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ロートレック荘事件
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ロートレック荘事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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「推理小説史上初のトリック」とか「メタ・ミステリー」とか言われてしまうと、最初の数ページを読んだだけでなんとなく分かっちゃいますよ。この本を人に勧める際は、「普通に面白い本」とだけ伝えて、「ネット上のレビューはネタバレだらけなので見ちゃダメ」と事前情報を防いであげると良いでしょう。 作品としてはどうでしょうね、先入観無しで読んだとしても「ふーん」で終わっていたように思います。情報量の少なさや、微妙なアラの多さで、ああでもないこうでもないと考える楽しみはあまりありませんでした。172ページ以降の解答編は蛇足だと思います。ロートレックのカラーページは大変素晴らしいのですが。 筒井康隆の熱狂的ファンは読むべきでしょうが、それ以外の方には正直お勧めできないです。 | ||||
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そこそこミステリを読んでいれば序盤で仕掛けに気づく事でしょう。 大掛かりなトリック一つに内容を絞ってしまっているので、そこに気づいた後は惰性で読み進めるしか無かった事が残念。 もう少し小出しなトリックや人間関係を広めた方がミスリードや内容に深みを加えられたと思う。 逆に、短い内容で読みやすい文章なのでミステリ初心者の方にはオススメ。 | ||||
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ネットで調べたりして評判の良いミステリを色々読んでいるが、 この叙述トリックは私的には葉桜の季節に…と並んで最低レベル。 わずか200ページでよかったと思う。といっても犯人が分かってからの ラスト30ページくらいはアホらしくて読んでいないが…。 叙述トリックには人それぞれに許容できるものとできないものがあるはず。 私にはこれは一切許容できない。 | ||||
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友人に薦められて購入しました。 私は読んでいても最後まで気づきませんでしたが、言われてみれば最初から違和感のある文章かもしれません。 殺人のトリック、動機は正直大した事無いと思います。 読み手に対しての文章のトリックですよね。 何か釈然としない後味でしたが、短いので一気に読めました。 あー、そういうことね。と少し感心したい人はどうぞ。 | ||||
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ロートレックを積極的に絡ませた意味がわかりません。 それと、文庫版49ページロートレック荘平面図での 人名表記は明らかにおかしすぎます。あれでフェアだとでもいうのでしょうか。 | ||||
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トリックが悪いわけじゃないと思うのですが、序章の文章が何か不自然で、カラクリがわかってしまいました。文章の不自然さで真相がわかっちゃった人も多い気がするんだけどなぁ。ネタばれになるので具体的には書けないのですが、もうちょっとうまく書いてくれたら、きれいに騙されたのに....。 | ||||
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なぜ、主人公がこれほど 美女三人から愛され続けるのかの違和感と 身障者に対する自分の気持ちとの葛藤。 種明かしでの突然に出てくる×××に対しての 驚愕、またその後の違和感。 詳細な種明かしの検証に ひとつひとつ読み返す気力を強いても 私のようにそれに、疲労を感じてしまい その部分を読み飛ばしてしまう読者も 少なくないと思います。 新たな、企みとしては 決して失敗ではないと思いますが、 エンタテイメントとしては、 成功とは、言い得ないと思います。 20100918 なお、カバーの新潮文庫による 裏書の説明は、 全くもって 不要のものです。 | ||||
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他の作品と比較すること自体あまり好きではないのですが、それを承知で言わせていただくと 「殺戮にいたる病」ほどには洗練されてはいない。 トリックそのものには途中で気づいたものの、「はて?」と首をかしげるばかりでした。 しかし、最後まで読めばきっと「やられたっ!」と言わしめてくれるとの期待を抱いてはいましたが、最後まで読んでも納得できませんでした。 最後の言い訳じみた種明かしはなんでしょう? 「殺戮にいたる病」は種が明かされた瞬間、ページを遡りたくなる衝動に駆られたものですが、「ロートレック荘事件」に関しては最初の数ページを読み直して唯一つ、読みにくい文章の謎が解けたぐらいですかね。 難しいことをやってのけたことは評価に値しますが、事件そのものが無ければ全てが上手くいったことを思うと、なんとも遣る瀬無い気持ちになります。 | ||||
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ただの面白い推理小説だと紹介されれば楽しめたと思う。 最初から文章を慎重に読もうとして最初でネタに気付いてもう最悪。 本の評価ではない。 紹介の仕方が間違いだった。 この本を紹介したネットのせいだ。 | ||||
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筒井作品だからそこそこ楽しめるだろうと読み始めてみましたが… いろいろな意味で、読まないほうがよかったと後悔しました。 私はふだんあまりミステリーは読みませんが、年季の入ったファンがどう感じるか、興味深いところではあります。 ロートレックの絵は、楽しめました。 | ||||
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ロートレック荘と呼ばれる洋館に集まった美女が一人また一人・・・、といったような内容説明が文庫の裏表紙に書かれている。ここまでの説明だけなら、オーソドックスな洋館を舞台にした作品として期待するのだが、説明文の一番最後に「前人未到のメタ・ミステリー」なんてことを書くのは邪道だと思う。正直、新潮社にはまともにミステリを読んだことのある人間がいないのか、と疑いたくなる。 作品を読んでみたが、これはちょっと好みではない。メタ・ミステリがダメとはいわないが、トリックの為に張った伏線がどうも浮いているというか、違和感を感じさせるようなものが多い、というのは頂けないし、また、バレたあとで、本文での伏線の部分をわざわざ再掲しているというのも、良くない。確認したい人がいれば、それはその人が勝手にやればいい話で、作者がそれをするというのは、読者に対して、自分が「フェア」であるとひけらかしているようで、あまり印象に良いことだとは思わない。 また、舞台はロートレック荘という、ロートレックの作品が多く飾られている洋館を舞台としているが、あえてここでロートレックを出した必然性が分からなかった。読んでいる限り、作品になぞらえて殺人が起きたというような記述もないかったし、どうせなら、もっと、舞台空間を積極的に使った方が面白い、というかミステリ的になると思う。 全体の感想としてはイマイチ。 | ||||
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ロートレック荘と呼ばれる別荘で、一人また一人と殺されていく。犯人は ロートレック荘の中にいる!いったい誰が?なぜ?銃声とともに始まった 惨劇の結末は? 私が読んだのは単行本だが、読んでみて表紙に書かれていた「映像化不能。 前人未到の言語トリック。」という意味がよく分かった。読み手は、知らず 知らずのうちに思い込まされていた。こういうふうに、思い込まされて だまされたという本は他にもある。乾くるみの「イニシエーション・ラブ」と 歌野晶午の「葉桜の季節に君を想うということ」だ。「イニシエーション・ ラブ」の方は、見事にだまされたという爽快感のようなものがあった。 「葉桜の・・・」の方は、こういうトリックはありなのかと少々疑問に感じる 部分があった。けれど、どちらも読み返すのが楽しかった。だがこの作品は、 ただ確認するためにだけページをさかのぼる・・・そんな感じでつまらなかった。 本の表紙には「この作品は二度楽しめます。」とも書いてたあったのだが、 疑問だ。読後もすっきりとはせず、はっきり言って満足できる作品ではなかった。 | ||||
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確かに凄いかもしれないが、面白くはないよね、これ あぁ、筒井さん頑張ったんだな、書くの大変だったろうな、とは思うが、それ以上の感想はなかったです。 いちいち読み返して一文一文チェックして「おぉ!確かに矛盾してない!」って楽しむんですかね? まぁでも皆さん感動してらっしゃるようなので僕が変なだけかもしれませんね | ||||
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