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九月が永遠に続けば
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九月が永遠に続けばの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 41~58 3/3ページ
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話は、暗く重い内容なのに、登場人物がうすっぺらく、最終的には主人公以外全員嫌いになりました。 特に文彦。 実直な青年という書き方ですが、読んでて同級生の女の子達への思われぶりな態度はぜんぜん誠実じゃなくイライラしました。 あと、同姓好きな教師とか泣いてるだけのナズナ、うそをついて大事な事をしってるかと思いきや何も知らない音山、ダディって必要ですか? もっと謎めいた使い方をしてくれたら、ドキドキハラハラしたかもしれません。。。 | ||||
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著者の作品は、「彼女が」「猫」「ユリ」の 三作を読み、その圧倒的な出来栄えに驚嘆した。 すべて★5。 そこで、満を持して、ホラーサスペンス大賞受賞作を 読んだのだが・・・。 一言、同じ作家が描いたとは思えない出来であった。 他の作品と比して、人物描写の丁寧さ、不気味さ、 相関関係の粘着度、精緻に満ちたプロット、すべて どれをとっても平均以下レベル。 オチに至っては、既読感満載で、消化不良の放置も多々。 なぜホラーと言えるのかも不明。 とにかく人物ひとりひとりが中途半端な立ち位置で、 行動に至る動機が軽く、全く納得できず。 デビュー作とは言え、その後の作品が凄みがあるだけに 今作の内容には疑問だらけであった。 まぁ、上梓作品すべてが高レベルを保つことは不可能 に近いのだけれど、ここまで差のある作家も珍しい。 「ユリゴコロ」の出来は特に秀逸なだけに、次回作で どこまでのモノを見せつけてくるか、期待したい。 | ||||
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序盤、女性の心情の表現が上手だと感心しながら読み進めました。 かつて読んで感動した、瀬戸内寂聴さんの書く恋に生きる女性を思わせる文体が私にはとても快く、「この女性がこの先、どんな事件に巻き込まれてしまうのだろう」とかなり期待してしまいました。 また、読みながら「早く別の著書も読んでみたい」と気持ちが急いてしていまったほどです。(途中までは。) これの話の展開はなかなかなのですが、ある部分では興味本位の性的な安っぽい小説のように思える書き方がされていたり、それぞれのキャラクターの特徴が際立っている割には、そのキャラが生きていなかったり・・。 「え!」と思うような行動をとるからには、何か特殊な理由や裏があるのかと思ったらそうでもないし、途中で出てくるある物が人間関係の鍵を握るDNA鑑定に役立つのかな?と思っていたら、フェイクでもなくただの品物だったり・・・。 (勝手に期待しすぎた自分がいけないのですが) 犯人知りたさに何とか最後まで読みましたが、著者への関心はどんどん薄れていってしまいました。 著者がそこそこ落ち着いた年齢であることを思えば、説得力に欠ける話だと思いました。 改めて、確認の意味で別の著書も読んでみようかと思いはじめたところです。 | ||||
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息子が居なくなった母親の心情を推し量ることは出来るが、男性で子供のいない私に主人公の気持ちは完全には理解出来なかった。 不倫相手やその同居人、元夫とその元患者で壮絶な過去を持つ女房と、その呪われた過去を持つ連れ子。 ナズナと関西弁で多弁なダディ。 結局、読んでいて誰にも共感できなかった。これは感性の問題なので作者や作品を云々する材料にはならないかも知れないが、 名のある作者、名作と呼ばれる作品には、読者を著者の描いた通りの世界に引き寄せる力が例外なくある。 その事実を考えると本作はそれほど騒がれるような作品足り得ていない気がする。 最後もあまり大した結末ではない。強いて言うなら、うざいだけだった関西弁のダディに少しだけ光が見えそうだった ことくらいか。 | ||||
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読みやすいといえば読みやすいのかもしれない。 が、描写力・文章力がいまひとつで、なかなか面白く読み進める ことが出来ない。全体的にモヤモヤしている感じで頭に入ってこない。 疾走した息子を心配する主人公の母親の気持ちも今ひとつ響いてこない。 ひとことで言って、全体的につたない小説です。 時間もお金も無駄にした本でした。 買うか買うまいか迷っている方、図書館で借りれば充分ですよ。 | ||||
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ストーリーは衝撃的。 文章も読みやすい。 でも読んだ後にフラストレーションが一杯。 なぜ、父親は家族を捨ててまで患者であった女性に走ったのか? その女性と兄との間に何があったのか? なぜ息子は、自分の父親を奪った女性にここまでのめり込んでしまったのか? どこかで大切な何かを読み逃してしまったのか? と最後まで読んでも???が一杯。 「ホラーサスペンス大賞」って? 大きな疑問が残った1冊でした。 | ||||
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こんなに後味の悪い作品にはじめて出会いました。大賞とかいうからハラハラ、ドキドキとすごく期待したが、失踪息子の理由がどうしても許せず、後味悪すぎて具合悪くなりました。自分がこの子の母親の立場だったならたえられないだろうと思います。 | ||||
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読みやすいだけで、巧妙さや奥深さはあまり感じられなかった気がします。 期待していただけに、拍子抜けという感じです。 ただ、決して面白くないわけではないので、読んで損するとか、時間の無駄とか、そういう類の作品ではなかったです。 | ||||
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作者の語彙の豊富さが随所に見られ、文章としての完成度はとても高い作品である。 各々のキャラクターが持ち合わせた自我の交錯する中、主人公の水沢もまた己の自我と狂い始めた世界の中でもがき始める。 この本の中では登場人物全員が救いのない葛藤や悔恨に苦しんでいる。 ストーリー自体にメリハリはあまりなく、読者は他の同量の文章を読むより忍耐が必要と思われる。 秋の夜長には良い本である。 | ||||
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この作品は、息子の失踪から事件が始まるようであるが、家族に黙って わざわざ失踪までした理由が最後まで意味不明であった。 息子を筆頭に、出てくる人々の人物構成も不可思議極まりなかった。 重く、暗い話が最後の方まで続くので、救いを求めるように目が覚めるような 結末を期待しながら我慢して読み進めたものの、「え・・・これで終わりかよ」 みたいなガッカリな結末でした。 読了後、何も残らない残念な作品でした。 | ||||
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とにかく、内容に共感が持てない。 この作品は、息子の失踪から事件が始まるようであるが、家族に黙って わざわざ失踪までした理由が最後まで意味不明であった。 息子を筆頭に、出てくる人々の人物構成にも疑問符を持たざるを得なかった。 重く、暗い話が最後の方まで続くので、救いを求めるように目が覚めるような 結末を期待しながら我慢して読み進めたものの、「え・・・これで終わりかよ」 みたいなガッカリな結末だった。 大賞受賞作ということで、期待して購入したものの、読了後、何も残らない残念 な作品でした。 | ||||
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文章はとても読みやすい。物語の導入部、主人公が突然の息子の失踪に動揺するあたりや、息子の行方を探ろうと行動しはじめるところでは、物語に引き込まれるようだったが、元夫の後妻である亜沙実についての描写が少し鼻についた。それでも、しだいに面白くなってきそうな気配はあった。しかし、亜沙実の過去について語られるようになってからは、その過去についての描写があまりにも生臭く、臭気が漂ってきそうなほどで、最後には辟易した。それでも、最後にはどうなるのか気になるので、何とか読んだが、物語の結末にはがっかりした。 後味の悪い結末が悪くても面白い作品はあるが、この本の場合は納得できなかった。特に、殺人を犯した人物が明らかにされたときには、あまりにも安直すぎるような気がして腹が立った。亜沙実という、魔物めいた悪女が物語の中心的なテーマになっているのかもしれないので、謎ときの要素を追求する読み方は、間違っているのかもしれない。主人公の息子の行動や、人物造形にも、納得できなかった。 自分が好きになれないからと言って、面白くないものとも決めつけることはできないが、他人にお勧めする気にはなれない。 | ||||
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書店の本棚のポップに「怖くてエロくて鼻血でた」とかいうのを見て、どんな話なんだ?って興味津々で読み始めた。 どんどん話に引き込まれていった。 けど、亜沙実という女がホント怖くて、気持ち悪かった。亜沙実が狂ったのは性犯罪にあったからというくだりの話ばかりが印象に残ってしまった。衝撃的すぎる。 見てはいけない世界を見てしまったような感じ。この小説に出てくる人みんな狂ってる。 怖くてグロくて吐き気したけど、なんとか読破。 しばらくこういう系は読みたくない。 | ||||
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読み手を作品にぐいぐい引き込む強引さはあるが、グロテスクな描写ばかりが記憶に残ってしまい、気分が悪くなる。また、最後の最後でこけてしまう。多くの登場人物とからまりあった因縁で読み手をさんざん振り回しておきながら、何のかかわりもない一人の女子高生が犯人である、とういう答えを出されて一瞬にして裏切られた思いである。話を終えるためにも、ややこしくなる前に、不要な人物を抹消したということか。納得がいかず、消化不良の感がある。 | ||||
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文章は読みやすく、最後まで飽きさせない。 しかし、最後の<失踪の理由>で、すべてぶち壊し、じゃないですか? このオチにするなら、息子の性格を、もっと違う、ハチャメチャな人間にすべき。 そうでないと説明がつきません。 頭がよく、性格がよく、誰からも好かれる青年、まして親子関係も良好、他人を悲しませることをしない、いわゆる出来すぎの青年でしょ、この息子。 なぜ連絡を入れないの? そこばかり考えてしまい、面白かったことも忘れてしまった。 | ||||
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面白い小説って、時間を忘れてドンドン先を読んでしまうようなものだと思いますが、この小説は読むのが苦痛でした。 評価が良かったので最後までは読みましたが、何も残らなかったので捨てました。 | ||||
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作者の作品は初読。ホラーサスペンス大賞受賞作という事で手に取ったが、作者の作風が良く伝わって来る。特異な登場人物設定の下、一見通常の家庭小説のような体裁で、ひたすら醜悪な人間心理を描いて読む者の心を陰鬱とさせる。好悪がハッキリと別れる作品であろう。 作品を通して、家族のあり方や愛憎の深層心理を抉ろうとする意図は全く感じられず、救いの無さに暗澹たる気分になる。サイコホラーの宿命と言ってしまえばそれまでだが、余りにも人物造形だけに依存している印象を否めない。ヒロインが俗物として唾棄している中年男が、結局は作中で一番マトモな人間であるという事実が作品の構図を浮き彫りにしている。起きている事象は平凡なのに、登場人物達の特異性だけで全体を構成する手法は虚し過ぎる。日常生活において、各人のチョットした思惑のズレが次第に大きな亀裂となって行くという構想は悪くないのだから、物語の構成力で怖さを醸し出す工夫が欲しかった。 | ||||
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多くの方々が、 本作に対しそれなりの感想を寄せておられるが、 珍しくわたしには、何も書けない。 意識し過ぎた小説、に他ならないからかもしれないが、 残念な展開、結末・・・・わからない。 | ||||
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