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告白



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【この小説が収録されている参考書籍】
告白
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白の評価: 3.62/5点 レビュー 910件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全562件 81~100 5/29ページ
No.482:
(4pt)

テンポよく進むミステリー

映画にもなった話題作を遅ればせながら。森口という教師の告白から始まって、衝撃的な内容が次々突きつけられる。グングン話に引き込まれる、珍しい形式のミステリー小説。途中、少年Bとその母のくだりになると同じ話の繰り返しになりつまらなくなるが、最後は再び盛り返す。これが映画になるとどうなるのか不思議で予告を見ると、さすが「嫌われ松子の一生」の監督だからコミカルに描かれているようだ。ぜひ映画も見てみたい。救いのない話なので後味はよくないが。
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No.481:
(4pt)

イヤミスの代表作・話題になっただけある!

イヤミスは・・・と敬遠する方が多いが、私はとてもおもしろかった。特に構成が。
同じ時期を生きていた別の人物が、起きた事象を、それぞれの立場から、
どのように切り取り、感じ、自分の記憶や思い出として処理していたのか。
そのうえに人の思いが加わることで、新たな事件が起きる。
ただ、負の連鎖が続くことは、読んでいてとても息苦しくなった。
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4575236284
No.480:
(4pt)

完璧な復讐劇

初めて著者の作品を読みました。映画も観てませんが、ずって気になっていた作品です。少年法の是非、危うい親子関係など、考えさせられる話ですが、結局のところ痛快な復讐劇であり非常に娯楽性は高いと思います。
次は映画を観ます。
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4575236284
No.479:
(5pt)

湊文学のはじまりにして究極形

冒頭から最終章までぐいぐいと引き寄せられる展開に、登場人物の意志や性格のあふれ出る骨太の文体。納得の本屋大賞受賞作だ。
・だれしも護りたいもの、信じる者がいて、その思いが叶わなかったときの衝動は千差万別。そこに連綿性が顕われたときに生じた悲劇は、さらに悲劇を生み出す。
・「自分が直接裁いたことをどう思っていますか?」(殉教者)は、社会通念と隠された自己の思いを秤にかけること。重いなぁ。
・「信奉者」の章が秀逸。幼稚にして天才的な少年犯罪者の心理の深淵を覗くことは、われら大人にどのような責任を突きつけられることだろうか。
・「やればできる」のではなく「やることができない」には痛みを感じたぞ(聖職者)。

更生の第一歩。重すぎる一歩を、彼は踏み出せるのだろうか。翻って自分ならどうしただろうか。そんな思いを抱いて最終章を静かに閉じた。
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No.478:
(5pt)

本当に好き

私はこの小説がいままで読んだなかで一番好きです。最後はいろいろな想像をしちゃぃます!
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No.477:
(4pt)

かなえます

私にとっての湊かなえ作品デビュー作です。この作品を読みながら子供たちの行動に衝撃を受け、あらたにこのような事件がないようにどのようにしていけばいいのか、考えさせる思いです。湊さんからのメッセージですね。しかし怖い!
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No.476:
(5pt)

湊かなえ、アッパレ!

ま、普通に面白いだろうと思って読み始めた一冊。10分後に完全にハマってしまう自分がいた。悪を感覚的に描き出す技術はホラー映画のようだった。
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No.475:
(5pt)

かなり気分が悪くなりますが

学ぶ所が多い。まず、人として一番恥ずかしい資質は、性格が悪い、人の長所を尊敬できない
、自分を過大評価する。←これらを全部合わせ持ってしまうと、どんなに知能指数が高く、見た目に恵まれて、一見魅力的に見えたとしても幸せになれません。修哉という少年が見本です。彼は知能指数はかなり高く勉強はでき、他人をある程度、操作できる。しかし、真面目に働いて、家族を養う父親を過少評価。知能は高くても愛情はない自分に似た母親を異常に愛して、ガールフレンドにマザコン、と本当の事を言われただけでキレて殺す。私は、男性は少しはマザコンなくらいが、妻を幸せにできると思いますが。しかし、愛情のない無責任な母親を持つ少年のマザコンは残念。せっかく能力があっても、犯罪とか何の役にも立たない事にしか使おうとしない。性悪は、低能な方が人畜無害。どんなに性格が悪くて、他人を貶める為なら犯罪をも厭わないようなタチでも、実行に移す能力がなければ何もできない。もし、あなたの身近にいる、許せないほど性格の悪い人が、
低能であったら、よかった、と安堵の息をついてください。そういう人でも、自分を守る保身の能力だけは大体持ってます。保身が何よりも得意な私が言ってしまった(苦笑)
この作品の登場人物でまともなのは、女性教師ですね。彼女は素晴らしい女性。本来なら犯罪に手を染めるような人ではない。随分、長い話で学生をうんざりさせますが、ウンザリしてるのは、頭の中身が残念なのです。私は高卒程度の頭しか持ってませんが、なるほどね、と思う事くらいはできました。ただ単に、年とってるだけかもしれませんが。ラストは、ざまあみろ、という感じです。
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No.474:
(5pt)

初期の傑作

作中、登場人物の独白ですべて進行し、それが異常なまでにリアル感があり読者を引き込んでくれます。
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No.473:
(5pt)

湊かなえ作品のなかでナンバーワン!

湊かなえさんの作品で始めて読んだのが「告白」でした。この作品でファンになって、その他の作品も大体読みました。でもこれを超える作品はまだないと個人的には思います。
元々のタイトルは「聖職者」だったそうですが、私はそっちのタイトルのほうが良かったのでは?と、思う。映画もとても良かった。
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No.472:
(4pt)

最後はすごかった。

読書家を名乗れるほどミステリ読んでいるわけじゃないですが、一応大方のタイプの終り方は読んできました。
でも、これは驚いたな。
ここまでやるか!
という気迫を感じた。
著者は執筆中どういうことを考えて執筆していたのか気になる。
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No.471:
(5pt)

なかなか深い内容です。

過去に映画化されたのでどんなものかとおもい注文しました。内容としてスリリングな内容です。湊かなえさんは始めて読みましたが
なかなか面白かったです
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No.470:
(4pt)

ドラマチックで見事❗

前から読みたかったので、念願叶い。やっぱり、湊かなえ作品は一味も二味も違う。主人公が入れ替わりながら告白しつつストーリーが展開していく。そこにはちゃんと伏線が張り巡らされており、最後にあっと言わせる展開は見事の一言。
最近では、僕たちがやりました、のドラマがパロディチックな感じだが、本作品には道程及ばない。
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No.469:
(5pt)

これはすごい小説だ!

受賞した第1章に限っての事ですが、すごい小説だと思いました。思いもかけない仕掛けが随所に仕掛けられており、読みだしたら止まりません。
第2章以降は多少蛇足感も出てきましたが、最終的には見事な着地を見せ、全編、波状する事無く見事に読まされたしまいました。
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No.468:
(5pt)

胸クソ?胸スカ?

初めて湊かなえさんの作品を読みました。胸クソ系と聞いていましたが、むしろ胸がスカっとしました。
森口先生に感情移入していたせいかもしれません。どの登場人物に感情移入するかで、読了後の感想が全く違うものになるのでしょうか。

淡々と進んで行くので、一度も止まることなくスピーディーに読み終えました。悪いことをすれば、必ず天罰が下る。結局、人間の倫理観の基本を述べていると感じました。
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No.467:
(5pt)

最初のインパクトが!

第一章がとにかくインパクト強くぞっとしました。
そして、そこで完結してこの本は短編集だったのか と思ってしまいましたが、次章からはその後の経過や事件の真相に入っていきます。

細かく言うと のりきれない箇所もありましたが、圧倒的に面白かったのは間違いありません。
久しぶりに小説を一気に読んでしまいました。

あとストーリとは関係ないですが、「他人の糾弾」と「できない」ことに関する記述が興味深かったです。
(多分作者が常日頃考えていることですよね)
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No.466:
(4pt)

2度目の読了

やはり面白かった。
それぞれの心情と「告白」が興味深く読み進められるし、
ラストも良いと思う。
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No.465:
(5pt)

普遍的な人間の醜さを一切の容赦なく描き切り、読む人の多くを不快にさせるであろう傑作

読む人の多くを不快にさせるであろう傑作。それは本作で描かれている醜い人物の誰かの心性に恐らくあなたが似ているからだ。少なくとも私は数人の登場人物の心性に共感してしまい、それがいかに醜く場合によって人を傷付けるものであるかを赤裸々に突き付けられて気分が悪くなった。もちろん登場人物の誰にも共感出来ず、何だコレ、人間の醜さをことさらあげつらってるだけではないかと思う人もいるだろう。それでも、本作の登場人物達が決して特異な心性を持った異常な人達ではなく、どこにでもいる普通の人達である事はわかると思う。そういう普遍的な人間の醜さを一切の容赦なく描き切った本作の文学性の高さを私は評価したい。
 作者のデビュー作だが、いきなりこんなバケモノを世に出してしまうと、これを超える作品が書けるのか心配になるくらいだ。デビュー作が生涯の最高傑作とならないよう頑張って欲しいものだ。
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No.464:
(5pt)

告白

告白の意味を勘違いして読んでいませんでした。たくさん本を購入したので早めに読みます。秋の夜長で読書します。
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No.463:
(5pt)

すごい‼︎

面白かったー! 最後までずっと引き込まれて読んだ。し、考えさせられた。衝撃のラストは、遺族の復讐という点でも聖職者として物事の本質を貫くという点でも見事であった。映画を観る前に小説を読んだので良かった。映画は少し印象が違って見える。結局はすべて母親なんだ。母親の愛情が身勝手だからいけないんだ。正されるべきはそこにある。最愛のものを奪われた報復は最愛のものを奪うことのみで成されるーーー
小説は登場する中学生の人物像がちゃんと大人で、子供っぽいところをあまり感じさせないがそこがリアルだった。一人の人間として思考の上では立派に出来上がってくる年代だろう。油断するのは大人だけで。
とにかく修哉くんは気の毒だ。心を許しかけた美由紀さんにまでていよくあしらわれるところなどやるせなかった。人のこころにはきちんと向き合いたいなと思える一冊だった。
あとは、作者の意図したことかどうかはわからないが、化学などを信望し過ぎる現代への警告ともとれると思う。
告白Amazon書評・レビュー:告白より
4575236284

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