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奇跡の人
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奇跡の人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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主人公、ただただ迷惑な人なだけだった。 ネタバレあり 聡子に執着しすぎる克己も、夫と子供を捨てずに克己の母になろうとする聡子も解せない。 そもそも、克己の治療費はどうなるの? 過去の事故の時も二人分の慰謝料払って、そのあと高額な医療費をどう工面していたかも不思議だけど、 今回も行きずりの3人プラス聡子の夫の医療費負担や罪の重さを考えたら、克己に未来はないでしょう。 仮に回復しても今度こそ刑務所でしょう。 聡子はそれでも彼を母として支える? 彼女にそんな強さがあるとは思えないよね。 おもしろくなかったです。 | ||||
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他の方もたくさん言われている通り、途中まではそれなりの小説です。母親の日記が必要量の30倍くらい読まされるのが苦痛ですが。そのあとの後半はハチャメチャです。荒唐無稽な小説を嫌う方は絶対に読んではいけません。何冊か新保裕一を読みましたが、記憶に残る作品はありませんでした。これで最後にします。 | ||||
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そもそも、過去の自分を探す旅に出る前に、昔の新聞等を探って事故の状況を調べるなどすれば良かったのではないかと思った。 12才程度の知能しかないとはいえ、警察だと欺いて昔の恋人の現住所を聞き出したり、土地勘のないところへ1人で行き、地図を片手に何日間も動き回ったり、カプセルホテルに泊まったりが出来るのだから、それくらい出来てもおかしくない。というか知能は普通に大人並みだと思う。 後半はただのキモいストーカーだし、感情移入が全く出来ない。 | ||||
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正直「この作家の文章スキル、低すぎ」と感じました。 でも逆の感じ方をした人もいらっしゃるようなので、 スキルというより、好き嫌いの問題なのでしょうか。 事故後の障害回復者としても、それ以前の人格としても、 偏執狂的な背景がある人のような だらだとした丁寧すぎる一人称語りと合致するとは思えません。 そもそも、設定が納得できないから、 最初から最後まで、まったく共感もできない。 母親のとってつけたような手紙も リアリティなさすぎで「下手だなこの作家」 という印象しか残りませんでした。 目の前のことを丁寧に書くのでいっばいいっばいで 母親の人生の背景とか、何もにじみ出ていないし。 後半の「疑問-答え」「疑問-答え」とたたみかける勢いが 文章エンターテイメントとして面白かった という程度でしょうか。 評判がよかったようなので釣られて読んでみましたが 自分には反面教師的な意味でしか 得るものはなかったようです。 タイトルの凡庸さから、察するべきでした。 | ||||
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酷い交通事故で植物状態から、母親の献身的な介護で見事に意識を取り戻す、正にタイトル通り「奇跡の人」。過去の記憶を失い、過去の自分探しに翻弄される主人公に読み手も「過去に何があったの?」と期待と適度な不安でどんどん読み進めていけるが、ラストがあまりにも期待外れ、というか非現実的。 後味が悪いというより、うそでしょ?と言う疑問がかなり残る。「連鎖」から立て続けに読みましたが、こちらの作品ははっきり言って面白くなかった。 | ||||
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皆さんが書かれているように前半は素晴らしかった。ときに涙がでそうになったり。 そんな気持ちで読み続けて、後半はなんだこりゃ。 いくら小6レベルになったといっても、言葉使いも丁寧だし知恵もありすぎる。初めて上京した小6はあんなに電車乗り継げないでしょ。カプセルホテルに泊まろうって思うのかな。 自分の過去を知りたいがためにたくさんの人に迷惑かけて嘘ついて。小6は「警察です」なんて嘘つかないし。それで娘の連絡先を親も教えないでしょ。あまりにも都合がよすぎる。しかも元彼女を襲おうとしたり。 火事の最中に消防士が冷静に「鳥のように…」って思うのか?わざとらしく感動させようとしているのががっかり。最後の「母」もばっかみたいって思った。家族がかわいそう。天涯孤独な人いっぱいいるのに。 | ||||
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簡単なあらすじは、交通事故を起こし以前の記憶を全て失ってしまった30歳の青年が、8年間入院生活から退院し、事故を起こす前の自分はどんな生活をしていたのか、事故を起こした時、誰かを巻き添えにしてなかったかを調べる・・・というものです。 面白くなくはなかったんだけど、今回は主人公にはほとんど感情移入できませんでした。 それ以外の人物にも。 そのせいか、主人公の行動や考えが苛立たしく感じたりもしました。 ストーリー的にも私は突っ込みどころ満載でした(-_-;) そして最後も納得できないというかイマイチでした。 真保さんは「ホワイトアウト」の原作者でもあるんだけど、こっちは面白いのかな? | ||||
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前半は大事故の後記憶を失くし、長い期間の入院を経て社会復帰をしていく過程で人と人との関わりを丁寧に描いたストーリー。 この前半部分は非常に良かったのですが、後半部分はどうしようもないです。一言で言えば自己中男のストーカー物語。何度も読むのをやめようかと思いました。果ては一つの家庭をぶち壊してしまう主人公。わざとらしい美談でしめくくられるラストにはもう苦笑するしかありません。 クズはやっぱりクズだった、という話。 | ||||
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如何せん主人公が身勝手すぎます。 どんな事情を斟酌しても、やっていけないことはあるだろうに。 こんな人物が“奇跡の人”だなんて片腹痛いです。 ストーリー展開に難があるということでしょう。 数々の賞を取っている小説家の作品だからといって、 盲目的に“感動の作品”と褒め称えるのはいかがなものか。 (売らなくてはならない出版社や書店の事情もわかりますが…。) まったく興醒めです。 | ||||
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後半がアカン状態となってる。 前半の病院内での、主役の復帰具合はすなおに感動できる。自分は、そんな大病を患ったことはないので(というか入院自体経験ないw)ので分かりませんが、リハビリの苦労とかご苦労といいたいのね。それに、ナースとか主治医とか「、いい人が揃ってましたね。怪我して整形病院言ったときの僕の主治医は、エリート根性丸出しのヤブだったので余計に、この連中がうらやましく感じました。 しかし後半はダメでしょう。たしかに自分の過去を知りたい気持ちは分かるけど、迷惑を顧みずにずかずか他人の生活に踏み込んでるし、真昼間からストーカーまがいの行動してるし、公園で文庫読むとか主婦にとって怪しい人をやってるしで、自己中ーはダメですね。自分のために・・ってのが人に迷惑をかけるようではダメです・おまけに悪童連中が集ってて、どうにもいけないなぁ。。主役の下手にバカ丁寧な言い草も、なんかえっげーこべてるようでムカついた! | ||||
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小役人シリーズとは違う作品だとわかって読んだものの、 想像していたストーリーともかなり違った。 心優しい主人公が描かれる感動ものかと 思っていたら、とにかく暗い…。 人は死ななくても生まれ変われるのか、 それとも本質は何があっても変わらないのか。 『ボーダーライン』で描かれた人間の心の闇を 違ったかたちで表現した作品なのだろうが、 『ボーダーライン』のような緊迫感や迫力、重みはない。 読み終わったあとに、もやもやしたものだけが残った。 真保らしさがなかったのが残念。 | ||||
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主人公は事故により、それ以前の記憶が全くありませんが、非常に優しく、素直で、なにより他人を思いやる事ができる性格として描かれています。しかし後半、自分の失った記憶を探し始めると、「警察です」と嘘をついて電話をかけたり、相手が面会を拒絶すると、自分には拒絶される理由が理解できないというだけで、相手が泣こうが、過去の親友が会わないであげて欲しいと懇願しようが聞く耳持たずの行動を起こします。前半に書かれていた主人公の性格で何故そんな行動をとるのか、私には納得いかないところが多かったです。 | ||||
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主人公の心情が掴みずらい。というよりも各キャラクターが余りにも行き過ぎてる感じがした。内容は,事故にあい記憶を失った主人公が自分探しの旅をに出る。そこで,過去の自分が何をし,今に至るのかをそこまでこだわらなくてもいいんじゃない?って位突き詰める。読み返せば,良くできた本だと思うけど,それだけという感じ。ラストが大変残念だった。 | ||||
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あらすじと本の中身を何ページか確認して買ったのですが、話が進むにつれて純粋な主人公がどんどん自己中心的で性格の悪い人に変貌してしまいます。それには「小学生の知能」という設定が関わってきているのでしょうが、わかっていても感情移入が全くできません。そのまま話がおわってしまったので、後味は悪かったです。 | ||||
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真保裕一という人は、「ホワイトアウト」や「震源」に代表される固いテーマをダイナミックにかつ緻密に描ききる社会派小説家だと思っていました。しかし、この小説はそんな概念を見事に裏切られた感じで、何かどろどろした人間の心の裏側を、ぐずぐずした語り口調で、まるで別の作家の作品のように感じました。そういうわけで、好き嫌いのはっきり分かれる作品だと思います。 | ||||
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前半は面白かった。ただ途中から、、、もうやめてくれよと。こんな奴いないよと、急に現実に引き戻された感じだった。この本に登場する人物の行動の理由がわからなかった。 主人公は「自分探し」と称しながら宮崎の人に嘘をつきまくるし(笑)。あなた大層なこといいながらめっちゃ嘘ついてるじゃん。ありえねえ。 | ||||
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