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悪霊の島
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悪霊の島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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和訳タイトルにはゲンナリするけれど、作品は上質。でも分かりにくい部分はずいぶんあると思う。 | ||||
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安く購入出来て良かった。 | ||||
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面白かったです。このパターン好きです。また読み返してみます。 | ||||
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面白かったです。このパターンは、好きです。また読み返してみます。 | ||||
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とにかく上巻全体の1/4まで読めば、後は読みたい衝動が止まらない。初めが少し退屈(と言ってもこの先のストーリーに必要な情報であるが)。 | ||||
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キングファン続けて10年以上なりますが、最近のがワンパターンぽいと言うか、ダラダラ中だるみをしていたのが嘘のように一気に読めて昔のような勢いがある話でした。 私も絵を描いてますが、描いてると何かに動かされてるような時があるから、今直に起きた感覚がします。皆がハッピーになれたら良いのに。 | ||||
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96ページ「一歩進み、二歩進み、三歩進んで四歩進み、そこで頭の中の距離計をゼロにリセットして、それを九回くりかえす。そのあと一回めから九回めのそれぞれの歩数を全部足せば、四十五になる。」文字通りに計算すると、四歩×九回で三十六歩になるではないか。一回め一歩、ゼロにリセットして二回め二歩、またゼロにリセット三回め三歩 、という計算でこそ九回めには確かにトータル四十五歩になるのである。 しかし、わたしにはこの計算方法は少し複雑だ。たぶんキング自身のリハビリ体験だと推測するが、米国の算数教育が日本とは違うせいなのか。 さて、日常生活の描写が驚くほどおもしろいのに比べて、邪悪な物が出現してからの展開が単純に過ぎると思えるのが残念な点だ。 | ||||
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一気読みしましたが‥下巻と上巻とでは、印象が違いました 一言でいえば、思いがけずに遭遇した大事故から生還した主人公と、それを囲む家族の、重厚な再生の物語、 の、はずだったんですが、それに較べて敵キャラが底が浅すぎ。ラスボスに至っては「邪魔だから出てくるな」という印象。 思わず笑っちゃいそうな敵やラスボスなど出さずに、過去の宿命や主人公らの能力にからめて じっくり悲劇を描いてくれていたら、もっと見応えのある人間ドラマになっていただろうと思います。 「ラスボスが浅い」「敵キャラが浅い」の欠点を除けば、全体的には心にしみる、家族愛のリアルなストーリー だと思います | ||||
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約半年ほどを掛けて、ようやく読み終えました。 寝る前の10分ほどを、気が向いた日だけ読むというスタイルだったので、 時には1週間以上も間が空いてしまったこともありました。 このような長期に渡ってしまいましたので、物語の繋がりの醍醐味は、 ひょっとしたら薄まってしまっているとは思うのですが、 それでも結構楽しめました。その点での評価が星4つ。普通の小説なら 飽きて読まないか、途中で忘れてしまったりだと思いますので。 ただ、キングファンとしては、いつものような前半からグイグイ加速していく 物語の「引き込み」が薄かったので、マイナス星1つとしました。 それでもこうやって長期に渡って興味を保たせるのは、凄いと思います。 | ||||
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実は御大キング師匠の作品は久しぶり。昔は徹夜してでもガンガン読めたんですけどね…。 キングと言えば言わずと知れた「モダン・ホラー」の帝王ですが、ではそもそもモダン・ホラーって何なんでしょ? 一説には「モダン・ホラーとは怖くないホラーである」なんて意見もあるようですが、個人的にはそれもあながち的外れとも言えない気がします。 ホラーとしてのお約束・舞台設定の枠を超えた「エンタティメント志向の強いホラー」がモダン・ホラーなのかなとも思います。 本作にしても個人的には「怖い」というよりはやはり「面白い」という感想が先に来ます。 本作、ホラーとしての骨格はあっけないほどシンプル。 「強大なパワーを持つ邪悪な超自然の力に翻弄される弱き人間たちのドラマ」でありキングにとっては正に十八番ともいえる内容。 このボリュームには怯みますが、御大キングのすごさはやはりディテールにあり。 本書も良く考えてみれば相当に「変な話」なのですが、みっちりと描写される主人公の心情や内面、 細かいエピソードの数々がデタラメな物語を徹底的に補強しており、唯のほら話では終わらせないリアリティを生み出しております。 特に本作では「絵画と絵をかく行為」が大きな要素となっており、ビジュアルに訴える力も相当なもの。 それともう一つは舞台となるデュマ・キーの描写。メキシコ湾に面した陽光降り注ぐ楽園の風景が「邪悪な意思を持つ存在」の息吹によって反転するインパクトのある描写も やはり読み手に対してビジュアルを強く想起させて刺激的です。 それにしてもこんなお話、どこから引っ張り出してくるんでしょうねぇ? 細々としたディテールを積み重ねながら後半に向かってちゃんと大きな流れを描き出す様といい、ドライブを利かせて読者にページを繰らせる手を休ませない手腕もさすがです。 ただ、果たして昨今の映画などに見られるような「身もふたもないホラー」に馴染んでいるお子様たちにはこの面白さが分かるんでしょうかね? 主人公であるエドガーの愛する者を失うことの恐怖・悲しみはある程度の年齢を重ねた読者なら一層、胸に迫るものがある気もします。 ただ本書が決して陰鬱になっていないのはクライマックスに向けての地獄めぐりにはワイヤマンとジャックという「仲間」がそばにいてくれるからでもあります。 この友情も心に中々沁みます。 御大キングの「円熟」を強く印象付けられた作品でした。 | ||||
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とても迅速に対応して頂きありがとうございます。丁寧な包装でした。機会があればまた利用したいと思います | ||||
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とても待っていました。 手にしたときは待ちきれずに車の中で読んでいました。 始まりはとても長く感じられます。 読み進むのがなかなかできませんでした・・ キング自身の体験談かな?と思いました。 しかし、徐々にいつものように読むのがやめられなくなっていきました^^ キング作品の中では優しい方かな?? | ||||
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事故で身体が不自由になった男が人生をやり直す話しです上巻は男が成功するまでにいろいろな登場人物紹介です少し奇妙なことがある程度で普通のお話でも下巻の半分過ぎから普通が異常に変わりますキングの普通の生活が……的な話しが好きならオススメします | ||||
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上巻は「人は喪失にどう向き合うか」というプロセスがメインテーマだと思いました。 キング自身の事故体験も十分生かされていたのでしょう。 今の年齢でこの創作意欲とクオリティ、アルコールに溺れた時期もあることなど考えると驚嘆するしかありません。 | ||||
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上巻は「人は喪失にどう向き合うか」というプロセスがメインテーマだと思いました。 キング自身の事故体験も十分生かされていたのでしょう。 今の年齢でこの創作意欲とクオリティ、アルコールに溺れた時期もあることなど考えると驚嘆するしかありません。 | ||||
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久しぶりのキングの長編は、 期待に違わず非常に面白い作品でありました。 とは言え上巻は少々まどろっこしいです。 じらされる感じがたまりません。 「悪霊の島」の前半は、 事故にあった主人公エドガーが、 デュマ・キーで、 彼を苛んでいた狂気から徐々に人間性を取り戻していくエピソードが中心。 孤独や後悔、苦痛に苛まれるエゴガーが再生していくお話が上巻のメインテーマであって、 その狂気からの脱出自体に実は怪異が絡んでいるらしい、というところまでが明らかにされます。 で、すごいなあと思ったのは、 要はこの上巻は、下巻のクライマックスに向けての長い長い伏線である訳ですが、 伏線でしかないのに上巻だけで読了しても面白いところです。 ともかく上巻では、 なぜエドガーが絵を描くのか、 デュマ・キーの隠された歴史は?とか、 謎だけが提示されていきます。 ここがフラストレーションでもあって、 このじりじり感を楽しめるかどうかで評価が変わってくると思います。 | ||||
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久しぶりのキングの長編は、 期待に違わず非常に面白い作品でありました。 とは言え上巻は少々まどろっこしいです。 じらされる感じがたまりません。 「悪霊の島」の前半は、 事故にあった主人公エドガーが、 デュマ・キーで、 彼を苛んでいた狂気から徐々に人間性を取り戻していくエピソードが中心。 孤独や後悔、苦痛に苛まれるエゴガーが再生していくお話が上巻のメインテーマであって、 その狂気からの脱出自体に実は怪異が絡んでいるらしい、というところまでが明らかにされます。 で、すごいなあと思ったのは、 要はこの上巻は、下巻のクライマックスに向けての長い長い伏線である訳ですが、 伏線でしかないのに上巻だけで読了しても面白いところです。 ともかく上巻では、 なぜエドガーが絵を描くのか、 デュマ・キーの隠された歴史は?とか、 謎だけが提示されていきます。 ここがフラストレーションでもあって、 このじりじり感を楽しめるかどうかで評価が変わってくると思います。 | ||||
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ページをめくる手がとまらなかった。 一人の男が事故でいろんな物を失い(ただし、全てではない)そこから 色々な人の助けや導きを得て、自らの強い蘇生の意思も相まって、それが ファンタスチックな奇跡を生み、ついには絵画の世界に新しい人生を見つけてゆく。 私にはワイアマンとの関係が中高年版「スタンド・バイ・ミー」(友よ、傍にいてくれ!) にも感じられ、文句無く☆5であり、限りなくキングのベストと言い切った 程である。 ただし、下巻の200ページぐらいまで... ここからは異論が十分にあることを承知で(否、異論の方が圧倒的かもしれぬが..) 書かせてもらうが、私ぐらいの年齢になると、どうしても最後の怪異譚を素直に 受け入れられないのです。この話には、蛙の化け物とか、にたにた笑いの 黒人の幽霊とか、必要ないのに、という気持ちが強いせいかもしれない。 こうあるからこそキング, これがキング、と言われればそれに反論はない。 ただ、勝手な希望ではあるが、本書に関しては、いつものキングより少し 人生に優しいキングとして、人生の奇跡を描いた物語にして欲しかった。 それほど8割方の物語の出来が琴線に触れる出来だったわけですが... (そんな訳で、最後の200ページは、ページをめくる手が進まなくなって しまった。というか、どうでもいい結末となってしまった。私にとっては...) 邦題もいただけない気がする。物語の全てを象徴しているとは思えないので。 翻訳は素晴らしい。<莞爾として微笑む>なんて日本語を眼にするのは 何年ぶりの事か。。。 マァ、こういう読者もいると言う事で勘弁して下さい。 ラスト近辺が好きか、好みに合わないか、と言うだけで 面白い事は間違いないのですから... | ||||
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ネタバレはしないが、ラスト近くに驚きと涙が待っている。買って満足か、と問われれば迷いなく「yes」。キングファンにお勧めしたい。 でも、私には「キングが直球勝負で投げ込むホラーの王道」という表現は違和感がある。結局「悪霊」に立ち向かう主人公に最後まで寄り添う頼もしい仲間がいるせいで、怖さが大幅に減衰してしまうのだ。悪霊の島には、私が難度も繰り返し読んだ「骨の袋」と似た「死者との交感」というテーマがあるが、怖さはずいぶん減っている。 その代わり、主人公の「喪われた家族」をめぐる物語が重厚で、その部分が私の涙腺を直撃した。私にとっては主人公がたどる80年前の家族を襲った家族喪失の悲劇が、主人公自身の家族喪失と、新たな「家族」の再生の物語をダブらせているところがこの物語の白眉であり、ホラー小説というよりは現代アメリカ文学というカテゴリーの秀作、と読んだ。 「セル」がちょっと私のテイストからずれていて心配だったのだが、キングが(必ずしもホラー作家としてでなく)ストーリーテラーとして健在であることがわかって安心した。「ドームのもとで」が待ち遠しい。「リーシーの物語」のときと同様、翻訳を待てずに原書を買っちゃうんだろうな。でも原書のハードカバーってデカくて重いんだよな。これが。 | ||||
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「骨の袋」(新装版「シャイニング」「ミザリー」は除く)以来、久々に出たキングのスーパーナチュラル的要素を孕む最新長篇。 本作品の圧巻のラストには言及できないけれど、途中、大迫力の展開がまっている。 コピーは大袈裟ではないのだと、あらためて思い知らされる。 アメリカで、話題の「ドームのもとで」を刊行間近にして邦訳されたこの長篇は充分な長さを備えている、そして面白さも。 本書を読む方にこう言っておきましょう。「もし本書を読むのなら、睡眠時間は数時間は減ることになるよ」と。 わたしもページをめくる手が止まらなかった。 白石朗の味のある訳文も優れている。 本書はキングが偉大なる作家であることをあらためて思い知らせてくれる。 ブラッドベリ、マシスン、カーヴァーと続いていく作家群のあとにくるのは、間違いなくキングだ。キングは今後、オースター、ミルハウザー、ノーマン・ロックたちをも退けて、キングは現代作家の頂点に立つことだろう。 本書は「リーシーの物語」をも凌ぐ、圧倒的なストーリテリングの光る偉大なる小説だ。 と、あらすじを言わないのには理由がある。知らずに読んでほしいのだ。内容を知らないで読めばそれだけ面白さが倍増する。 本書は衝撃的な小説である。 「ドームのもとで」が白石朗の名訳で読めることを! | ||||
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