■スポンサードリンク


求愛



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
求愛
求愛 (徳間文庫)

求愛の評価: 3.14/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.14pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(2pt)

どうにも、イマイチ過ぎた。

激流(上下)を読んで、なかなか良い作家さんと巡り合えたなぁと思って購入。
甘々な設定、あり得んだろとツッコミたくなる
エピソード、全てユル過ぎてムリ。
ただただ、残念。
求愛Amazon書評・レビュー:求愛より
4198622256
No.6:
(5pt)

再刊だけど新鮮!

単行本で読んではいたが、実に14年ぶりだったので、気持ち新たに再刊版を購入。全然古びた感じはせず、むしろ新鮮にさえ感じた。年齢を重ねての再読だったけれど、また新たな感動を得た。
求愛Amazon書評・レビュー:求愛より
4198622256
No.5:
(3pt)

程よく楽しんだ

前半と後半でテイスト変わった感じが少し違和感あったが、程よく楽しみました。
ただ、仕事替えしてまで「友人」と「元彼の姉」の「為に」って気持ちが良く分からんかった。
他の依頼人と同じく「自分の好奇心の為に」とはっきり打ち出してくれた方が共感が出来た気がする
求愛Amazon書評・レビュー:求愛より
4198622256
No.4:
(2pt)

おなかいっぱい。

かかわった人間がばんばん殺されるくだりと、
口を開いても男女の違いのわからない絶妙なご都合主義にマイナスいち、
翻訳をしていたのにいきなり探偵になり、
しかも勘で周りを説得する微妙ぶりにマイナスいち、
そうして最後になんだか酔っ払ってるのこの人?という筆さばきで、
たんなる同僚に急に「あなたとの子供を作りたい」と思わせる
不可解な運びにマイナスいちで。

柴田よしきさんは間違いなく好きな作家さんなんだけど、
たくさん作品を読んでいるだけに、あえて苦言ばかりになりました。すみません。

でも、だからこそあえて言わせてください。

何冊も書ける人なのだから、全部の作品に自分の趣味を全部入れるのは
そろそろやめませんか?
出てくる女性がすべて男勝りの美女(しかも訳ありで陰あり)、
出てくる男性がまたエネルギッシュで頭がよく、強気な女性を屈服させたいタイプ。
必ず1人レズかホモ。主人公が襲われかかる。・・このへんですよこのへん。

全面的にそうな作品はもうあきらめましたが、まさかで全部が出てくると、
ちょっとおなかいっぱいです。はい。
求愛Amazon書評・レビュー:求愛より
4198622256
No.3:
(3pt)

弘美の更なる活躍が見たい

主人公の弘美は翻訳を仕事にしているが、元恋人の妻であり友人の女性の死の真相を暴いてしまう。
いわゆる、連作短編ミステリーなのだが、主人公ははじめの事件の傷をいつまでも背負い、作品全てにその重みが流れている。
8つの短編、全て人の心に潜む闇を浮き彫りにし、良く出来ているが、全体を通して、主人公の弘美が自分の足で立ち、強くなっていく様子が見て取れる。
次第に、弘美のキャラクター、同僚の梶本のキャラクターが見えてきて、楽しくなってくるのだが、このキャラクターでの続編はないのだろうか?
弘美の成長、で一応ピリオドなんだろうか?だとしたらちょっと残念。さらに強くたくましくなって行く弘美を見てみたい。
求愛Amazon書評・レビュー:求愛より
4198622256
No.2:
(4pt)

物語自体が一話ごとに成熟する

 8編の連作短編集。それぞれ独立しても読めるが、一冊通すと深みが増す。1話目でドタバタと殺人事件がおきる。登場人物各人の過去や人間関係がからまり、短編としては盛り込みすぎの感があった。2話目で更に殺人事件がおき、よくある安手の殺人事件ミステリー連作かと思ってしまった。
 しかし、主人公・弘美が、事件関係者の過去にこだわりを持ち、責任をもって真実に迫ろうとする。女性私立探偵の誕生と成長の、陰影を帯びた物語になっていく。そして、格調高い作品集に成熟している。特に「飛魚の頃」が美しい。海辺の観光みやげもののように、時間を逆さまにするとキラキラした欠片がゆっくり沈んでゆくようだ。物悲しく、中のキラキラには、外から触れることが出来ない。
 最終章の、人の中の純粋な動物性を、弘美が一面で肯定して見せた叙情も、ため息のような余韻に満ちている。
求愛Amazon書評・レビュー:求愛より
4198622256
No.1:
(3pt)

まあまあかな・・・・

ほんのささいな、普通なら見逃してしまうようなできごとの中に、真実につながる糸が
隠されている。探偵の仕事は、そういう糸を見つけ出すことなのだろうか。職業的に、
人に嫌われることもある。また、探偵という職業に対して自己嫌悪になることもある。
美は、悩みながらもプロとしての心構えを身につけていく。事件やトラブルの裏側に
隠された人の心は、時にはせつなく、時には恐ろしく、時には悲しい。その描き方には
ちょっと物足りなさを感じたが、ラストの表題作の「求愛」の中で行われた仕掛け調査は
興味深いものがあった。まあまあの作品だと思う。
求愛Amazon書評・レビュー:求愛より
4198622256

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!