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小暮写眞館



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小暮写眞館の評価: 3.97/5点 レビュー 161件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全111件 61~80 4/6ページ
No.51:
(5pt)

最終章がよかった

上巻の謎解きをからめた青春小説のまま終わるのかと思いきや、
花菱家の過去が題材の最終章にやられました。
特に、大人びた次男・光くんがずっと抱えていた思いを通じて、
お兄ちゃんが自分自身の気持ちに気づき、色々なことが溶けていく
ところがぐっときます。

たしかに宮部みゆきっぽくありません。
でも、いい話です。
小暮写眞館(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館(下) (講談社文庫)より
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No.50:
(4pt)

さすがに宮部みゆき

霊や念写など、全く信じませんから、そういう話は陳腐としか思えません。しかし宮部みゆきは、現代に「善」を描き、ハッピーエンドにするには、もののけの力を借りるしかない、それほど今は腐りきっていると感じているのかもしれません。
小暮写眞館(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館(下) (講談社文庫)より
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No.49:
(5pt)

おもしろい!!

上下購入しました。
どこにでも持ち歩いていつでも読みたいので、文庫になるのを長い間待っていました。
宮部みゆきさん、大好きですが読んでいる間、宮部みゆきさんの作品だということを、忘れていました。
賢い行動力のある少年が出てきて謎を解いたり問題解決したり、そういうところは宮部作品なんですけど、これまでとは全然違う、世界観。
苦しくてきれいで、泣きたくなりました。
時代物以外で一番、気に入った作品です。
小暮写眞館(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館(下) (講談社文庫)より
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No.48:
(4pt)

はずれなし。

決して、明るいばかりの話しではないし、かなり重たい部分もある。それでも、登場人物達全てのこれから(未来)が精一杯、いいものとなるであろうことが見えるような読後感。
小暮写眞館(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館(下) (講談社文庫)より
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No.47:
(5pt)

懐かしい気持ち

どこの家族にも、何かしらの秘密があります。 家族の歴史には、楽しいこと、悲しいこと、我慢しなければならなかったこと、望外にうまくいったことなど、様々な思いがつまっています。 この本を読んでいて、自分の家族の歴史=様々なことを思い起こしました。
小暮写眞館(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館(下) (講談社文庫)より
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No.46:
(5pt)

春風みたいな作品です。

小暮写眞館という写真屋さんだった家に引っ越してきた花菱一家。
ハッとさせるようなトリックや奇をてらった事件はありません。ごく普通に見える家族の抱えていた問題と、それを乗り越えようとする姿を抑えた文章で淡々とでも丁寧に描いています。
正直前半は本の分厚さにかったるくなったりしましたが、後半になるにつれぐいぐい引きこまれ、一気に読み終わりました。
途中自分と重なり胸が痛くなり涙してしまう部分もありましたが読み終わり、本を閉じた時に目に入る一面の菜の花の中を走る電車、澄んだ空の色。
読後の私の心の中もそんな景色でした。
始まりを感じさせる春の景色なのがぴったりです。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.45:
(5pt)

宮部みゆきの圧倒的な筆力に脱帽

宮部みゆきが描く少年はどうしてこうも魅力的なのだろう。本書の主人公も例に漏れず。
作者の巧みな人物描写によって全ての登場人物が活き活きとして魅力的。
…と、文句のつけようの無い作品なのだが、何故こうも分厚くて重いのか。身体を壊す重量である。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.44:
(5pt)

大好きな作家です

大好きな作家なので作品は欠かさず読んでいます。今回も期待を裏切らないものでした。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.43:
(5pt)

宮部さんのファンです

本は、少し使用感がありましたが、物語はとても面白かったです。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.42:
(5pt)

小暮写眞館を読んで

テレビで放映されていたので、内容が面白かったので購入。
テレビも面白かったが、小説はもっと面白かった。
宮部みゆきさんの得意のオカルトを少し織り交ぜながら、
それが、本編で重要な役割をはたしており、それを軸に
展開する人間模様が大変良かった。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
4062162229
No.41:
(4pt)

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.40:
(5pt)

宮部みゆきの真骨頂がここにあり,です

この本は,著者によると,それまで書いてきた模倣犯などの殺人とそれをとりまく重い環境を書き続けることに疲れ,ほっとする本を書きたいと思って書き始めたとのこと。軽いタッチで描かれた全5篇がつながっていく展開は,途中まででも読みやすく,一話ずつがさらっと読めて,それでいて実は底流に流れている重要なモチーフはだんだんあらわれてくる,それこそ宮部文学ならではの重層的展開を見せていきます。
 笑いと,ときどきの涙をぬぐいながら,最後に圧倒的な感動が味わえます。 これは読まなければ損です!
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.39:
(4pt)

長い長い少年の物語

これは昔見たNHKの少年ドラマシリーズ。映画のスタンドバイミー。アニメの銀河鉄道999。
 どうってことない日常の生活の中にある少年のころの不思議な世界か。宮部の作品に感服した。
 ファンタジーとも言えなくもないが、ごくありふれた日常の少年の世界って感じがする。
心霊写真から探偵のまねごと。年上女性との初恋。そして別れ・・・などなど。花ちゃんが考え、感じ、そのすべてに共感していく自分がいた。なかなか長い文章で疲れるが、最後の100ページは一気に読ませてくれた。読み終わって涙が不覚にも出た。

 小暮写真館にいけばまた会えるよな。花菱家の家族に。その仲間たちに・・・

 読んでいて登場人物に俳優が重なった。花ちゃんは、瑛太。順子は、中谷美紀ってところか。下手なドラマなら作ってほしくないけど。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.38:
(5pt)

装丁が綺麗すぎる

この本を図書館で借りて読んでから、そろそろ1年が経つ。
ラスト付近で完結する家族の再生物語。
個人的なことだが、自分の家族、身内にも、この1年いろいろあった。
結構、重ねて読んでしまった。

図書館の本、700ページもめくると、手が汚くなって、そのせいだけではないけど、疲労が溜まり、体調崩した記憶がある。
買うか? 買いたい。 でも迷う。

なぜか?・・・

それは、装丁があまりに綺麗すぎるからである。
こんないい装丁が部屋にあったら、自分があまりに汚く弱くおもえてしまいそうで、それでメンタルが不安定になるのが怖い。

まぁ、泣ける話。横須賀線と、千葉の小湊鉄道だったか、いすみ鉄道だか忘れたけど、でてくる。
白いかもめも、たしか出てくる。鉄道ファンとして、そそられた。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.37:
(5pt)

読後感が大変良い

宮部みゆきさんによる現代小説。
ファンタジーや時代小説も多いですけれども、個人的に宮部作品の現代小説が好きであったので
久々の現代小説を楽しみに読みだした。

と言っても700ページを越える分量にはどうしても構えてしまう。
もちろん読みやすい内容でスイスイと読めるが厚さにビビってしまいがちだろう。
まず読み始めることが出来るかどうかが一番重要であると思う。

内容は花菱栄一(花ちゃん)という都立高校生とそのちょっと変わった家族が写真館を改造した自宅に住むことになって
心霊写真と疑われるものを調査しはじめると言ったものだ。

大きく分けて4つの話しが展開される。どれもが最終的にハッピーエンド、救われる内容となっていて
読後感が大変良い。これまでの宮部作品で現代小説と言えば事件や殺人モノであったが
その先入観、思い込みが良い意味で砕かれた印象。

WEBの朝日新聞の書評に著者本人の気持が書かれていて、殺人ものはコリゴリということだ。
昔と作風が違うと思う人もいるだろう。
しかしこれは新しい分野を開拓していこうとする宮部みゆきの進化、発展である。
その新しい第一歩となる本作を楽しもう。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.36:
(4pt)

最後が・・・

宮部みゆきさんらしい作品で奥が深いです。
私は読んでいるうちに主人公に恋をしてどんどん引き込まれました。

かなり面白いです。
最後はどんな結末なのか凄く楽しみだったのに
ラストの章は無理やりでなんか拍子抜けでがっかりでした。
先を急ぎ過ぎ無理に話を終わらせてる気がする・・・
この本を仕上げるのに かなりの日が、かかっているからなのか。んっん・・・
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.35:
(4pt)

宮部さんの作品の中で久々に手元にとっておいていいかな、と思った本

宮部さんの作品にどのようなものを求めているかによって、評価が変わるのではないかな、と思いました。

この作品は、若干できすぎ感はあるけれど、わりと普通な高校生の数年間の話です。
理不尽さ、やるせなさ、切なさはところどころにあるけれど、その表現は穏やかでパンチのある話ではありません。
心をえぐり取られるような、はっとさせるようなところもなく、出てくる人達はなんのかんの言って、次に向かって進んでいきます。

『火車』や『楽園』、『模倣犯』なんかの世界を求めている人には違うだろうと。
『ステップファーザーステップ』とか『初ものがたり』とかを好む私にはあってる感じでした。

まあ、ただ単に表紙の写真が好きだったというのもあるけれども。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
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No.34:
(4pt)

ここから「スタート」する物語。

変わり者の花菱家の父が買い取った家は古い写真館。
看板を付け替えないで暮らしているものだから、ある日、女子学生がその写真館で現像した"心霊写真"を持ち込んでくる。

700ページを超える長作ですが、正確には4つの中編を繋いだ連作小説。
かつて「小暮写真館」だった古家に住む高校生・花菱英一に持ち込まれた心霊写真と、その謎から始まる「人の繋がり」を感じるストーリー。
宮部みゆきさんらしい冗長かとも思えるくらいの丁寧な描き方で、気がつくとこの家族、友人、知人のストーリーにはまり込まされていました。
読み始めた時にはミステリかなと思っていたのですが……

高校生の英一くんを含めた「スタート」の物語、だと感じました。
特に不動産屋の事務員・柿本順子さんとの駅のシーンはもの凄く好き。
連作のテレビドラマ(できれば深夜枠)でしっとりと見たくなる作品です。

時代物も良いのですが、やはり宮部みゆきさんの作品は現代物が好きですね。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
4062162229
No.33:
(5pt)

線路は続く、どこまでも

発売当初はレビューの評価が低かったので購入を控えていた。

最近になって評価が上がってきたので購入した。

その理由が解った。

模倣犯以外は全て読んで来たオレの方が宮部みゆきワールドには精通している。

純粋にいいはなしじゃあないか!

純粋に…

それ以外に、何か必要なのか?
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
4062162229
No.32:
(4pt)

今元気になれる・・・本

高校生の花菱英一君家族が古家の元「小暮写眞館」に住み着いたところから物語が始まる。宮部氏の作品はいつも小説の中に丸ごと街を入れてしまい、住人たちが実際に生活しているような臨場感を作ってしまうところに感心をする。そして、その街の世界に不思議さが共存する。主人公を取り巻く青年たちも実在するようで生き生きしている。
小暮写眞館 (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:小暮写眞館 (100周年書き下ろし)より
4062162229

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