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告白
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告白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全562件 181~200 10/29ページ
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ホームルームの会話がむっちゃリアル!!!! 怖いもの見たさで手にとって、イヤーな予感を感じつつも、最後まで一気に読んだ作品。 タイトルのあるように複数の人物の独白で章立てしているのがいいですね。 東野圭吾さんや宮部みゆきさんのように読み手に読ませる工夫を凝らすタイプの冷静な方なんだろうなーと思いながら読みました。 | ||||
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30代のおっさんには恥ずかしいタイトルかと思いきや、なかなか読み応えのある内容でした。そういう告白だったのねって感じです。 | ||||
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4時間ほどで読める小説。人物関係なども単純で予備知識などないほうが楽しめる。この小説は、もともとは第1章が独立した短編として発表された。その第1章の衝撃の核心が、ブックカバーと商品説明に書かれてしまっているので、この部分を先に読んでしまうと、興味は半分削がれてしまうことになる。第1章は、中学の教師が生徒にホームルームで語りかける内容で、予備知識がないと、展開がわからないので、生徒と同じ気持ちで教師の話を”聞く“ことができ、次々に明らかにされる事実に引き込まれていく。第1章が最も完成されており、独立した短編として成り立つが、1章を読み終えた人で、中断できる読者はまずいないと思われるほどの魅力。第2章は、学級委員長の生徒が小説として書いて文芸誌に投稿するということが冒頭で語られながら、これ自体では独立しえない内容なので、やや完成度は落ちる。後半の4-6章は書き下ろしの部分だが、緻密さはやや落ち、特にラストは読者サービスなのだろうが、複数の事件が、少しの説明のもと描かれ、現実離れした内容になってしまった感はある(第1、2章のリアリティがある内容に比較すると)。しかし、これは贅沢な悩みで、私自身も、最終章以降も、この小説に書かれていない他の登場人物、たとえば少年Aの母親の手記などを、まだまだ読みたいと思っている一人である。登場人物のそれぞれが一線を超えてしまっている部分があるからこそ、小説になりえた作品だが、登場人物の中で、読者が愛せない部分がゼロという人物はなく、それぞれ、もしこの事件がなかったら、読者も共鳴できる部分が多い人物たちである。印象的なのは、この小説の中で、理想の教師像として描かれている桜宮という人物が、”普通の人が幼い頃にあたりまえに身につける人間の倫理観を、成人に近い人間になってようやく身につけた(p292)“とするくだり。この小説では、個々の登場人物が自分なりの倫理観のみをふりかざし、他者の”あたりまえの倫理観“を顧みなかったことが生んだ悲劇とも言える。 | ||||
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読書家の母にあげるために探していたら、中古品しかありませんでした。 でも新品同様と書いてあったので注文し、親切にして頂き、良い買い物が出来ました。 本の内容?言うまでもありません。湊かなえさんはすばらしいです。 (私は図書館で借りて以前読んでいました) | ||||
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購入してすぐに読み始め一気に5時間くらいで読んでしまいました。 途中でやめられない本です。読んでいて背筋が凍りました。 6人の人が一つの章ごとに一人称で語るのですが、 全員がまっとうな部分と狂気と切なさを同時にはらんでおり、読後は神経がすり減りました。 いや〜おそろしかったです。小説として一級の面白さであることは間違いないです。 | ||||
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松たか子主演の映画を見て、原作を読みたくなりました。読んでみてとても感動しました。 語り手がつぎつぎと変わり全容が見えてくるのが、とても新鮮でよかった。 | ||||
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うーん 怖いけど仕方ないかもと思いつつ… 最後までさくさく読めました。 | ||||
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夢中になって読み終えてしまいました。映画になるかなと思ったら・・・やっぱりなりました。 | ||||
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この作者の作品としては良かったです。もう一度読み直してもいいと思っています。 | ||||
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友達が、映画を見終えて「気持ち悪くなった。」と言っていた訳がわかりました。 実際に起こった事件を連想させる場面もあったり、少年法等の事も織り込まれて、随分思い切った内容だなと思いました。 告白を読んで贖罪を読むと後に読んだ方のインパクトが薄れると何かの感想にも書いていたけど、どちらもインパクトが強かったです。 今度はDVDも見たいと思いました。 | ||||
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読んでみたいと思いながら、なかなか手にとらなかった一冊。女教師森口悠子の告白のシーンは知っていたし、映画の松たか子のイメージもあり、期待して読んだ。 森口先生のモノローグは、聖職者と銘打たれた本書の冒頭にあった。意外にだらだらした文書で読むのが苦痛だったが、その後は、モノローグの語り部が事件の関係者のなかで入れ替わり、一気に読破できた。 最後の展開も含めて、プロットの巧みさに感心した。着想の素晴らしさや、独創性など、アガサ・クリスティーを連想させた。本屋大賞も当然でしょう。映画の方も是非観てみたいと思った。 | ||||
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韓国語バージョンもあり、翻訳の助けになるかと思い購入しました。 値段も1円からで即購入しました。 | ||||
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最近、本をよく読みます。 名書と言われている本を数十点読みましたが、この告白もその中に入っていました。 そのどの本の中でもとびっきりの面白さがこの本にはありました。 すげー面白い。 第一章を読むだけでも面白さがわかると思います。 自分はこの第一章だけでも十分話としてまとまっているし 短編として出したなら賞がとれるんじゃ…と考えていました。 しかし第二章でその続きが…!第三章でこれまた違う展開 第四章でええっとなり、第五章でむむっと。 第六章でキターーーとなって一気に読み進めてしまいました。 この本に出てくる中で素晴らしい人は世直し先生だけです。 とにかく、各人の主観によって見える景色の違い その表現方法、そして熱いバトル全てが完璧に噛み合ってる最高の本だと思います。 こんな天才がいたんですね。 Amazonで評価が低いのはハッピーエンドじゃないからだと思います。 しかし、そんな理由で星を下げるのは普段本を読まない人です。 自分は星10個でも足りない。 そう思います(これも個人の主観の違いですね) | ||||
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これは面白いなぁ。 少年犯罪を扱ったもの。 第一章で少年犯罪にきつい挑戦を投げかけた後は、少年犯罪をする人たちの言い訳が延々と続きます。 「また少年擁護論か?」 と思ったら大間違い。 最後にガツンと、みんなが思っていることを言ってくれるしやってくれます。 少年の気持ちに今は全く鈍感な僕ですが、これは非常に面白いミステリーでした。 文句無く星五つ。 | ||||
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有る人間の主観を、別の人間の主観が覆す。 それをまた別の人間の主観が覆す。 主観の中の結末が、別の人間の主観によって何度も何度も覆される。 全ての人間が主観の中では被害者であり、その被害者であるという主観が不幸の源であり、それによって他者を殺したり傷つけたりする。 この物語の中で被害者であるという主観から脱却している人間が二人いる。 一人は明確に描かかれているが、もう一人に気付くかどうかで、この物語の意味は大きく変わる。 (当然それは主人公や殺害された娘ではない。) そこに気付くと最後にじわ〜っと特大どんでん返しがある。 主観の限界の外に居るその主要登場人物の告白・主観・心理描写はたったの一行も描かれない。 それがエンターテインメント性を維持することにも一役買っている。 そこに気付いて、その人物に感情移入し直すと、読後感はとても爽やかな物に180度ひっくりかえります。 完全に純文学です!凄い!!!! | ||||
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本を読んでいるとあ、こういったパターンで進んでいってこんな感じで終わるのか?と予想が全くつかない内容。 読んでいる感想としてはひとつの出来事をきっかけにどんどん視点が切り替わっていく展開が素晴らしい。内容が負の一面が強いですが、読み進めていくうちにどんどん引き込まれていきます。 | ||||
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"愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。" 終業式の日に担任は淡々と話を続ける。 校内のプールで水死した娘の死が、殺人であったことを知った担任はどうカタを付けようというのか…… 映画化され松たか子さんの怪演で話題となった作品。 個人的に「自身が知らないうちに話題になった作品は、その熱が冷めるまで読まない」と決めているので今頃になって読了。 自身の娘を校内で失った女性教師が、その事件の真相を終業式に生徒に語る第1章。 完全に台詞だけで1章を書き切ってしまう巧さにびっくりしながら、「ん? 第1章だけで十分物語としては完結してるでしょ?」と思いながら読み進めていくと、第2章からは物語の様相が少しずつ歪んで行きます。 加害者である生徒の同級生美月の第2章、加害者の母が記した日記を読む加害者の姉の第3章、そして加害者の2人の第4章、第5章。 それぞれが、物語の様相を少しずつ歪めて、第6章の教師からの独白で物語を締めます。 ものすごくテクニカルで、ミステリというよりは良質なサスペンスで凄いなぁと思ったのですが……正直な話、読後感はあまり良くありません。何というか、胸にもやっとしたものが堆積して「気持ち悪い」感じが残ってしまいました。 | ||||
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まず思ったのが、読みづらい!地の文ばかりで会話文が殆ど無いです。 しかし、2章まで読んだとき、なるほど!こういう展開ゆえの手法だったのかと、 納得しました。 同じような内容が重複して出てくるので所々斜め読みしてしまいましたが、 それでも驚きの新展開の連続で愉しく読了しました。 | ||||
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内容は他の皆さんが書かれている通りだと思います。 この作品の文章構成が好きな方は、 里見蘭(著)「さよならベイビー」も 面白いかもしれません。こちらの作品は 刑事事件ものではありませんので、印象は かなり違いますが面白いと思います。 | ||||
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章ごとに主人公が変わり、1つの事件を各自の様々な立場や心理から語る、 群像劇の形式をとった作品です。 章を追う毎に、「ある人物が思っていた事は実はこうだった」と別の 展開があり、読む毎に事件の全体像が明らかになっていくのが群像劇の 面白さだと思います。 ただ、少年Bの母親が日記の中で「〜なのです。〜なのです」という 表現をしつこく使っていたのが気になったので、☆1つ減らしました。 (独白の日記では「〜だ。〜と思う」という表現がふさわしいのでは) | ||||
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