Miss You



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    初公開日(参考)1999年05月
    分類

    長編小説

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    Miss You (文春文庫)

    2002年04月30日 Miss You (文春文庫)

    有美は26歳、文芸編集者。業界ではかけだしながら生真面目さと熱意で仕事は軌道にのりつつある。しかし同僚の女性が殺され、元流行作家の妙な電話を受けてから有美自身も狙われはじめた。事故か。人ちがいなのか。婚約者、新人作家、流行作家などの輪が平凡なヒロインを目眩く翻弄する。待望のミステリー長篇。 (「BOOK」データベースより)




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    Miss Youの総合評価:8.40/10点レビュー 5件。Bランク


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    No.5:
    (4pt)

    前半は丁寧でとても良い!

    前半はとてもとても良いです。主人公の職場環境が作者の知った業界とあって、とても丁寧に書か込まれていて読ませます。脇役的に登場する様々な個性的な作家を通して、柴田さんご自身の小説を書くということへのこだわりや葛藤やプライド、作家の業などが織り込まれているようで面白い。じっくり再読しようという気にさせます。

    また、エンターテイメント作品の主人公としては、決して面白いとは言えない温室育ちの優等生女性キャラを上手に操り、最後まできちんと主役を張らせますが、この作品は沢山の脇役陣が個性豊かで面白いです。

    後半、ミステリー色が強くなりスピード感は上がりますが、特に最後の4分の1は駆け足のような感じになり、事件はドタバタと全容を現し、アッと言う間に解決します。ミステリー作品としては、その面白みがイマイチ。で、★1つマイナス。もっとも、柴田作品は今のところ、ミステリー仕立てでも、ミステリー作品として読まない方が素直に読む喜びを味合えますし、楽しめます。起承転結で言うと、いつも結が少し弱くて残念なんですよね。私は大ファンなので、もっと多くの方に読んで貰いたい作家さんです。
    Miss YouAmazon書評・レビュー:Miss Youより
    4163185208
    No.4:
    (4pt)

    前半は丁寧でとても良い!

    前半はとてもとても良いです。主人公の職場環境が作者の知った業界とあって、とても丁寧に書か込まれていて読ませます。脇役的に登場する様々な個性的な作家を通して、柴田さんご自身の小説を書くということへのこだわりや葛藤やプライド、作家の業などが織り込まれているようで面白い。じっくり再読しようという気にさせます。

    また、エンターテイメント作品の主人公としては、決して面白いとは言えない温室育ちの優等生女性キャラを上手に操り、最後まできちんと主役を張らせますが、この作品は沢山の脇役陣が個性豊かで面白いです。

    後半、ミステリー色が強くなりスピード感は上がりますが、特に最後の4分の1は駆け足のような感じになり、事件はドタバタと全容を現し、アッと言う間に解決します。ミステリー作品としては、その面白みがイマイチ。で、★1つマイナス。もっとも、柴田作品は今のところ、ミステリー仕立てでも、ミステリー作品として読まない方が素直に読む喜びを味合えますし、楽しめます。起承転結で言うと、いつも結が少し弱くて残念なんですよね。私は大ファンなので、もっと多くの方に読んで貰いたい作家さんです。
    Miss You (文春文庫)Amazon書評・レビュー:Miss You (文春文庫)より
    416720309X
    No.3:
    (5pt)

    作家と編集者の関係

    同僚の死、階段からの転落、アダルトビデオの嫌がらせ、交通事故、放火と次々と有美を襲う犯人。早く続きを読みたい衝動に駆られてしまいまったく飽きず最後まで読めた。また、作家と編集者という職業についても細かく、丁寧に描いていて非常に読みやすかった。男と女の恋愛による嫉妬、復讐という別の視点からみても楽しめる作品であった。

    Miss YouAmazon書評・レビュー:Miss Youより
    4163185208
    No.2:
    (4pt)

    目が離せない!

    自分にとってはほんのささいなこと、取るに足らないことでも、他人にとっては憎悪の原因になることだってある。知らず知らずのうちに他人を傷つけ、恨みを買っているのではないかと思うと、人とつき合うのが怖くなる。人の心というのはとても複雑なものだ。自分で自分の心の暴走を止められなくなるときもある。そういうところを作者は見事に描いている。一気に読んでしまえる本だった。最後まで目が離せない。
    Miss YouAmazon書評・レビュー:Miss Youより
    4163185208
    No.1:
    (4pt)

    柴田さんの卓越したストーリーテリングが味わえます。

    主人公の有美は東大出の文芸雑誌の編集者で、性格的にもまず申し分なく読んでいて好感が持てるんですが、恋人との婚約を機にいろんな事件に巻き込まれていきます。出版界の楽屋裏を一望できる作品で、本好きの人にはそれだけで楽しいかなあと思ったりします。登場人物が皆(男性が変わっているが)個性に溢れていて面白く、複雑な人間関係を巧みに描写していると思う。上手く動機づけも出来ていてミステリーとしても良質の作品だと思います。それにしても見事な構成力と終盤の次々と明らかにされる真実には驚かされます。特に指輪の使い方が・・・柴田さんは他の女性作家では描き切れない領域まで踏み込んで描いている為に特に女性からは強い共感を得れるのだと思います。それと卓越したストーリー・テリング・・・主人公の成長物語として読むのもいいが、少し波乱万丈すぎるかなあ(笑)
    Miss You (文春文庫)Amazon書評・レビュー:Miss You (文春文庫)より
    416720309X



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