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連鎖
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連鎖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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小さな事件から始まりやがて大きな事件へと進展していく様は、まさに連鎖。 ハードボイルド感が満載で重厚な一冊です。 | ||||
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面白いが少し詰め込み過ぎだ。全員犯罪者にしなければ気が済まなかったのか。篠田までで良かったと思う そこまででもかなり詰め込んでいると思うが、蛇足が長過ぎるように感じた | ||||
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食絡みのネタは身近な物だけあって、薀蓄も含め楽しく読めた ストーリーはやりすぎなくらい入り組んでおり、二転三転といえば響きはいいが 人によっては読んでいてややだれるかもしれない まあそれでも乱歩賞作品の中では評価できる方の作品ではあるだろう | ||||
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最近、何となくパッとした感じの小説に巡り合わないので、昔夢中に なった一冊を思わず、もう一回読み返してしまいました。 再確認させていただきました。傑作です。 十年以上、私の脳裏に残ったスピード感、裏切られ感。 再現される舞台と、その中に引き込まれ、真っただ中に巻き込まれて いく自分が、いつの間にか作品の中にいました。 食品Gメン。厚生省の中に、こんな部署があり、こんな活動をしている。 結び付く一つ一つの事件の流れと、人と人とのつながり。 最後に実を結んだその果実とは。 という展開。お勧めです。 95点。 再読して、敢えて減点になったのは、枝里子さんと主人公の関係は、 はっきり言って余計だった、かな。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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汚染食品の横流しを追う検疫官。 主人公と友人との因縁や、端々の台詞のハードボイルドなかっこよさ。 脇を固める人物たちも生き生きとしていて○。 そして終盤のどんでん返し。 結末での演説に、とってつけた感を感じてしまったものの、 良作だと思います。 | ||||
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真保氏の江戸川乱歩賞受賞作品。謳っているような本格ハードボイルドな雰囲気は正直なく、企業の陰謀暴露ものといった印象が強い。個人的には真保氏の作品は最初に震源を読んで、あまりピンとこなかったのだが、本作はミステリーとして非常によくまとまっており入門編には最適だろう。専門知識を散りばめながらも筋の面白さで一気に読ませる。取り扱っているテーマも放射能汚染食品の横流しと現在の視点で読むとより内容が身近に感じられる。ただ、放射能汚染食品のテーマが後半になるとあまりどうでもよくなってくるし、ラストでは主人公の台詞が数ページに渡って続き、事件の複雑な構造を一気にまくしたてるのだが、普通そこまで長々と説明台詞を喋らないだろう・・・・という感がしてしまうのと、リアルな企業の横流しのテーマと友人の偽装自殺の漫画みたいなトリックが水と油という気がする。 | ||||
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主人公は、検疫所で働く公務員。食品Gメンである。友人の妻と浮気をし、その友人が自殺未遂を起こす。しかし、彼の行動には不審な点があった。そして、彼はジャーナリストでもあり、その取材内容とのつながりも考えられる。果たして、真相は… 問題となるのは、放射能汚染された食物が日本に輸入されていたことである。牛肉やオレンジの輸入自由化の前の話だ。米国産の食品についてはいろいろ悪いうわさがある。アメリカ産の牛肉にはホルモン剤が含まれており、食べた男性が女性化したという話を聞いた。また、輸入が自由化された当初のオレンジにはOPPやTBZという発がん性物質が使われており、とても食べられるようなシロモノではなかった。日本という国は、国民の体のことなどちっとも考えてはいない。 この作品で描かれる主人公は、決してカッコいいヒーローなどではない。事件の真相を知ろうとするのも、友達の妻と浮気をした後ろめたさからだ。かなりマイナスの動機である。しかし、それでも徒手空拳で大がかりな犯罪に立ち向かっていく姿を応援せずにはいられない。勇気とは、必ずしも立派な動機から生まれるものではない。この作品は、「小役人シリーズ」と名づけられている。地位も特殊な技能もなく、一介の公務員にすぎない主人公が、ヤクザに脅されたりしながら真相に迫っていく。そこに読者は等身大の自分を見て、彼に自身を投影し、主人公に感情移入していくのではないだろうか。 江戸川乱歩賞受賞作といっても、中にはその名に値しないと思えるような作品もある。しかし、この小説は、デビュー作ながら、しっかりとどんでん返しもあり、しかも話が2転、3転する。十分に乱歩賞に見合うだけの作品になっている。 | ||||
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フリーライターの竹脇が車ごと海に落ち意識不明の重態になった。 彼が追いかけていた事件は食品の不正輸入。 友人の食品Gメン羽川は、友人の事故は殺人未遂ではないかと調査をはじめた。 主人公の友情と、食品の輸入に関する不正…。色々な登場人物がそれぞれの思枠で行動して調査をするにつれ事件は意外な面を見せ始めます。 かっての恋人の意外な素顔と同じように、輸入が目的と思われた事件が実は別の目的があって、といっためまぐるしい展開が面白かったです。 食品検疫所の職員が主人公と聞くと、動きが少ない静かな小説のような気がしましたが、盛りだくさんのスピード感のある小説でした。 | ||||
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輸入食品をチェックする食品Gメンが主人公の物語.彼らの仕事が分かるのも面白いし,物語の構成自体も楽しめる.連鎖というタイトルもなるほどと頷ける.ただ,話の3/4程から話が急展開して俄然テンポよくなっていくが,なんとなく結末が読めてしまうのがちょっと残念. | ||||
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まさに連鎖です。緻密な構成をデビュー作からここまで書くとは、さすが、といったところですね。 | ||||
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平成3年・第37回江戸川乱歩賞受賞作。 | ||||
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ホワイトアウトで一躍有名になった真保裕一江戸川乱歩受賞作。この著者の作品はすご~く波があるけど、秀作のひとつ。受賞作だけあって、満足できる内容だと思う。91年に書いたと思えない、最近の話題作といっても違和感がなく読める。役人の律儀さが出てる。 | ||||
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