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デッドライン
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デッドラインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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すごく面白かったです。映画化されればいいのだけど、原爆関係だから無理かな? 最近は本屋で見かけないし、ブックオフでも見つからない。このまま絶版になるなら残念です。 | ||||
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下巻で書きましたが、内容は同じですので、下巻の内容をお読みください。 | ||||
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単行本の方のレビュー(いずれも高評価)を見て読んだのですが、これはまさしく徹夜本、ジェットコースター本です。 そう、読み出したらやめられなくなってしまいます。後半になると、読み終わるのが惜しくなってきます。 最後の方は、泣けます!!! (電車の中で読まない方が良いです 笑) 文体も非常に読みやすく、流行作家の一部に見られるような、訳の分からない抽象的な表現もありません。 いっぺんで、この作者のファンになりました。 この本が絶版になる可能性があるかもしれませんので、市場在庫、中古品でもよいので、是非ゲットして読んでみて下さい。 読者を裏切りません。 もっと、一般的に宣伝されても良いのでは? | ||||
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他の方の高評価を見て読んだのですが、これはまさしく徹夜本、ジェットコースター本です。 そう、読み出したらやめられなくなってしまいます。後半になると、読み終わるのが惜しくなってきます。 文体も非常に読みやすく、流行作家の一部に見られるような、訳の分からない抽象的な表現もありません。 読みやすく、ぐいぐい引き込まれます。 いっぺんで、この作者のファンになりました。 もっと、一般的に宣伝されても良いのでは? この本が絶版になる可能性があるかもしれませんので、市場在庫、中古品でもよいので、是非ゲットして読んでみて下さい。 読者を裏切りません。 | ||||
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すごい。読んでいてここまで心を揺さぶられた小説はそう経験がありません。冒険小説でありながら痛切な戦争批判を繰り返し、それが他者への無理解が起因していることを全編を通して作者は訴えています。1・2部では人種差別の憎しみを、3部ではいかなる場合に於いても正しい戦争など有り得ないことが、逃避行を続ける主人公たちに突きつけられます。 戦争という狂気の中で如何に自分は正気でいられるのか、命を奪うことで他人を否定する行為に明確にNO!と言える理由がこの作品で語られています。 1・2部は人類初のコンピュータの開発に携わる主人公の奮闘と白色人種の黄色人種への根源的な憎しみが描かれ、3部はその人間不信こそが戦争の元なのだと分かりました。 今でこそ人種差別は想像力の欠如した人間がするものだと思うし、声高に差別を叫ぶのは自分が愚か者であることを公言しているようなものだと分かりますが、当時、いかなる人が己の心の声に従い勇気ある行動をし、それが如何に困難なことであったのか、小説は飾り気無く称えていました。読んでいて悲しくは無かったのですが、読み終えた後、涙がでました。それは壮大なドラマに向かい合った畏れからきたものだったような気がします。 | ||||
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日系二世であるミノル・タガワは、ロスアラモスで原爆が開発中であり、しかも日本が標的になっていると知る。そして原爆投下前に日本政府に敗戦を受諾させようと、日本への密航を図る。 一方、機密漏洩を察知した米軍は、ミノルを取り押さえようと追跡を開始。 アラスカ、千島列島と、手に汗握る逃避行が続く。 ミノルの熱意は果たして実を結ぶのか……。 ストーリーの疾走感が心地よい。 | ||||
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日系人だということで,第二次世界大戦中にアメリカで収容所生活を余儀なくされていた主人公ミノルは、自ら米軍に志願することでアメリカへの愛国心を示してみせる。 しかし戦地で受けた傷が原因で兵役を解かれて、本国に戻ってくるところから話が始まる。 再び戻ってきた大学の研究室が、原子爆弾の開発に関わっていることに気づいてしまった主人公は、どうにかして日本にその情報をもたらそうと接触を試みるのだが、原爆投下のタイムリミットは刻一刻と近づいていく… 私は日本から出て生活したことがないので,こんなに激しい人種差別の経験が皆無ですが、一度経験したらめげてしまいそうな気がします。 と同時にそういうことでしか自分の優位を確信できない、情けない人間にはなりたくないなぁと思いました。 また、コンピューターって昔は高度な計算をする女性の名称だったというのは驚きました。脳トレどころの話じゃないかも。 話がそれましたが、これは映像化してほしい作品。お奨めデス。 | ||||
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第2次世界大戦を舞台に、その歴史的秘話ともいうべきフィクショナルな部分に焦点をあて、戦争に立ち向かいながらも、その大きな渦に翻弄され巻き込まれていった人々のドラマを描いた冒険小説は数多い。その中には、例えば佐々木譲による「ベルリン飛行指令」や「エトロフ発緊急電」と言った浪漫の香り高いエモーショナルな傑作も挙げられるが、今作は、その壮大な展開に、主人公の確固たる使命感と、トラウマを乗り越える克己心が、読む者の心に熱く響く快作だ。主人公がペンシルヴァニア大にて世界初の電子式汎用計算機エノアックの開発に参加するうち、原子爆弾の存在と開発を知り、日本がターゲットになっている衝撃の事実を知る前半こそ、日々の研究生活にスパイ戦を盛り込みながらも、やや淡々と進む展開だが、サンタフェに舞台を移し、主人公が日系ダンサーと“まだ観ぬ遠いルーツ”を目指し、運命共同体として、アンカレッジ、アラスカ、アリューシャン列島、千島樺太、そして日本本国まで逃避行する破天荒でダイナミックな中盤以降は、グングン手に汗握る展開となってくる。そして、このドラマを支える大きな柱、それはずばり“マイノリティ”の視点だ。合衆国や大日本帝国からも迫害される日系2世と日系の混血ダンサーの2人の窮地をことごとく救うのは、インディアンやイヌイット、アイヌと言った同じくマイノリティの少数民族であり、帝国主義の搾取と差別の辛い歴史を生きてきた者たちに託す筆者の思いに熱いモノを感じずにはいられない。ラストの余韻も中々の今作、ただ唯一の不満は、エリィの書き込みが今ひとつなのと、ミノルとの情愛が殆ど描かれていない事。やっぱり、ロマンは欲しいよね。 | ||||
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エッカートやモークリー、フォン・ノイマンは言うに及ばず、多くの登場人物や環境設定が実在のものなので、歴史の裏側では、実は本当にこんなことがあったのかと思えてくる。差別を憎み、自由と平和を愛し、コンピュータの黎明期に興味があって、人間の力を信じる人なら、絶対おもしろいと思う。 | ||||
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エッカートやモークリー、フォン・ノイマンは言うに及ばず、多くの登場人物や環境設定が実在のものなので、歴史の裏側では、実は本当にこんなことがあったのかと思えてくる。差別を憎み、自由と平和を愛し、コンピュータの黎明期に興味があって、人間の力を信じる人なら、絶対おもしろいと思う。 | ||||
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元442部隊出身の主人公が、世界初のコンピューター、エニアックに開発に関わりながら、原爆投下の情報を掴む。家族の住む日本への原爆投下を防ぐため日本へと向かうが、米軍は原爆投下阻止を防ぐため、主人公と因縁深い刺客を送る。 伏線の張り方や、様々な土地を舞台とした戦闘シーン、きれいに終わるラスト等、完成度は高く、もっと注目されても良い作品。 | ||||
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