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鉄の骨



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【この小説が収録されている参考書籍】
鉄の骨
鉄の骨 (講談社文庫)

鉄の骨の評価: 4.30/5点 レビュー 288件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全288件 61~80 4/15ページ
No.228:
(5pt)

アッと驚く結末の展開

池井戸さんの作品の結末はある程度予想できるのですが、
結末までの展開にいつも驚かされます。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.227:
(5pt)

面白かったです。

或るきっかけから、本書を読む事にしましたが想像以上に(不謹慎かもしれませんが)面白かったです。主人公の周囲で行われる談合という重いテーマですが、暗くなり過ぎず描かれている点が良いと思います。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.226:
(5pt)

公共事業発注者側の勉強不足

業界内部を良く知っていないと、書けない作品だと思う。しかしここに書いてあることは事実でだと思うし、現在はない過去のことでありたい。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.225:
(5pt)

談合とは何か良くわかる作品です

とてもリアルで引き込まれました。談合というものがどういうものかよくわかりました。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.224:
(5pt)

もう一度、初めから読みたくなります

最後、震えました。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.223:
(4pt)

良く調べられました。

建設業界のシステムはさておき、業界人のメンタルな部分もよくわかった。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.222:
(2pt)

「談合」を取りまとめるのも難しい

どの会社も指名入札を受けたいはず。そういう思惑の中で、入札会社を決めなければならない。どのようにして、話し合って調整しながら決めていくのか、かなり難しい。そういう微妙なところを詳細に描いてある点は評価したい。そして、最終的に「談合」自体がうまくいかなくなっていく。その過程が読みごたえがあり、話しを盛り上げている。並行して、恋人とうまくいかなくなっていくのも話しを面白くしている。
もうちょい意外性があると星3つにしたのだが。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.221:
(5pt)

ビジネス脳と恋愛脳と脳味噌を使い分けて読んだが、恋愛脳は爆発しました。

私はこの小説を読むとき、私自身の脳味噌を真っ二つに分けて読み進めていった。

1つは、純朴で誠実な好青年の主人公がゼネコンマンとして日々成長していく姿を

ずっと見守りながら読んだ。もう1つは恋愛小説として脳味噌をフル回転させて読んだ。

まず、1つめはこの小説のメインである政治家の汚職が絡む建設業界の談合の話だ。

競争入札で少しでも工事価格を抑える目的の談合が、ズルをして事前に入札価格、

落札価格を決めて、発注者がゼネコンからキックバッグを得て私服を肥やす。

コストを抑えて品質の高い建設物を造るのが建設業界としては、本来の理想の姿だ。

だが、競争入札を勝ち取るために、赤字ギリギリや赤字覚悟でコストを下げることもある。

そうすると、人件費削減か各部品や資材メーカーにしわ寄せがきて苦しめることになる。

下請業者が損を被って倒産に追い込まれるのは、日本の昔からあるピラミッド型の組織だ。

赤字経営を承知で、当面の資金にする前受金を得るために、無理な受注をする。そうなると、

長い目で見ると、会社はいずれ破綻の道へと向かう非常に厳しい世界だ。

また、それだけではなく赤字覚悟で入札した建設会社が、コスト削減のために欠陥工事を

行い、ビル倒壊などの人身事故を起こす危険性が高く、実際に過去にも事故が起こっている。

本著では公共工事の地下鉄工事を入札するために、各建設会社が何日も掛けて工事原価を

割り出し、どこまで見積額を下げられるか、必死で戦っている様子が手に取るように分かる。

そこへ、ズルをする強欲な人間が出てくる。政治家が絡みブラックな談合が行われる。

主人公の平太は建設現場から業務課に異動命令が出され、その異動の理由が面白かった。

よく構想を練った素晴らしい小説で、その面白さを存分に体験できた。その巧みな登場人物

の設定が読者を飽きさせない。平太の母と同郷の幼なじみで業界の天皇と呼ばれる三橋と、

その三橋のバックにいる大物代議士、この辺りはあまり書くと楽しみがなくなるが、

面白すぎて読むスピードが上がる。池井戸氏の作家としての才能には驚くばかりだ。

また、平太の母が病気で入院した時も、平太は多忙な仕事を抱えながら息子として、

出来るだけのことをやろうと必死で頑張っている姿にも感動した。

談合に関しての結末は予想通りだったが、全般的に建設業界の問題点を考えさせてくれる

素晴らしい内容だったし、日本の建設業界もまだまだ大きな課題が残っている。

それから、もう半分の脳味噌で私は主人公の平太と恋人の萌の恋愛を感情移入しながら読んだ。

平太と恋人はお互いの仕事のことで、しっくりいかないことがあったが、平太としては恋人

を大切に思い、多忙な仕事の合間をみて連絡をし続けてきた。

だが、恋人の萌は同じ銀行で働く先輩に憧れ、平太とは別れないまま先輩と交際する。

恋に対して不器用だが純粋な平太とは真逆のずる賢く優柔不断な萌には失望した。萌は平太

からのプレゼントの指輪を受け取らなかった時点で、平太と別れるわけでもなくキープする。

先輩と何度もデートを重ね平太の電話をわざと出ない。しかも、平太との恋に倦怠感を抱いて

いながらも、平太の母親に会って3人で食事までした。その一方で先輩とホテルにも行く。

そして、先輩の母親の家に招かれ、3人で会っているのだから、強烈に胸糞が悪くなる女性だ。

結婚適齢期の女性の心理を読み解くのは難しいが、二股で両方の母親に会う心理が異常だ。

作家の西原理恵子さんなら、「女性はズルをどんどんしましょう。自分の幸せのために」と

寛大なことを言うでしょうが、平太が誠実で信頼できる青年だけに、いやな思いが残った。

最後はどうなるかと思ったら、先輩のプロポーズは断ったようだが完全に別れてもいない。

先輩がニューヨークの転勤先から送ったメールを読んで、この三角関係は一見、終わったよう

に見えるが、そこは読者がどうなるか考えてという含みを持たせている。

私は、その先は読める。萌は平太と交際しながら、ニューヨークの先輩とメール交換は続き、

2人の男性の間でずっと女心が揺れ動き、純朴な平太を裏切り続けるだろう。

萌は仕事を捨てたくないようなことを言っているが、この萌は仕事などできない女性だ。

こんな中途半端な女性が銀行でバリバリと仕事をこなし、立派にやっていけるとは思えない。

仕事はそっちのけで2人の男性を手玉に取る不誠実な女性は、たとえ先輩の赴任先のニューヨーク

で仕事を得たとしても、自意識だけは高い、偽物のキャリアウーマンになるのが関の山だ。

小説としては面白い設定だが、私はこの恋愛部分は不快感が高まって仕方がなかった。

平太が好青年で親思い、恋人思いの優しい青年だから、よけいに後味が悪かった。

他の方のレビューを読んでも萌に対して、ムカついている人が多々あったのは当然だ。

どうせなら、こんな萌のような優柔不断でズルい女性に対抗するような、魅力的な女性

を平太に出逢わせて、もっとドロドロの恋愛小説にするとか、そうなったら、メインの

ゼネコンマンの影が薄くなるし、小説って難しいですね。多くの読者を納得させる結末

にするのが小説家の腕の見せ所だと思うのですが、どうなんでしょうか?

でも、全体的に小説としては非常に面白かったので☆☆☆☆☆5以上の評価ですね。

※レビューとは関係ないですが、本著をAmazon購入したのにAmazon購入の赤ラベル

がついていないのでAmazonに連絡したが、全然納得いかない説明だった。他の新商品

でも同様なことがあったので、その件もメールしたがAmazon側の規定があるらしく、

その規定は言えないそうだ。Amazonの事情は分からないけど、不信感が残りました。

しかも、本著は紙の本だけでなく、Audible版でも読んだのに残念な対応だった。

(すみません。ただの愚痴でした。)
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
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No.220:
(5pt)

惹き込まれる文章

ゼネコンを取り巻く様々な人間関係、ストーリー、最初から最後まで一気に読んでしまう面白さはなんとも言えません。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.219:
(5pt)

面白かったです

ストーリー展開も面白く、心に響く言葉もあり、楽しく読ませて頂きました。
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4062158329
No.218:
(5pt)

経済小説の枠を超えたエンターテイメント小説!

はぁ~相変わらず面白かった。最後までハラハラドキドキは止まらず、最後の最後にはある意味期待通りの結末。経済小説に恋や家族、仲間など盛り沢山に盛り込まれていても、それが見事に調和しているから面白くないわけがない。ドラマとはまた異なる活字のワクワク感は流石!
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.217:
(5pt)

面白かった!

建設業界の古い談合体質をここまで分かりやすく面白く捉えた小説もそうそうない。

ネタバレは避けたいので詳しい記述は控えるが、建設業界の体質やそれに並行して繰り広げられる人間ドラマが非常に緻密に描かれる。
所々、主人公以外の視点で語られる場面の移り変わりがめまぐるしいのは難点だが、その移り変わりがより臨場感を感じる。
建設業界に関わる人間には是非読んでほしい1冊
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.216:
(5pt)

納得の一冊です。大変楽しく読ませて頂きました。池井戸先生ありがとうございます。

若い社員が成長する過程が、独特の感性で描かれている作品です。
業務課の仲間の実力もよく表現されていて、いつものように一気に読み終えました。
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No.215:
(4pt)

人物の造形、ストーリー性、読みやすさのどれも素晴らしいが、ややリアリティに欠ける面がある

人物の造形、ストーリー性、読みやすさのどれも素晴らしい。
建築業界の談合の実態がわかるため、経済書としての価値もある。
ドラマチックな展開である反面、ややリアリティに欠ける面があった。
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4062158329
No.214:
(5pt)

いつもハラハラ

必要悪…談合、いろいろと考えさせられながら、どうなっていくんだろうと思い、あっという間に読んでしまいました。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.213:
(5pt)

読みだすとやめられません。

次の展開がどうなるのか知りたくて、ついつい寝不足になるまで読み続けてしまいました。
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No.212:
(5pt)

真に迫る感じか

フィクションとはいえ、思い浮かぶ各社…、面白かったです
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.211:
(5pt)

組織防衛、人材育成に有益な一冊

コンプライアンスが問われる今日、ダーティな世界がいまだに残る建設業界でいかにクリーンに立ち回り、企業間の争いに立ち向かい、若手をまっすぐに育てモチベーションを上げるかと言う点で優れた一冊。池井戸潤の幅の広さを感じます。
社内研修等にもお勧めです。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.210:
(4pt)

建設業の人は面白い

仕事がら経験をしたことある事が出てきて非常に面白かったです。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.209:
(4pt)

良書

池井戸さんの作品らしく、組織の中で苦悩する個のあり方を描いた作品。内容は非常に良かったが、途中から展開が読めた事、空飛ぶタイヤの直後に読んだ為、展開が少なく感じた事などから4とした。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329

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