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(短編集)
スカイ・イクリプス
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スカイ・イクリプスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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森 博嗣の描いたスカイ・クロラシリーズのサイドストーリー短編集。これまでの本編とは違いスポットを浴びていなかった登場人物の心情や、戦闘シーンを省き描かれた人との交流など、世界観を感じさせる作品となっている。これまでの作品に比べ読みやすく、感情移入がしやすかった。まもなく公開される映画のHPではすでに中田英寿、絢香、岩井俊二、庵野秀明、浅野忠信らもコメントを寄せる等、注目が高まっている。どのくらい押井がスカイ・クロラを描ききっているかに期待したい。 | ||||
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ご存知、この夏公開の日本アニメではスタジオジブリの宮崎アニメの「崖の上のポニョ」と真っ向からがっぷり四つに組むことになる話題作「スカイ・クロラ」。その「スカイ・クロラ」のシリーズの補完作品として作られたのがこの「スカイ・イクリプス」です。 どこかの誌上インタビューによれば、「スカイ・クロラ」シリーズの謎、例えば草薙(クサナギ)水素はいったい何者なのか? キルドレって結局何? カンナミ・ユーヒチって結局は誰? どこでどう人物が、、等といった「ナ・バ・テア」などや「ダウン・ツ・ヘヴン」などの謎を明らかにするある事が書かれているのがこの本。スカイ・イクリプス なので、たぶん森ファンは既にこの本を読み始めているかと思いますが、とにかくやはり空中での浮遊感、疾走感、が気持ちいいの一言に尽きますよね、この本は。現実離れして、空にすべてがある人減達の戦いは、戦争なんだけれどどこか美しい。森博嗣さんの狙いにまんまとハマってしまっているんだけれど、それが心地よい一冊です。 表紙の装丁も、この雲海のカバーがものすごくいいです。綺麗です。 中身の謎についてはネタバレになるので書けませんが、夏に読むにはもってこいの本です。庭にデッキチェアかなにか出して来て、冷たい飲み物でも飲みながら読みたかったなぁと後悔するくらいに夏向きな、そして空を見上げる一冊です。 | ||||
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読み続けるごとに引き込まれる。今までのシリーズをすべて振り返りながら読んだ。余りにも美しく、綺麗で、とても悲しい。 孤独の中に真実がある。真実の中には混沌とした己にだけは決して分からない様に隠されている現実がある。 また、すべてのシリーズを再読しようと思う。 これからこのシリーズを読むという方は「スカイ・クロラ」から読む事をお勧めします。これは覚悟を決めて読む本だと思います。 | ||||
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8編の短い物語が収録されています。時系列はバラバラ。誰の視点かもバラバラ。既に出ている5冊全てを読んで初めて楽しめるのでは? そんな感じです。他の方も書いていますが、何気ない会話とかで出てきたエピソードとかを描いたものや、「あの場面」より後のシーンというものがあります。映画化などで興味を持った人とかでこれからこのシリーズを読む方、この本は後回しにしましょう。 収録されている話は以下のとおり。収録順。カタカナ表記のみ。 『ジャイロスコープ』 『ナイン・ライブス』 『ワニング・ムーン』 『スピッツ・ファイア』 『ハート・ドレイン』 『アース・ボーン』 『ドール・グローリィ』 『スカイ・アッシュ』 最後3編は書き下ろしです。そしてその3編で何度も泣きそうになりました。悲しくて、切ない。そんな気持ち。そして漸くこの本のタイトルが指しているものに気付きました。 文庫やノベルスで買っていてサイズや値段の都合で買うのを控えている人、できれば少しでもはやくこの寓話に触れてください。そう、思いました。 | ||||
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スタイルとしてはスカイ・クロラシリーズの世界観に則った短編集と言う事になっていますが、 個人的な感想としてはファンブックの様に感じました。 つまり、これまでのシリーズを読んでいる人間に対して書かれているのだと思いました。 逆に、過去のシリーズを読んでいない人には ほとんど意味が分からないのではないかと思います。 特にファン向けと思われるのは、本編シリーズにおける主要メンバー以外の人物の 日常の切れ端の様なエピソードが幾つか取り上げられている事です。 誰のエピソードがあるのかはあえて細かく書きませんが、一つだけ、カンナミの話は、スカイ・クロラでほんの少し 触れただけの話題を掘り下げる内容になっています。スカイ・クロラを読んだ人なら ああ、あの話か、とすぐ分かると思います。 ファン向けと書きましたが、例えば本編シリーズにおける謎や核心に迫る秘密、と言った事が 具体的に記述されているわけではありません。せいぜい、クリタ君に関わる一つの事実がハッキリ分かるぐらいです。 本編シリーズの中で、読者が一番気になるのは、主人公が一体"誰"なのか?と言う事だと思いますが このスカイ・イクリプスを読んでも、それがハッキリ分かるわけではありません。 ただ、それでも自分の中では何となく納得が出来た様な気がします。 手品のタネを特定する事は出来ないが、何をどうしたのかは大体分かったと言う感じです。 それと今更ながら、スカイ・クロラ冒頭でカンナミが見ていた夢の意味が分かった様な気がします。 気がする、と言うのは確証が無いと言う意味ですが、 本編シリーズに散りばめられていたヒントのピースの 組み立て方が、このスカイ・イクリプスを読んだ事で理解出来たと言う感じです。 これまでのシリーズを通して読んで来られた人は、是非これも合わせて読んで欲しいです。 今まで全くシリーズを読んだ事が無い、と言う人は、まず先に本編シリーズを読んでからの方が良いでしょう。 ただし、後々ノベルス版も出るので、これまでのシリーズをノベルス版で揃えている人は そちらを待った方が良いかも知れません。半年後なので間が持たないかも知れませんけどね^^ | ||||
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スタイルとしてはスカイ・クロラシリーズの世界観に則った短編集と言う事になっていますが、 個人的な感想としてはファンブックの様に感じました。 つまり、これまでのシリーズを読んでいる人間に対して書かれているのだと思いました。 逆に、過去のシリーズを読んでいない人には ほとんど意味が分からないのではないかと思います。 特にファン向けと思われるのは、本編シリーズにおける主要メンバー以外の人物の 日常の切れ端の様なエピソードが幾つか取り上げられている事です。 誰のエピソードがあるのかはあえて細かく書きませんが、一つだけ、カンナミの話は、スカイ・クロラでほんの少し 触れただけの話題を掘り下げる内容になっています。スカイ・クロラを読んだ人なら ああ、あの話か、とすぐ分かると思います。 ファン向けと書きましたが、例えば本編シリーズにおける謎や核心に迫る秘密、と言った事が 具体的に記述されているわけではありません。せいぜい、クリタ君に関わる一つの事実がハッキリ分かるぐらいです。 本編シリーズの中で、読者が一番気になるのは、主人公が一体"誰"なのか?と言う事だと思いますが このスカイ・イクリプスを読んでも、それがハッキリ分かるわけではありません。 ただ、それでも自分の中では何となく納得が出来た様な気がします。 手品のタネを特定する事は出来ないが、何をどうしたのかは大体分かったと言う感じです。 それと今更ながら、スカイ・クロラ冒頭でカンナミが見ていた夢の意味が分かった様な気がします。 気がする、と言うのは確証が無いと言う意味ですが、 本編シリーズに散りばめられていたヒントのピースの 組み立て方が、このスカイ・イクリプスを読んだ事で理解出来たと言う感じです。 これまでのシリーズを通して読んで来られた人は、是非これも合わせて読んで欲しいです。 今まで全くシリーズを読んだ事が無い、と言う人は、まず先に本編シリーズを読んでからの方が良いでしょう。 ただし、後々ノベルス版も出るので、これまでのシリーズをノベルス版で揃えている人は そちらを待った方が良いかも知れません。半年後なので間が持たないかも知れませんけどね^^ | ||||
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このシリーズの新刊を読み終わると、必ず既刊をまとめて読みたくなって 一通り読むことが多い。 今回もその習慣は変わらず、スカイイクリプスを読み終わってすぐにまたスカイクロラから始めてみた。 この本より前は発売順でなくても読める気がするけど これは最後に読んだほうがいいかも。 これを単体で読むのも多分あまり面白くないと思う。 結局、読み手側に好きなように解釈判断させてくれる締めくくり方が私は好き。 もうクサナギと飛べないのが寂しいなととっても思った。 シリーズ通して美しい装丁は、本棚に並んでるだけでちょっと素敵です。 | ||||
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スカイ・クロラシリーズ番外編。 「スカイ・イクリプス」 この短編集は、スカイ・クロラシリーズを読んでいないと、内容が少し掴みにくい感じが しますね。このシリーズを読んでいる人向けの本と認識したほうがいいかも。 この本も、孤独が光っていた、といえば可笑しい感じがするけど、ん〜〜、何というか、 文字が急いでいない。僕は、こういう本が好きだな。(ただの個人意見) けれど、この本は、レビューのタイトルを見れば分かるのだが、熟読玩味しなければ、 このシリーズを読んでいる人でさえ内容が掴みにくい。(僕がそう) でも、きっちりと理解すれば、1つ1つの短編が、驚くほどに面白い。 (ああ、この短編は、あの後のことを書いてあるのか〜。とか、あっ、これってもしかして あ、あの人!?)といった声がおもわず読んでいるうちに出てしまいそうになった。 まあ、この本を読んでみたい人が一番知りたいのは、内容かな?(たぶん) ネタばれギリギリの範囲内で短編集の中からピックアップして書いてみよう。 ・『ジャイロスコープ』 これが、短編集の1つ目。草薙が出てくるが、主人公とはいえないと思う。なぜなら、 笹倉の視点で書いてあるからだ。あと、この場面がいつなのか?少し注目するといいかも。 ・『ワニング・ムーン』 これは、3つ目。あくまでピックアップなので、2つ目は省略します。(3つ目より簡単な 内容なので)これは、主人公の名前が出てきていないのが特徴。いわゆる、文章的に 判断しなければいけない。まあ、読めばなんとなく分かると思いますけど。 ・『スカイ・アッシュ』 いきなり最後の短編にいきます。一番ここが熟読玩味してほしいところです。 ここも、主人公に注目。最初から、主人公が分かったら天才に近いでしょうね。 未だに僕でもあやふやです…。最後のほうであの人かな?と、思ったのですが、ん〜〜、 でも、その前の文章が気になるし…、云々。 少し難しい部分がありますが、買ってみる価値ありでしょう。 | ||||
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