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絶望ノート



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【この小説が収録されている参考書籍】
絶望ノート
絶望ノート (幻冬舎文庫)

絶望ノートの評価: 3.52/5点 レビュー 46件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 21~40 2/3ページ
No.26:
(2pt)

凄く上手。だけど、やや辛い。

文章がとても巧みで、分厚い本なのに一気に読めた。
テンポも良いし、視点の切り替えも上手。
次はどうなるのかとぐいぐい引き込まれる。
学校の描写なども違和感がなく、その点は素直に面白かった。

マイナス点もいくつか。
まず、ラストに納得感がない。
こういう仕掛けをオチにしたかったというのはわかるし、確かに秀逸だ。
ただ、最後の120ページで鮮やかにどんでん返し…と解説には書かれていたが、
正直最後はかなり惰性で読んでいた。後半に差し掛かるくらいまでは面白かったのだけど。
無理やり感がすごい。
細かい指摘は避けるが、本当にそうだったとしたらこれは必要ないよねとか、
この発想は飛躍しすぎではとか感じてしまった。

あとは、ジョン・レノンに関するうんちくが
作品中結構な頻度で現れるのだが、それが非常に鬱陶しい。
私が彼に対してあまり興味がない、ということが原因かもしれない。
作者はジョン・レノンが大好きなのだろうか?
ジョンレノンの話はもういいよ…と感じながら読む羽目になった。
ジョンレノンの話を出したり、章のタイトルをビートルズとかければお洒落になると思ったのだろうか?
正直、ビートルズが好きでない私にとっては押し付けがましく感じた。
※好きな人だったら逆に楽しめると思う。

あと、最後のまとめ方が少し尻切れトンボ。
家族と虐めという重厚なテーマを扱っているのに対して、サックリ終わる。
この主人公が結局何をつかんだのか、これからどうなるのかは読者の想像におまかせ。
そういう終わりの技法があるのはわかるんだけど、もう少し「うーむ」とうならせるようなものがあればよかった。

トリックの伏線張りとネタ晴らしをしてハイ終わりという感じ。
密室殺人ゲームは「うーむなるほど」と思えたんだけどなあ。
絶望ノートAmazon書評・レビュー:絶望ノートより
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No.25:
(5pt)

面白くて面白くて 止まらない!!

照音という
いかにもいじめの対象となってしまいそうな
名前をつけられてしまった少年の悲劇。

いじめられる描写を書き連ねた日記部分は、
なんともリアルでどんどん読めます。

ラストの伏線がどんどんつながっていく快感は
本当に素晴らしい!

とにかく面白く
すごいスピードで読めました。
絶望ノートAmazon書評・レビュー:絶望ノートより
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No.24:
(3pt)

なかなかいいです

文章や構成は明解で、読みやすく、内容も刺激的で、他の歌野作品同様、一気に読破できました。
ただ、読んでる途中、「まさか、こんな結末ではないよな?」と頭にふとよぎった通りの結末だったので、ややラストは拍子抜けしました。ただ中学生の実態がリアルに描かれており、自分の子供もこういう境遇にいる可能性があると思うと、背筋が寒くなります。

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No.23:
(3pt)

なかなかいいです

文章や構成は明解で、読みやすく、内容も刺激的で、他の歌野作品同様、一気に読破できました。
ただ、読んでる途中、「まさか、こんな結末ではないよな?」と頭にふとよぎった通りの結末だったので、ややラストは拍子抜けしました。ただ中学生の実態がリアルに描かれており、自分の子供もこういう境遇にいる可能性があると思うと、背筋が寒くなります。
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4344418980
No.22:
(4pt)

色んな意味で「操り人形」

歌野先生の作品を読むのは「葉桜」に続いて二冊目。
今回は救いのなさと、自分の騙され加減に思わず失笑しました。
(半分は見抜けたものの、核心までは見通せず)
読者も登場人物も「操り人形」でした。
それは、主人公も例外ではありません。
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No.21:
(4pt)

色んな意味で「操り人形」

歌野先生の作品を読むのは「葉桜」に続いて二冊目。
今回は救いのなさと、自分の騙され加減に思わず失笑しました。
(半分は見抜けたものの、核心までは見通せず)
読者も登場人物も「操り人形」でした。
それは、主人公も例外ではありません。
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No.20:
(3pt)

うまく騙されれば面白い一冊。

帯には「いじめの渦中にある中2男子が、怨念を1冊の日記帳に書き連ねたとき、クラスメイトが次々に殺された−。」、「神の力で、人を恨み殺す中学2年生」とあります。ん?これって「デス・ノート」の二番煎じかと最初は思いました。ただ著者が歌野晶午氏なので、相当ひねくれた構成になっているのだろうとも思いました。
読み進めていくと、なかなか殺人が起きない。ノートはどんどん文字で埋まっていく。いつになったらとしびれを切らした頃、ようやく最初の事件が起きました。なるほど。
至る所に伏線は貼ってあります。見逃さなければ予想通りのエンディングが待っています。いや、最終章は予想外でした。
綺麗に騙されれば面白いかもしれません。
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No.19:
(3pt)

うまく騙されれば面白い一冊。

帯には「いじめの渦中にある中2男子が、怨念を1冊の日記帳に書き連ねたとき、クラスメイトが次々に殺された−。」、「神の力で、人を恨み殺す中学2年生」とあります。ん?これって「デス・ノート」の二番煎じかと最初は思いました。ただ著者が歌野晶午氏なので、相当ひねくれた構成になっているのだろうとも思いました。
読み進めていくと、なかなか殺人が起きない。ノートはどんどん文字で埋まっていく。いつになったらとしびれを切らした頃、ようやく最初の事件が起きました。なるほど。
至る所に伏線は貼ってあります。見逃さなければ予想通りのエンディングが待っています。いや、最終章は予想外でした。
綺麗に騙されれば面白いかもしれません。
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No.18:
(5pt)

気持ちよく騙されました。

「絶望ノート」というタイトルから期待してしまいます。
案の定、陰鬱で悲惨な描写が続くのですが、事件が立て続けに起こり結末が予想できません。
一冊の本で何度も驚く箇所があるのがすごい。
普通なら一つのトリックで一冊書き上げてしまいそうですが、歌野作品は違う。
伏線が多く張ってあるので、後で読み返してまた驚きます。
たまたまジョン・レノンの人生について知っていたので色々とイメージが湧き、楽しめました。
学校裏サイトのコメントが現実そのままでリアル。
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No.17:
(5pt)

気持ちよく騙されました。

「絶望ノート」というタイトルから期待してしまいます。
案の定、陰鬱で悲惨な描写が続くのですが、事件が立て続けに起こり結末が予想できません。
一冊の本で何度も驚く箇所があるのがすごい。
普通なら一つのトリックで一冊書き上げてしまいそうですが、歌野作品は違う。
伏線が多く張ってあるので、後で読み返してまた驚きます。
たまたまジョン・レノンの人生について知っていたので色々とイメージが湧き、楽しめました。
学校裏サイトのコメントが現実そのままでリアル。
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No.16:
(4pt)

暗いんだけどさらっと読める不思議な作品

日記形式で綴られる残酷いじめ物語。
タイトルからしてダークで、手にとるのにも勇気がいりそうな本ですが・・・
とんでもない悪意にまみれながら気が滅入りつつも、なぜか読みやすいんだよな。
いじめを受けている中学生が、そのいじめの内容と恨みを綴ったノート。
母親は偶然にもそのノートを見つけ、そこではじめて息子がいじめにあっていることを知るのだけど、
歌野作品だけに、そこに綴られていること自体が真実かどうかすらあやしい・・・。
書いてあることをそのまんま信じちゃうか、疑って読むかでだいぶ違ってくると思います。
信じていたものさえ、読んでいくうちにグラついてくるし、人物の印象もコロコロと変わってきます。
歌野さんといえばポカーンとしちゃうような「大ドンデン返し」にも期待して間違いありません。
それにしても父親がいい年して常日頃からジョン・レノンのコスプレしてるって・・・。
それだけでもいじめの対象になるし、子供グレても仕方ないわ。照音くんには心から同情(T_T)
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No.15:
(4pt)

暗いんだけどさらっと読める不思議な作品

日記形式で綴られる残酷いじめ物語。
タイトルからしてダークで、手にとるのにも勇気がいりそうな本ですが・・・
とんでもない悪意にまみれながら気が滅入りつつも、なぜか読みやすいんだよな。

いじめを受けている中学生が、そのいじめの内容と恨みを綴ったノート。
母親は偶然にもそのノートを見つけ、そこではじめて息子がいじめにあっていることを知るのだけど、
歌野作品だけに、そこに綴られていること自体が真実かどうかすらあやしい・・・。
書いてあることをそのまんま信じちゃうか、疑って読むかでだいぶ違ってくると思います。
信じていたものさえ、読んでいくうちにグラついてくるし、人物の印象もコロコロと変わってきます。
歌野さんといえばポカーンとしちゃうような「大ドンデン返し」にも期待して間違いありません。

それにしても父親がいい年して常日頃からジョン・レノンのコスプレしてるって・・・。
それだけでもいじめの対象になるし、子供グレても仕方ないわ。照音くんには心から同情(T_T)
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No.14:
(3pt)

最後はおもしろいが・・・・・

いしめられた中学生の日記形式を取っているが、それが長すぎて飽きてしまった。最後のどんでんがえしは確かにおもしろいが、それまでの作品のテンポがはっきりいってイマイチ。安達ケ原の鬼密室のデンポが素晴らしかっただけに、この作品はちょっとネ。でも歌野先生のファンですので、先生の他のレベルの高い作品と比べてのことで、最後に驚愕の結末が楽しめます。
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No.13:
(3pt)

最後はおもしろいが・・・・・

いしめられた中学生の日記形式を取っているが、それが長すぎて飽きてしまった。最後のどんでんがえしは確かにおもしろいが、それまでの作品のテンポがはっきりいってイマイチ。安達ケ原の鬼密室のデンポが素晴らしかっただけに、この作品はちょっとネ。でも歌野先生のファンですので、先生の他のレベルの高い作品と比べてのことで、最後に驚愕の結末が楽しめます。
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No.12:
(4pt)

なるほど

なかなか面白かったと思います。最近、本から遠ざかっていたのですが、抵抗なく読めました。
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No.11:
(4pt)

なるほど

なかなか面白かったと思います。最近、本から遠ざかっていたのですが、抵抗なく読めました。
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No.10:
(2pt)

ネタ仕込みが透けて見える欠点がこの作品にも出た

『葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)』以来久し振りにこの作家の本を手にした。
書き下ろしとなる本書は「絶望ノート」と記された日記帳を巡り、中学生の為に大人が手を下してしまうという話で、文字にすることで虚構が現実に写るというテーマが根底にあるんだけど、この本で描いたノートにそこまでの力が潜んでいるようにどうしても映らない。『葉桜〜』でも感じたネタ仕込みが透けて見えるのがこの作家の欠点かもしれない。
加えて照音の性格もひねくれている割には、ラストの行動が安直なので作品の評価を更に下げた。
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No.9:
(2pt)

ネタ仕込みが透けて見える欠点がこの作品にも出た

『葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)』以来久し振りにこの作家の本を手にした。
書き下ろしとなる本書は「絶望ノート」と記された日記帳を巡り、中学生の為に大人が手を下してしまうという話で、文字にすることで虚構が現実に写るというテーマが根底にあるんだけど、この本で描いたノートにそこまでの力が潜んでいるようにどうしても映らない。『葉桜〜』でも感じたネタ仕込みが透けて見えるのがこの作家の欠点かもしれない。
加えて照音の性格もひねくれている割には、ラストの行動が安直なので作品の評価を更に下げた。
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No.8:
(3pt)

今回は

 前作「葉桜の頃に・・」の時は微妙な違和感を感じながら読み進み、最後にその謎が解けていったものでしたが、今回はそのようなものは感じませんでした。
 ただ、主人公の父親(これが諸悪の根源なのですが)が自己投影しているジョン・レノンの歴史を考えるとある重要人物にあたる人がなかなか出てこないのが気になりましたが・・・
 それがわかれば謎解きとしても十分楽しめます。
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No.7:
(3pt)

今回は

前作「葉桜の頃に・・」の時は微妙な違和感を感じながら読み進み、最後にその謎が解けていったものでしたが、今回はそのようなものは感じませんでした。
 ただ、主人公の父親(これが諸悪の根源なのですが)が自己投影しているジョン・レノンの歴史を考えるとある重要人物にあたる人がなかなか出てこないのが気になりましたが・・・
 それがわかれば謎解きとしても十分楽しめます。
絶望ノート (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:絶望ノート (幻冬舎文庫)より
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