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少女
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少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全137件 61~80 4/7ページ
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各々の結末は因果応報か なにかのすれ間違いか 詰め将棋を見ているような終盤が次の作品も読みたくさせる。 | ||||
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あー、何となく良い話だったなぁ〜 で終わるかと思っていたら 最後に急展開。 パズルが綺麗に組みあがると同時に 何とも言えない気分にさせてくれた。 大外一気で差された…なんかそんな印象。 間接的に親友同士の2人を殺した親友2人。 最後の遺書は、因果応報により いずれ2人もそうなるということを 暗に語っているのか。 罪の連鎖、不幸の連鎖というのは この世から無くならないものなのか…。 | ||||
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これまでの作品のような驚きは少ないです。 どこにでもありそうな日常の1場面って感じです。 | ||||
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ここ数日、面白いとされてるミステリーをまとめて数十冊読んだが 結論としてミステリーの面白さってご都合主義あってこそなんだと思った 最後に全部繋がっていくというか こんな偶然あるわけないって言ってたら 大抵のミステリーは成り立たないよな 個人的に普通に面白かったですよ | ||||
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内容をふりかえってやっと「怖い話だな」と気づく。語り口がドライなせいで、重たい話も読み手に負担が来ない(感情移入しない)。つねに俯瞰の位置から登場人物に起こる様々な不幸を眺める。 アマゾンで「読んでる間、良くも悪くも日本人を感じた」と誰かが書いていらっしゃったけれど、確かにそうかもしれない。作中のやりとりと他人の不幸を俯瞰にとらえる作品自体に少しの日本人らしさを感じるかも。たとえば戦争や食糧難のニュースに心を痛めて、惜しみなく募金したり、生活を改めたりできるか、とか。 作品を通じて自分の毒に触れた気がする。 | ||||
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読みやすい文体です。 最初の方は2人の少女のどっちの話か理解しづらいところが多々あり、半分を過ぎるあたりまで特に引き込まれる感じもなく、また半分過ぎても「学校裏サイト」や「援交」、自殺の描写など私があまり得意ではないダークな感じが出てきて、もう脱落(読むのを)しようか。。と思えてきたのですが、頑張って(笑)読み進むと段々話が何重にもリンクしてくるのですね。 それまでの辟易感も次第に感動的にすらなり、読みきって正解でした。2人の少女の「死」を見てみたい、という欲求が非人道的で最初は怖かったですが、次第に心あるものになり安心しました。 ただ偶然がすぎるくらいに、近しい人々が繋がっていた、というのはやっぱり小説だな〜と思わせるのですけれど、ね。 | ||||
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とても、商品きれいで、良かったです。ありがとうございました。 | ||||
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一部の方が書いているように、”悪意の連鎖” というわけではない。前思春期の少女の心理状態を 描いたものとして秀逸な気がする。 告白を読んだ時も、乾いた心理描写に驚いたが、こういう書きかたが出来る人はまれ。 内容は結構深刻だが、書き方は軽い。最初はたいしたことのなかったことが、次第に 連鎖的に重くなっていく。描写が軽いので読後感は決して悪くない。 ライトノベルの範疇に入れている人もいるようですが、ちょっと違うような気がします。 もうちょっと暗くてもいいかなという人もいるかもしれません。私は宮部みゆきさんの ”模倣犯”のファンです。ここまで暗いとグロの世界。なんの救いもない。湊さんは、 別の道を歩んだほうがいいと思います。宮部さんも模倣犯以降はおとなしめですね。 いつのまにか、湊ファンです。今後も頑張ってほしい。 | ||||
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告白を読んで、次にこの小説を読みました。 そこまで小説にリアリティを追求してない私からすれば、これはとても面白かったです。 他のレビューを見ると、告白より劣るという感想が目立った印象を受けましたが、私はこちらを推します。 最後にハッとさせられましたし。 ただ要所要所で気味悪いというかうーんと感じてしまう部分があったためー☆です。 | ||||
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ミステリー小説と銘打ってるが青春小説の部類だと思う。なので青春小説として読んだ方がいい。主人公は二人。由紀と敦子。二人は死に触れたく夏休みを別行動する。そして死を見たいはずだが物語は思わぬ方向へ。由紀と敦子は違いに友情の片思いをしている感じだ。相手の力になりたいという気持ちが強い。素直なのだと思う。素直だから人の言葉ひとつに傷付き、救われる。青春時代ってそうだったなぁって感じる一冊。告白ほどのインパクトはないが、登場人物のキャラクターはこっちの方が好きだ | ||||
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実は、初めて読む作家。 映画とか、別のメディアで知っている。 タイトル通り、高校生の少女たちを描いた作品。 主人公の2人。 親友と思いながらも、 お互いに知らないことのほうが多い。 自分に自信があるわけでもなく、 信頼と不安を抱えたまま、 それでも“友情”を信じたい。 そんな2人の夏休み。 それぞれが、 それぞれの経験を重ねる。 いつも、親友のことを思いながら。 言葉にできない若い心は、 不器用な距離を作ったまま、 ラストに向かって絡まっていく。 繊細で、壊れやすいけど、 無垢な部分が見え隠れする彼女たちの物語。 白と黒で世界ができているわけではないことを、 少しずつ知っていく…。 | ||||
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前作の告白に衝撃受け、すぐに買いに行きました。まぁ、告白よりは衝撃は薄いですが、全然退屈せずに読める本です。読んでも損はありません!! | ||||
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これも実に面白かった。 「告白」がある意味救いのない終わり方をしたのに対して、「少女」は暗闇の中に一筋の光が差し込むと言うか、未来志向のエンディングだったと思います。 そういうわけでタッチは「告白」とは異なりますが、登場人物(本書では少女二人)の独白という形式で物語が進み、登場する人物にはみな何かしらの関係性がある、というのは「告白」と同じですね。 登場人物の関係性を徐々に明かしていく「見せ方」は流石だなあと思います。 | ||||
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少女たちの考える「死」についての考えは思春期独特のものがあるのでいまいち概要がつかめませんでした。 中盤から終盤にかけて、それぞれのパートがつながっていく部分が気持ちよく読めました。 読後感はちょっと後味が悪いかもしれません。ハッピーエンドではないので。 読みやすい文章なのでサクっと2,3時間で読めます。 | ||||
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遺書ではじまり、遺書で終わる物語。 私たちはこの遺書が誰が書いたものなのかわからないまま読み進めていくわけです。 とても面白かったです。文章はわりと読みやすいのに、混乱するのはなぜでしょう…何回も戻りながら読み進めました。 途中でいろいろな事がつながっていき、最後のビックリする結末…最高です。 そして解説を読んで、ああそうゆうことだったのか!と、気づかされたことがありましたので是非とも解説までお読み頂くことをお勧めします。 | ||||
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今回も後味の悪いラストでした。 ハッピーエンドで終わらせないんですよね。 ベストセラーの処女作『告白』に比べたらアレだけど、結構面白かったです。 文章も読みやすいし。 ただ肝心な「人が死ぬ瞬間」ってのが、なおざりになっていて、結局よく分からないままでした。 蛇足ですが、私は小説を読む際、登場人物の誰かに感情移入してしまうタイプなのですが、今回は由紀が一番自分に近いなぁ、と思いながら読みました。 以上です。 | ||||
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読み手の力量が試される作品だと思います。 個人的には、読み終わった後にたまらない爽快感がありました。 | ||||
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『告白』などと比べるとミステリー性は低いとは思う。 先が気になって、つい読むペースが上がってしまうなどといったこともなかったからそう思う。 だけど、この作品を読む意味は『告白』などよりもあったのではないかと思う。 読んでいる時に思ったことは、良い意味でも悪い意味でも「日本人」を感じたということ。 日本人は、あまり相手にストレートには言えない民族だといわれている。 それは、相手を思いやる等の美点もあるのだが、逆にそうするがゆえに、相手に誤解を与えたり、自分も間違った解釈をしたりして人間関係がギクシャクしたりすることもある。 本作の主人公、由紀と敦子のように。 作者が言いたいことは、それが美点であることは認めた上で、「もっと話し合おう」ということではないかと思う。 そうしないと、人生で損をしたり暗くなってしまうことがある。 前作を読んで気に入った人にはお勧めする。 また、人間関係に悩んでいる人にも読んでほしい。 なにかをそれを解消するヒントになるかもしれない。 | ||||
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少女たちの考えることは、自分もときどき考えるなー と思うところが多くありました。 高校生のまま、おれの知性は止まってしまったんでしょうか? | ||||
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人物相関図が上手くできすぎでリアリティがないというが、名作と言われる「告白」すら爆弾を作るといった途方もないお話のファンタジー色が強かったためにそれほど気にはなりませんでした。 むしろ、だんだんと浮かび上がる相関図のおかげで小気味良い爽快感の中、読み進めることができて楽しかったです。 結末は、さすが湊かなえシリーズといったところでしょうか。 むしろ、この路線でひたすら突っ走ってもらいたい。 ミステリーというよりもホラーですね。 因果応報が回り回るといった世界観で今後、呆けている彼女らがどんな悲惨な目に遭うのかと思いを巡らすだけで、背筋がゾクゾクもするしワクワクもしてきます。 主人公二人と牧瀬といった読み手に不愉快さを与えるキャラ設定も、このまま、ただでは済まないという暗示が込められている気がします。 万人受けは絶対にしないけど、バッドエンドを愛する自分には良作でした。 | ||||
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