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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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第37回江戸川乱歩賞受賞作であり経歴上のデビューにあたる作品。 食費汚染。似たようなテーマなら最近でいれば雪印だったり狂牛病だったりそれに通じて偽装牛肉だったり。先入観はいつ読んでもある小説でもあるかな。これみたいに殺されるわけではないが自殺者は少なからずいる。 チェルノブイリ原発事故による食品汚染は、先ほども書いたように。そして汚染食品の横流し事情。その真実を追い求めて羽川は悪戦苦闘していく。知ってはいけない者を知ったとき死も見えてきてしまう。そういう緊迫感ありふれており、後半は特にテンポも速いので読みやめれなくもなってくる。 完成度はどうか。正直微妙な気もする。テンポが速いのは相変わらずだが彼の場合はもっとページ数が増えた方がいい。シ㡊??ンによっては物足りなさも。乱歩賞故の字数制限は非常に残念だ。 星は3だが、3と4の間くらい。ストーリーとしての完成度は微妙。デビュー作ではこれぐらいなのだろう、と。 | ||||
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平成3年・第37回江戸川乱歩賞受賞作。 | ||||
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ホワイトアウトで一躍有名になった真保裕一江戸川乱歩受賞作。この著者の作品はすご~く波があるけど、秀作のひとつ。受賞作だけあって、満足できる内容だと思う。91年に書いたと思えない、最近の話題作といっても違和感がなく読める。役人の律儀さが出てる。 | ||||
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主人公は食品の検疫を担当する役人であり、一応捜査権を有している。このあたりが日本のハードボイルドの難しいところであり、拳銃も所持できない主人公にどのようなタフなシチュエーションを体験させるかに苦悩せざるをえないだろう。チェルノブイリ原発事故によるヨーロッパの食品汚染と言うテーマは、狂牛病が注目されている現在にも通じるものがある。貿易と検疫の実務に取材した内容は充実している。しかし、実質的に女性が一人しか登場せず、これと言ったロマンスもなく、色気がとても乏しいハードボイルドになっている。これも初期の作品と言うことで仕方ないかも知れない。その後の作者の作品の素晴らしさは皆さん御存じの通り。真保マニアなら原点をチェックしてみて下さい。 | ||||
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