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漱石と倫敦ミイラ殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
漱石と倫敦ミイラ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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『島田荘司全集 II』で未読だったのは、『嘘でもいいから殺人事件』だけである。これを読了すると、未読の作品は、最近の作品いくつかだけになり、ぼくの中で島田作品が初めから連続して繋がり、ほぼ網羅できたことになる。 そして、最初にいつものように『後書き』から読みだした。すっかり癖になっているようだ。ここでの4作は、作家として島田荘司が最も苦労していた時期にあたり、相当に辛い目にあっているのが分かる。胃痛に苦しみながら書き上げ、全て1984年に冷たかった講談社以外からリリースされている。 特にカッパ・ノベルスを有していた光文社の人たちとの交流は、心にしみる内容だ。吉敷誕生や、『寝台特急『はやぶさ』1/60秒の壁』のタイトル誕生の話など、島田荘司のファンとしては、驚くことばかりだ。 この苦しい時期に生み出された4作は、作家島田荘司のファンダメンタルをしっかりと確立した。この辛い時期を乗り越えなければ、『本格』も無かったのだなあ、と思ってしまう。 多くの読者は、この時期の作品を読み飛ばしてしまうような気がする。島田作品の一部だけを読み、こうした当時の経緯を知らずに語っている気がする。それでも良いのかもしれないが、それでは真の島田荘司の理解には至らないだろうとぼくは思う。 全てを読む。当時の状況も知る。それ無くしては絶対に真の理解へは到達しない。ぼくはそう確信している。 | ||||
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夏目漱石がイギリスに留学していた時には、ロンドンにシャーロックホームズが活躍していた。 漱石の視点とワトソンの視点で交互に物語は進行していく。非常に巧みな構成である。 漱石は、下宿先で夜毎、亡霊の声に悩まされ、教えていただいているクレイグ先生の紹介で、シャーロック・ホームズに相談した。クレイグ先生が、漱石にお金を無心するのが、おもしろい。クレイグ先生は、シェイクスピアの研究者であまり、お金を持っていないのだ。 漱石から見たホームズは、変人扱いで、なんとなくホームズってそんな感じかなと思わせる。ワトソンが、実に落ち着いた感じがあって、漱石という人間の置かれた状況がよく見える。 漱石の友人である正岡子規が、月給50円を目標としているときに、留学生で毎月150円もらっていたと告白する。それでも、ロンドンで生活するにはギリギリのようだった。宿泊費が高く、日本人や東洋人を受け入れないところがある。 ホームズは、メアリーという金持ち未亡人の相談に乗る。行方不明になっていた弟が、見つかり、一緒に住むことになった。弟は、中国の骨董品を持っていて、祟りを恐れていた。中国で、やばい仕事をしていたようだ。その相談に乗ったホームズは、心配していたが、数日後に弟がミイラになって死んでいたことが発見され、そしてメアリーはそれを見て精神を病むことになる。弟の喉元に、紙がありそれが中国語のような文字だった。それで漱石にホームズはそれの解読と中国では、祟りでミイラになって死ぬ事件があるのかを聞く。イギリス人からしてみれば、中国も日本もあまり差がないのだ。日本は香港につながっていると考えている人もいる。 ホームズは、見事に事件を解明する。ふーむ。漱石とホームズ、ワトソンと言う共演。発想がユニークで上手い作品だ。漱石とホームズの違った側面が見えて面白い。 | ||||
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島田荘司先生の作品はだいぶ昔にかの有名な「占星術殺人事件」、「暗闇坂の人喰いの木」、「水晶のピラミッド」、「眩暈」を読んだだけで止まっていました。あまりにも奇想天外、驚天動地のトリックについていけなかったからです。こちらの作品は最近オススメに出てきて評価が高いし、ホームズが出るというので読んでみました。漱石パートとワトスンパートで文体を変えてあります。各登場人物の心理描写もきちんとされていました。事件解決後の長いまとめは大変素晴らしく読後感が爽やかです。私の中では、アニメ「ルパン三世カリオストロの城」にも匹敵する素晴らしいラストシーンでした。 | ||||
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シャーロック・ホームズのパロディやパスティーシュはいくつも読みましたが、これほど面白く、また感動した作品は珍しいです。 最初に出版された際に購入し、一度なくして数年後に古本屋で購入し、この度Kindleでも購入してしまいました。 初めて読んだときから何度読んでも、ホームズのバイオリンのシーンはとにかく感動します。 漱石の手記とワトソンの記述が交互に並び、それぞれから見たホームズが180度違っていて、両方の文体がわかる方はより楽しめるかと。 少なくとも、私は十数回読んで毎回大笑いして、ラストは泣いてます。 | ||||
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ホームズと夏目漱石が出会っていたら…なんて想像するとワクワクします!トリックもしっかりしているし、島田さんならではの人間の奥深さも味わうことができました。 | ||||
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漢字にふりがなが多くて最初気になったけれど、あまり普段使わない字もあったから付けてくれて良かった。出てくる人が漱石に好意的過ぎる気もしたがお話だからいいとしよう。 | ||||
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みごとな消失トリックの『占星術殺人事件』で1981年に作家デビューした島田荘司は本格推理作家として多くの読者に歓迎された。その奇想天外でありながら誰でも分かるシンプルなロジックが島田作品の醍醐味だと思う。 出版当時、その島田荘司がホームズのパスティーシュ(作風を模倣して書かれた作品)を書いたというのだから、大いに興味を持ったものだった。 彼のデビュー作であり代表的シリーズの主人公・御手洗潔はまさにシャーロック・ホームズのような存在感を放つキャラクターだからだ。 果たして島田がホームズをどんな風に書くのか。しかも本書は同時に夏目漱石のパスティーシュでもあるのだ。 ホームズが活動していた頃の1900年に漱石は渡英していた。その史実(?)を利用して組み立てられた筋立てはまさに本格推理小説。漱石ヒストリーをなぞり、漱石の在英時のスケッチ的なものが混じる『永日小品』など漱石作品のエピソードを交えながら話は進む。 漱石の書いた文章とワトスンの書いた文章が交互に現れ、互いの目線が交差する仕組みが楽しい。だが読み出してまずはビックリすることがある。漱石のパートが激しくトバしてるのだ。 漱石パートの、ホームズへの悪意あるキャラクター造形がとにかく凄い。もはやいしいひさいちのホームズパロディの域に達するエゲツなさ。廃人同然。 そういう悪どい語りを聞いた後に、ワトスンの筆の中に登場する漱石の控え目でキチンとした感じがザワザワする!島田先生オモロイ。 「ちょっと金之助〜」と思ったけれど・・・後に本作は青少年向け図書としてルビ付本で新たに出版された。その経緯もうなずける爽快な読後感が待っていた。 そしてこの2017年2月に出た電書版は、そのルビ付本に島田荘司が寄稿した青少年へのメッセージ「夢見る時代の力」が掲載されている。(注・電書版ではルビと挿絵と年譜は除かれている)島田少年の小説家はじめの一歩が描かれていてジーンときた。青少年よ、推理小説を書け!という著者のメッセージに心が熱くなる。良いもん読ませてもらいました! 読んだら漱石とホームズと島田荘司が好きになっちゃう本。小説を読み始めたばかりの若い人にもぜひ読んで貰いたい。 | ||||
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島田荘司のホームズの扱いがひどすぎる! ちょっと怒るよ。 同じテーマで山田風太郎も『黄色い下宿人』というのを書いている。 そっちは漱石が殺人の嫌疑をかけられて、ホームズと事件を解決する。 山田風太郎の方が面白いかもね。 | ||||
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「占星術~」の解説でこの作品の存在を知りました。 ”贋作とパロディを同時にやってのける奇想天外な作品”・・・・・それは読まねばならないな。 が、正直、事件そのものとその解決の章までは、それほど飛び抜けて面白いってもんでもない。 解決してんのに、なんでまだこんなにページ残ってんの?と思えた後日譚にこそ、この物語の肝がある。 ホームズの演奏シーンの描写は本当に感動した。 音楽の絡むシーンを書かせたら、ミステリー界で島田氏に並ぶ人はいないんじゃないだろうか? そして終盤やたら存在感がある小動物。 最後の最後でそこに繋げるとは・・・・・。 これは叙述トリックではないけれど、「ぐはっ!そうきたか!!」度は 並みの叙述オチ以上のインパクトがありました。 読んだ者だけ得をする、そんな作品ですかね。全体の長さがそこそこなのも良い。 | ||||
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夏目漱石がロンドンに留学していて、しかもあのベイカー街の近くに寄宿していた!この史実を見逃さない手はないです。シャーロック・ホームズと会っていたという浪漫たっぷりの始まりに、押さえきれない胸の高鳴り。漱石の章とワトスンの章がすごく食い違っている、そのユーモアと優しいまなざしに爆笑してしまいました。ホームズの、『一見して依頼人の素性を見破る』という伝説の推理を、あそこまで暴走させるとは!そりゃあ、あれなら、間違えるよね。いやあ、面白いです。 密室で人がミイラになって死んだ、という怪事件が起きて、漱石とホームズとワトスンが走り回りますが、「いくら何でもなにかのトリックだろう」という判断すらも、術中のうちだったのか、と感嘆しました。 ラストでホームズが漱石に贈る最高のプレゼント。そして、漱石が船の上から叫んだ言葉。この箇所を読むと、何度でもぽろぽろと泣けてきます。ああ、あの言葉が、実現していたならば!…この想像力と切なさこそが、本格ミステリの浪漫なのですね。 すべてのホームズファン、島田荘司ファンにおすすめの、傑作ホームズパスティーシュです。大好きです! | ||||
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島田氏の初の直木賞候補作で、翌年再び夏、19歳の肖像で直木賞候補になっている。直木賞候補作なのに島田氏の作品群の中ではあまり人気のない作品となっている。 それまでも大がかりな物理トリックとバラバラ死体などの猟奇性を全面に打ち出した作風から一転して、19世紀の倫敦を舞台に、夏目漱石とホームズが巡りあっていたらという遊び心溢れる設定で、古き良き古典的推理世界が展開する。ミイラ殺人とタイトルはセンセーショナルだが、実際読むと全くそのような事はなく、子供にも読ませられるテイストである。 夏目とワトソンの一人称の記述が交互に展開する凝った構成だが、別に叙述トリックが仕掛けられているということでもなく、ミイラ事件のトリックも想定内だが、終盤の二人の別れのシーンと最後の洒落た落ちが読んでいて実に心地よい良作である。 | ||||
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ホームズの大ファンのため、たくさんのパロディやパスティーシュを読みました。 でも、本当に面白い物はなかなかないんです。 ファン以外にもおススメできるようなものは滅多にありません。 というわけで、あまり期待せずに読みました。 でもこれは面白いですね! ホームズ好きを思わずニヤリとさせるネタを盛り込みつつ、文学として最高。 さすがです。 読後感がよいですね。なぜかジーンときちゃいました。 こういう温かい気持ちになったの久しぶりでした。 ホームズたちが夏目のことをずーっと「ナツミ」と呼んでるのがなぜか微笑ましい。 | ||||
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週刊文春1984年 国内3位 英国留学中の漱石は、男が一夜にしてミイラ化する事件に遭遇する。探偵は、かのシャーロック・ホームズ。漱石はホームズの知己を得て、事件の解決に協力することになる。 ・・・ ホームズものの一種のパスティーシュ。一章毎に語り手が、漱石とワトソン交互に変わって、ものがたりが展開する。ワトソンの視点からは、正統派ホームズなのだが、漱石の視点からは、ホームズが、ぶっ壊れ気味の男で描かれていて面白い。漱石からは捜査の過程がはちゃめちゃに見えるのだが、ワトソンがきちっと結末をまとめてくれる。作者の見事なお手並みというところか。 トリックは予想がついてしまうんだけど、構成の妙が見所と思う。巻末の作者の、特別エッセイが、創作への熱い想いがあふれててこれもまたいい。 完全ルビは最初むちゃくちゃ読みにくかったんだけど、慣れてくるもんだなぁ。 | ||||
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オリジナルは1984年9月リリース。文庫化は1994年2月20日。デビュー作である『占星術殺人事件』が1981年のリリースで、本作のリリースは『斜め屋敷・・』の次くらいという最も初期の作品ということになる。島田荘司はこれほどの傑作を残しながらほとんど『賞』というものに縁がない。『斜め屋敷の犯罪』『死者が飲む水』も実は江戸川乱歩賞に応募していたりするのだが最終候補にも残っていない。その中で、本作は初めて直木賞の候補となった作品なのだ(ちなみに吉川英治文学新人賞にもノミネートされた)。その後の膨大な傑作群を見ると同様にほとんど日本の文学賞に縁がない村上春樹に通ずるものを感じる。はっきり言って何を見て選考しているのか、と思う。 本作は既に島田荘司の世界が完全に構築されていて、まるでホームズが御手洗、漱石が石岡君のようだ。ラストに行けば行くほど島田作品特有の『心の優しさ・暖かさ』を感じる。トリックも冴えていて、章ごとの微妙な描き方の差が実に効果的だ。 初期の傑作の一つとして是非とも読んでおきたい一冊だ。 | ||||
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なんと25年前の作品の新装版です。 島田作品は時代(というより御大の年齢)により大きく作風が 変わるのが特徴なのですが、こちらはミステリの中にも ユーモアをたっぷり含んだ初期島田流エッセンスを堪能できます。 ロンドン留学中の漱石から見たホームズ、ホームズから見た漱石という 二つの描写のギャップが洒脱な文章で面白おかしく書かれています。 漱石(ツッコミ)・ホームズ(ボケ)の関係は同じ島田作品の石岡・御手洗に 通じるものがありますが、漱石のツッコミの容赦のなさに大笑い。 正直ミステリとしては特筆すべき点はないのですが、「占星術」や「斜め屋敷」の、 石岡御手洗コンビのやり取りの面白さに惹かれた人にはピッタリじゃないでしょうか。 | ||||
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漱石とホームズについてあまり知らない方でも楽しめると思います。 あまりミステリを読まない知人から「何か面白いミステリ無い?」と聞かれた時に気軽に貸せる。 そんなミステリです。 | ||||
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漱石の時代のロンドンを旅しているような気持ちになる作品。この時代の風俗をおなじみのホームズとワトソン(島田荘司ヴァージョン)とともにたっぷり味わえる。事件も華やかで、ドイルばりのトリックと楽しさです。作者の器用さというのか、いやみじゃないくらいにうまく雰囲気をかもしだしているのがすごいと思う。漱石とホームズ、ワトソンが手に手を取って奇怪な事件を解決するという、あまりにわくわくするストーリー。発表当時、ホームズや漱石といった「大物」を使った(パロッた)というので、反感を食らったいわくつきの作品らしいです。私たち読者には「島田荘司」という「大物」がかいた事実も魅力なんですけれどね! | ||||
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島田荘司といえば、御手洗潔シリーズ。この作品は、シリーズものでないため、島田作品の中で、最高傑作と位置づける人はほとんどいないだろう。私自身、最高傑作かと問われると、躊躇せざるを得ない。 しかし、完成度という点で言えば、島田作品の中でも一、二を争うのではないだろうか。作品は、ロンドン留学中の夏目漱石から見たちょっと変わったホームズの物語と、ワトソンから見たおなじみのホームズの物語を交互に示しながら進んでいく。ワトソンが記したホームズ物語だけでもひとつの作品として楽しめるのだが、漱石の視点を挟むことで優れたパロディーとなっている。 誰もが知っている作品のパロディーだけに、非常に高いレベルが要求されるが、読者に示される謎から謎を解く推理の展開に!いたるまで、ホームズの世界を見事に再現している。また漱石とホームズの絡みにも無駄が無い。地味ながら非常によくできた傑作。 | ||||
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ストーリー・トリックもさるものながら、なんといっても面白いのは、漱石によって語られる、ホームズ&ワトソンの実生活!!!わたしたちの抱くホームズ像は(いい意味で)粉々に・・・。島田氏の物語世界では、ホームズは実在した人物ってことになってるのもミソ。御手洗は出てきませんが、全ての島田ファン必読の一冊!! | ||||
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島田荘司氏の書くユーモア溢れる最高級のホームズ・パロディです。ストーリーは、ロンドンに留学した夏目漱石の下宿に幽霊が出るようになり、困った漱石はベーカー街の名物奇人(笑)と噂のシャーロック・ホームズ氏に相談してみる事にするのですが…というお話です。 この小説ちょっと変わっていまして、物語は漱石視点とホームズの伝記作家ワトソン視点で交互に進んでゆくのですが、何故か漱石とワトソンの言ってる事がだいぶ食い違っているのです。(笑) …どのくらい食い違っているかは作品を読んでお確かめ下さい。物語り後半、ホームズが漱石にあるプレゼントをするのですが、不覚にもユーモアパロディ小説を読んで泣きそうになってしまいました。 大笑いして…、しみじみして…、そして読み終わった後には心にスッキリ青空が広がるような、そんな素敵な作品です。 | ||||
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