰かのノート、日記を見つけて、 自分も日常を過ごしていきながら、 そのノートの持ち主の記憶をたどるように、読み進めていって・・・という話。 まず読ませる話です。香菜の日常も一人称で、 ノートの伊吹も、日記なのでさくさく読み進んでいけます。 香菜はある意味、普通の日常を過ごしている一方、 伊吹は小学校の先生をしながらも、切ない片思いが進行中です。 まずこの片思いがあまりにじれったく、かつ一途なので、 (ドキドキしながら弁当の差し入れが行われたりします!!) 思わずニヤニヤしてしまいつつ、失敗するとちょっとヘコんだりします。 きっと作中で読んでいる香菜もニヤニヤしたり、一緒にヘコんだりしつつ、 読み進めていたんだろうなと。 そしてその香菜の日常も、やっぱり一緒に喜んだり、悲しんだりしながら進んでいきます。 終盤の展開は伏せますが、、 予想はついても予想を超える展開と、 言葉のあたたかさについつい泣いてしまった話でした。 よかった。 | ||||
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”犯人に告ぐ”が好きだったのと、映画化されたということで期待して読みましたが… できれば今時さだまさしの曲で感動し、マンドリンクラブに入ってて、男の裏切りにあんな反応を示す女子大生が主人公で、イラストレーターの個展のパーティがあんな雰囲気な小説は読みたくなかった。30年前の話ならまだしも…。 | ||||
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人気の作家ということで期待して初めて読みましたが、主人公の幼さ、思い込みの強さに絶句。この主人公の口語形で書かれているため、文も幼すぎる。 漫画を読むようにサーッと読めましたが、内容は残らない。 大学生ならもっと落ち着いて自分の頭で考えているのでは?私から見るとただの盗み見趣味とストーカー女のようで全く共感できなかった。 他の作品がこの作品と全く異なっていることを願う。 | ||||
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先生のノートから始まる出だしには興味が引かれたのだが・・・ 冗長すぎる万年筆の件は,物語の構成上明らかいおかしい.さらにステレオタイプの登場人物たち(人間味も何も会ったものではなく,ラノベより酷い)や,あまりにも簡単に先が読める物語の構成にも辟易してしまう.唯一の救いといえたノートも途中からは唯の恋愛日記になっていったことで,学校生活のことがどうでもよくなってしまった間は否めず,途中でしらけてしまった.外しだったと言わざるを得ない作品だ. | ||||
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映画化にもなった本作が気になり、通勤電車で読むために購入しました。話しの展開は直ぐに想像できる感じがしました。しかし作者の本意は話しの展開うんぬんよりも心に残る姉の姿と、伊吹の想いをどう表現するのかだと感じました。そして後書きを読んでみて、作者がいかに姉を慕って、世の中に姉の存在を残したかったのだという気持ちを感じました。激しい展開を期待する作品ではなく、人の内面を感じほんわかしながら楽しむ作品だと思います。 | ||||
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主人公が全然魅力的ではなく前半はとても読むのが苦痛で、後半は展開があまりにも予想通りで、どんなテンションで読んだらいいのか難しい本でした。 それでも伊吹先生の姿勢には心打たれます。 それだけに、ラストは個人的にドン引きしました・・・。 | ||||
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私にしては珍しく、映画→原作の順番で読んだのですが、映画よりも原作の方が面白かった。 まぁ、普通と言っちゃ普通なんだが、普段万年筆を使っている私としては1点プラスしなければなるまい。尤も私が使っているのは安いやつだけどね。 | ||||
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優等生すぎる先生の人格設定や、使い古した設定、わかり過ぎるオチ、動機づけの安易さ。「火の粉」や「犯人に告ぐ」 と同じ作家が書いたとは思えず、まるで少女漫画を読んでいるみたいで中身がなく、苦痛だった。 | ||||
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映画は観ておらず、文庫になり気軽に読めると思い購入。一晩で読みきり、それなりに面白かったものの、私好みの小説では無かった。 この主人公、大学生というそれなりに大人と言っても良い年齢の割に、何とも薄っぺらい。ノートを読む→感動→泣く→先生になりたいと思う・・・。そこにもう少し悩みだとか葛藤は無いのか。小学生の夢でもあるまいし。裏表が無さ過ぎてつまらない。 しかも、これをあの沢尻エリカが演じたというのだから驚きだ。。 この本でひとつ収穫があったとすれば、私も「天然」と言われることが多いが、周りから見るとこんな風にいらつかせるものであった、ということが分かったことか。おちゃめ、ぐらいに思ってたけど、これからは気をつけようと思う。 | ||||
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あの「犯人に告ぐ」の作者が書いた青春恋愛小説。 別に殺人事件があったりとか、相手が不治の病にかかっていたりとかの設定ではないので、淡々と進んでいくので、何かいまいち退屈だなぁ…と思いつつ読み進めたが、最後で「あっ」と思わせて、一気に感動のフィナーレへ…という感じでした。 先生を目指し教育大のマンドリン部に属する女性。アルバイトで文具屋に勤め、万年筆を担当している主人公と、その親友で海外に留学している女の子と彼氏、万年筆を買いに来たイラストレーターの男、その男に寄り添う少しセレブな編集者などの登場人物が織り成す日常の生活がベースに進んでいくのだが、一番のテーマを握っているのは、その主人公の部屋に置き忘れられていた前の住人の日記。 その日記の持ち主は、小学校の新任先生で、毎日の出来事を細かく日記に書き綴っている。登校拒否の女の子との対応とか、学校生活の面白かった事、悲しかった事。最初は学校生活でいっぱいだった日記が、ある日、学生時代の彼氏と出会ってから、彼氏との駆け引きの内容が増えてくる。 その主人公のマンドリンの女の子も現実に恋愛で悩んでいて、その日記を見ながら励まされたり勉強したり…と実際に泣いたり笑ったりしながら生活している。 その日記をその先生に返しに行こう…と学校に行ってからが急転直下。ああ、前半はこの事のための布石だったのか…どうして自分は気づかなかったのか…と作者にしてやられた気持ちでいっぱい。 さすが推理小説である程度の地位を築いた作者である。 最後の方のシーンでは、この私が少ししんみりしてしまう場面もあり、最後の最後では笑顔と爆笑、これからの展開がいい方向に行く事をにおわせつつ、少し波乱を予想させる終わり方。 ふと昔に返ってみたいときに読むにはもってこいの本だ。 | ||||
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人は言葉を発することで、人を傷つけたり喜ばせたりしています。 主人公、香恵の部屋にあった1冊のノート。 部屋の前の住人“伊吹”が置き忘れていったノート。 ノートをめくるうちに、伊吹の生き方に共鳴していきます。 伊吹の行動に一喜一憂したり、恋愛の指南書にしたりと、香恵を大きく変えていきます。 ノートを読み終えた時、香恵は、どう感じるのか、どのような行動に出るのか。 そこからが、本当の意味での香枝の人生のスタートラインなのだと思います。 | ||||
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