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鉄の骨



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【この小説が収録されている参考書籍】
鉄の骨
鉄の骨 (講談社文庫)

鉄の骨の評価: 4.30/5点 レビュー 288件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 1~20 1/2ページ
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No.25:
(3pt)

池井戸劇場的には少し違う印象

池井戸を作品を私は、花登筐から続く根性活劇と見ています。
そのような視点から考えると少し真面目すぎる筆致と思います。
鉄の骨Amazon書評・レビュー:鉄の骨より
4062158329
No.24:
(3pt)

読み終えた時のいつもの爽快感がない。

談合と言う言葉と意味を教えてもらいゼネコンの内情がよく分かった点では良かったです。が、いつもの池井戸さんの作品を読んだ後の爽快感がほぼ無かったです。この小説に恋話は必要無かったと個人的に思います。恋人とのからみで何を読者に訴えたかっかた個人的には全く分かりません。半沢シリーズのスリルと爽快感、ラストで泣かされた陸王、その他全ての作品を読んでますがこの小説は池井戸さんらしさが欠けていると思います。
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4062158329
No.23:
(3pt)

wowowドラマをみて

wowowドラマの放送を見て,読みたくなりました。
原作とドラマ 微妙に違うところはありますが、それぞれに楽しめました。
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No.22:
(3pt)

恋愛要素が不愉快

本筋は概ね面白かった。
ラストは少し物足りなく感じたが。

そんなことより何より、恋人の萌が平気で浮気をしたにもかかわらず主人公と何食わぬ顔で会ったり、間男との間で揺れたりどっちつかずでイライラした。
恋愛小説でもあるまいし、余計な描写は必要ない。しかも本筋にも全く関わってこないのに、ひたすら不愉快な描写を入れた意味が分からない。
恋人と間男の存在さえなければ★4でした。
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No.21:
(3pt)

過去の日本経済の実態をフォロー

面白かった。
今読めばちょっと時代錯誤かな?と言う感じでした。
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No.20:
(3pt)

社会人としての葛藤

新卒3年目の男女に訪れる社会人としてのそれぞれの葛藤
主人公は仕事と道徳、女性は仕事と恋愛(結婚)という構図です。
さすがの著者ですから、ビジネスの話やラストの逆転話はよくできており、談合問題についての認識も的を射ていると感じました。
問題は女性パートです。
浮気相手は有能とされてはいるが小物感がハンパなく、彼女も彼女でお花畑全開で決断という決断から逃げた挙句の果てに元サヤ狙いという呆れた女です。
同じページ数ほかの人物を語って欲しかった。たとえば競合相手にしてもそれなりの苦労や事情、描くべき人物がいたはずだと思うと彼女らの下らないキラキラ話に割かれたページ(かなりの量です)が酷く勿体なく感じてしまいます。
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No.19:
(3pt)

良かったです

池井戸先生のファンです
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No.18:
(3pt)

建設 ゼネコン 談合 下っ端社員

社会のグレーな部分を細かく描いている。結末に少しボリュームが欠ける部分があるが着々とシナリオが進んでいく池井戸潤らしさが表れている。
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No.17:
(3pt)

池井戸文学

今リニアの談合が摘発されています、ゼネコンは談合なくしては考えられないように受け取られています現代、徹底した対策を打たないとなくなりません。税金が無駄な工事に使われ回り回って政治家の懐に入る構図は、昔と何も変わっていません。よって本当に国民の味方になる政治家の出現が期待されています。
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No.16:
(3pt)

長いがすぐ読めます。

ゼネコンの談合の話。半分くらいまでは主人公の会社が談合に参加するのかしないのか。彼女との恋愛はどうなるのかと、気になりつつ読み進めたが、段々話が迷走してぐだぐだに…。
しかも、結末に向かう流れも、意外性がなく全然すっきりしない!
まぁ、それでもそれなりに面白かったので、星3つです。
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No.15:
(3pt)

建設業界の話に集中したかった

建設業界とは無縁の人生を送る自分にとっては新鮮な内容だったが、割と早い段階から出てくる検察がなかなか踏み込んでこないし、萌は愚図で狡くて面倒臭いしで、物語に集中し辛かった。
予測できた結末に辿り着くまでの時間が長すぎると感じた。
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No.14:
(3pt)

ヒロインが残念・・・

池井戸さん作品はカタルシスが魅力なのに、このヒロインはないかなぁ~
エリート銀行マンとは一気にゴールインはなかったようだけど、中途半端な
お別れが返って未練を煽ってる様子。
それで、二股隠して平太とよりを戻してるなら気持ち悪いな。
自己満足で打ち明けてても平太がかわいそうだし。
主人公の苦難を通じた成長を描くなら、この恋愛部分もケリをつけて欲しかった。
でなければ不要だった。
ファンだけに残念。
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No.13:
(3pt)

余計

池井戸さんが有名になる前の作品のようですが、中途半端な恋愛ストーリーは邪魔でしかないですよね。萌ちゃん不要です。
たぶん。
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4062770970
No.12:
(3pt)

概ね期待通りの商品でした。

概ね期待通りの商品でした。 特に問題無く利用しています。 そこそこオススメです。
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No.11:
(3pt)

微妙・・・

談合のお話です。
中堅ゼネコンの現場で働く入社4年目の富島平太が、
業務部に移転して、
談合の嵐に巻き込まれ、
それに恋愛が絡んでなかなかにシビア。

相変わらず、銀行の汚さをこれでもかってくらいに書いてくれてます。
平太くんの勤め先のメインバンクに平太君の彼女「萌」が勤めているんですよ。
で、平太君の会社は業績不振で融資を打ち切られそうで。
萌からみた平太君がどんどん魅力なくなっていくんですね。
彼女は同じ銀行のエリートさんに見初められて心も体もそちらに向いてしいます。

まあそれはそれとして・・・
やはり、ちょっと違うんじゃってのが、結局談合してまで取った仕事を
丸投げ丸投げで、結局は孫請けあたりが
たたきにたたかれた価格で泣きながら仕事しているって現実を
まるきり無視ではリアリティーにかけるなと。

最後はいつもながらのめでたしめでたしなんですけど。

正直、下町ロケットや空飛ぶタイヤよりはつまらなかったかも。。。
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No.10:
(3pt)

「倍返しシリーズ」や「空飛ぶタイヤ」に比べると普通

「オレたちバブル入行組」から入って「空飛ぶタイヤ」も読んだが、
これらに比べると本作品はちょっと落ちる印象。

ゼネコン談合の世界に翻弄される若手ゼネコンマンの主人公と
銀行勤務の恋人のラブストーリーがパラレルに走るが、上記作品に
比べると登場人物の描き方がやけにあっさり、というかステレオタイプ
に過ぎる感じでいまいち入っていきずらい。

恋人をとりあう銀行マン・ライバルゼネコン役員等、筆者得意の
底意地の悪い悪役たちもやや薄味で、この点も興が乗りづらいところ。

まあ読んで損した感は無いのだが、筆者の作品としては普通ということでこの評価。
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No.9:
(3pt)

談合とは

まさか全ては尾形総司の官製談合計画だったとは。園田と野村、平田の三角関係も面白い。
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No.8:
(3pt)

「談合」は正か非か

私の父が「日本が昭和の上り坂の時代」に建設会社に勤めておりました。現場も営業も担当していたようです。
父は寡黙で家では仕事のことはあまり語りませんでした。まだ、父の勤めていた会社には社員・家族参加の運動会がありました。
その頃、「談合」は各所にあったと思います。
ただ、市場主義経済ばかりを追い求め「談合」を全否定とする姿勢は今の私にはなじめません。
大震災復興の「入札不調」も惹起されます。
もちろん、「談合」は法律違反ですし、やってはいけないことです。
「人間清濁あわせ持つ」、そんな姿勢で読むと違った楽しみ方ができるかもしれません。
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No.7:
(3pt)

談合問題は?

建設業界の談合に、やる気ある若手社員が巻き込まれる、という話。お仕事小説というより青春小説部分に重きを置いているようで、病気に倒れる田舎の母、心が離れていく恋人、尊敬する男の苦悩する姿などから、主人公が成長していく様が描かれている。逆に、事件のテーマである談合自体は、展開は興味深かったものの、結末がすっきりせず、カタルシスを感じられなかった。ところで、この著者の作品を読むとき、私の頭に浮かぶのは福本伸行の絵である。
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No.6:
(3pt)

人物設定、ストーリーとも甘く、折角の好素材である談合問題に切り込めていない

この作品は、最初は面白いのだが、「空飛ぶタイヤ」、「下町ロケット」と比べると、途中から作品の質がガクッと落ちてしまっているとしか、私には思えなかった。 

この作品は、建設業界の談合問題をテーマとしている。世間一般の談合に対する見方は、「悪」の一言で終わりだと思うのだが、この作品では、「第一章 談合課」で、主人公平太の同僚西田に、談合は、役所にとっても業者にとっても、「必要悪」であるとの持論を語らせている。これが、結構、説得力があり、平太にも読者にも、「どっちの考え方が正しいの?」と、鋭く問い掛けてくるところがあるのだ。私は、「これは、傑作になるぞ」という予感とともに、作者がこの難問を、どのように収束させるのかに大いに興味を抱いたのだが、ここからがいけなかった。

まず、平太が、恋人萌に、守秘義務情報を調べてくれといったり、逆に、萌が捜査情報を平太にしゃべったりする設定は、あまりにも次元が低過ぎて、この作品の質を安っぽく落とす以外の何の意味も感じられない。また、天皇といわれる業界最大のフィクサー三橋と母が訳あり風の知り合いであったがゆえに、平太が三橋に目を掛けられるなど、無理矢理のご都合主義もここに極まれりだし、三橋の人物設定も、中途半端にいい人で、前振りの強烈な人物像が、全くの見かけ倒しに終わってしまっている。そもそも、どんな理由を付けようとも、業務課に異動したばかりの25歳の平太が、談合担当者として、三橋や他社の役員クラスと相対するなどという設定には、根本的に無理がある。 

本題の地下鉄工事にかかわる談合は、業者の都合でころころと内容が変わっていくのだが、変われば変わるほど、冒頭で提示された、談合は「悪か、必要悪か」という重いテーマから掛け離れ、必要悪の限度を超えたものになっていってしまっている。ラストで明かされる真相も、下手なミステリ小説の種明かしを読んでいるような次元の低いものであり、折角の好素材である談合問題という難問に対して、真正面から直球で切り込むことなく、変化球で逃げて終わってしまっただけという欲求不満を感じざるを得ない。 

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