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(短編集)
レインレイン・ボウ
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レインレイン・ボウの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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新刊の「我ら荒野の~」を読んだら、ここから読み返したくなった。 不穏と言えば不穏なんだが、全体から受ける印象は「明」。 チーズさんの「アタシは老い先短いかも知れないんだから、アタシがやりたい様に生きるのよ」と前向きな方向に開き直っていたであろう感じがとても良い。 明るい諦念。と受け取りました。 | ||||
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日常、身近に起きている出来事がテーマになっていてさらりと読めました。 | ||||
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20代になった彼女たち、各々の生活が描かれ、面白い。 中でも、ミステリー色の濃い「ひよこ色の天使」や、兄ばかり大切にされ家庭の中で居場所のなかった緑についてかかれた「緑の森の夜鳴き鳥」が面白かった。 各々の話から、徐々に死んだ知寿子の亡霊を見た者がいたり、知寿子と一番仲の良かった里穂の失踪といった大きな謎解きへと物語が進む。 ミステリーだけでなく、20代の女性の心の揺らめきが実にうまく描かれ、さすが加納さんと思わせる良作。 | ||||
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23〜5歳になっている彼女たちは、それぞれ仕事をしたり 結婚して子供がいたり、日々を忙しく過ごしている。 そこに入ってきた元部員の死。 そして、もう一人の部員の失踪。 最初は他の7人の元部員たちの日常を描きつつ、 少しずつその二人(死んだ彼女と失踪した彼女)の関係の謎が 明らかになり、 第7話ですべてが明らかにされていく。 メインはあくまでも元部員のそれぞれの生活でありながら そこに少しずつ二人の部員の謎をちりばめていく方法で描かれいる。 最後まで飽きさせないで、一気に読ませる力を見て取れる作品です。 一人ひとりの個性が上手く描かれているんだけど、 内容に関しては当たり外れがあるモノでした。 謎を解き明かすためにちょっと付け足した感のある話もあった気がする。 一人ひとりに焦点を当てたのは良かったけど、 ちょっと散漫な感じもした。 もう少し深く掘り下げていくともっと面白かったかな、と思います。 | ||||
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恥ずかしながら、私はラスト近くで例の彼が登場するまで全く気付かなかったのですが「月曜日の水玉模様」に登場する陶子さんが主人公のひとりとして登場しています。タイトル見た時点で何故予想できなかったのか…!月曜日は水玉模様」における、陶子さんと萩君の関係にほんのり笑みつつ楽しんだ私にとっては嬉しい作品でした。ただ、加納作品といえば、愛嬌こめて描かれた「日常におけるちょっとした謎」を醍醐味と感じていらっしゃる読者も多いはず。そういった面に関しては最近の先生の傾向通り、やはり取り扱われ方が薄くなっており、残念。また、(短編集であるから各話で評価は変わりはしますが)全話を通した1本の物語としての終局からも、いつものチャーミングな完成度が感じられず、個人的には物足りない一冊でした。 | ||||
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