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悪党たちは千里を走る
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悪党たちは千里を走るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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ちょっと気になる程度に折れ等がある Amazon販売、発送なのに新品の割に保存状態はあまり良くなかったのかなと思ってしまう その他は非常に綺麗なので満足度はまあまあかな | ||||
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貫井先生らしい、一般人には思いつかぬ展開でした。 主役二人の人物像の作り方がいいですね。 | ||||
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前半~中盤に思わせぶりな登場人物や記述がありながら、それが後半や結末に全く関係ない(無視される)ということが、この作者の場合時々あります。伏線の回収ができていないとも言えます。他レビューにもありますが、本作においても、誘拐された子供の家庭(夫婦)や2人の怪しげな警察官などについて、後半全く記述がなくなり、その点では不完全燃焼が残ります。あの結末なら、もっと登場人物を減らしてもいいのではないかと思いました。 | ||||
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作者の作品はかなり読んでいます。だいたい、内容が重くしかしながら、いつも読ませる力は圧巻です。今回は、コメディタッチですが、さきに新月譚を読んでしまい、暗い気持ち、行き場のない作品を読んでしまっていたので、このコメディタッチであり、ユーモアがある非現実だけど、楽しんで読めました。まさか10歳の少年でユーモアがあって優しい少年が登場するとは!少年法を描かせると重いテーマばかりですが、たまにはこんな奇想天外な作品も良いと思いました。途中から何となく犯人の目星はつくのですが、スピード感があり二転三転するので一気に読めます。残りページが少なくなってきて、ラストもほっこりします。そして、何よりこの作品の登場人物達に愛着が湧き、名残惜しい!と思わせてくれます。非現実だけどこんな作品もありです! | ||||
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なんだろ。 登場人物の心境とか、コメディタッチのシーンに至るまで、全部・全部・ぜーんぶ、文章で説明しちゃってる。読者の想像力の入る余地ナシ! 《行間を読む》という表現があるけど、この小説にかんしては、行間が無い! なんとか読み終えて、そのままゴミ箱行き。 | ||||
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どじな悪党? テンポがよく、あっという間に読めました。まだまだベストセラーです。 | ||||
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いい感じに盛り上がってたんだけど、、個性的な刑事さんや渋井さん夫婦など後半まったく出て来ませんでしたね。なんだったんでしょう? | ||||
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あまりにご都合主義な真相にげんなりです。娯楽作品としてはそれなりに楽しめますが新品で買うと高く感じるかもしれないですね。 | ||||
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詐欺師の男女がひょんなことから誘拐事件に巻き込まれて、てんやわんやという騒ぎになるという軽い作品だが、さすが 貫井の作品だけあって、犯人も意外な人間であり、それがちゃんと作品冒頭にヒントが与えれているという一貫性を持た せている。章によって、一人称の人格が変わっていることで、作品自身により幅を持たせるというテクニックも見せている。 全般的にユーモア小説をベースにして、それに筋書きの面白みをちょっと味付けに使ったというところか。映画にすれば それなりに展開も早く面白いかもしれない。 | ||||
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我らが貫井氏は、残念ながらコメディのセンスが余り無いのかも知れません。 関西人なので、期待をしたのですが、、、 人物描写もステレオタイプで立体的ではありません。 I坂K太郎氏の「陽気なギャング」での泥棒達の溌剌とした描写を思い出すと、 やはり、物足りないのです。 残るは、貫井氏の伝家の宝刀であるプロットですが、今回は偶然性を限定し、 実行可能かどうかを非常に現実的に考え過ぎたため、ダイナミックさに欠けています。 うーん、、、貫井さん、頑張って下さい!!応援しています。(なんだそりゃ) | ||||
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我らが貫井氏は、残念ながらコメディのセンスが余り無いのかも知れません。 関西人なので、期待をしたのですが、、、 人物描写もステレオタイプで立体的ではありません。 I坂K太郎氏の「陽気なギャング」での泥棒達の溌剌とした描写を思い出すと、 やはり、物足りないのです。 残るは、貫井氏の伝家の宝刀であるプロットですが、今回は偶然性を限定し、 実行可能かどうかを非常に現実的に考え過ぎたため、ダイナミックさに欠けています。 うーん、、、貫井さん、頑張って下さい!!応援しています。(なんだそりゃ) | ||||
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他のレビューを読むと、意外に評価が低いのだが、単純に娯楽作として読むと非常に面白い小説だと思う。登場人物がやや類型的かもしれないが、それは、ユーモア・ミステリーのお約束を踏まえたものと考えた方が正しい。貫井徳郎としては、「異色作」と思われてしまったかもしれず、その意味では損をしている作品だろうか。 凸凹コンビの男詐欺師と、美人で切れ者の女詐欺師、彼らをさらに手玉に取る生意気なガキ、彼らの誰も傷つけない完全犯罪の計画が、別の犯罪に巻き込まれて、というスピード感あふれるストーリーで最後まで楽しめる。 身代金受け渡しの方法は、作者が「独創的」だと自賛しているようだが、確かに目新しい方法かもしれないけれど、私には新鮮味はなかった。所詮、特殊なコネがなくては不可能な方法だからね。もっと常識の盲点を突くような方法だったら、絶賛できたかもしれないが。 | ||||
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他のレビューを読むと、意外に評価が低いのだが、単純に娯楽作として読むと非常に面白い小説だと思う。登場人物がやや類型的かもしれないが、それは、ユーモア・ミステリーのお約束を踏まえたものと考えた方が正しい。貫井徳郎としては、「異色作」と思われてしまったかもしれず、その意味では損をしている作品だろうか。 凸凹コンビの男詐欺師と、美人で切れ者の女詐欺師、彼らをさらに手玉に取る生意気なガキ、彼らの誰も傷つけない完全犯罪の計画が、別の犯罪に巻き込まれて、というスピード感あふれるストーリーで最後まで楽しめる。 身代金受け渡しの方法は、作者が「独創的」だと自賛しているようだが、確かに目新しい方法かもしれないけれど、私には新鮮味はなかった。所詮、特殊なコネがなくては不可能な方法だからね。もっと常識の盲点を突くような方法だったら、絶賛できたかもしれないが。 | ||||
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貫井作品の中でも群を抜く爆笑作品でした。 ほとんどがかなり暗くてどんよりした作風ですが、 これは電車の中で読んでいたら笑いがこみ上げて、 こらえるのに一苦労したほど・・ 途中、主人公が少年を助けるまでの心情の変化が うまく描けていない感がぬぐいきれませんでしたが、 それを差し引いてもかなり高評価をつけられる作品だと思います。 『慟哭』読んだ後にこれを読むと、同じ作家が書いているとは思えないでしょうね・・ | ||||
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貫井作品の中でも群を抜く爆笑作品でした。 ほとんどがかなり暗くてどんよりした作風ですが、 これは電車の中で読んでいたら笑いがこみ上げて、 こらえるのに一苦労したほど・・ 途中、主人公が少年を助けるまでの心情の変化が うまく描けていない感がぬぐいきれませんでしたが、 それを差し引いてもかなり高評価をつけられる作品だと思います。 『慟哭』読んだ後にこれを読むと、同じ作家が書いているとは思えないでしょうね・・ | ||||
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ええっ!?皆さんそんな評価低いの? 貫井徳郎という作家さんは、重厚でシリアスな作風で鳴らしている方なので、著者の他の作品を読んでいる人、いわゆるファンである人からすれば、「貫井さんにこういう作風は期待してないよ」ということなんでしょうか。 でも、そういう予断や先入観を持たずに読めば、すごくいい作品だと思いますよ。二転三転するストーリー展開、活き活きとしていながら深みのあるキャラクター造形、前例のない身代金受け渡しトリック、巧妙に張られた伏線等々、どれも非常によく出来ています。終盤、少々ご都合主義的な展開があるのが玉に瑕で、そのせいで傑作とは呼びがたいですが、それでもドタバタ調の犯罪活劇小説として、文句なしに秀作と読んでいいレベルじゃないでしょうか。 本書の解説でも触れられていますが、そもそもこういう軽い感じの犯罪小説って、日本じゃあんまり書き手がいないジャンルだと思うんです。似たような作品というと、解説にも名が挙がった伊坂幸太郎氏の『陽気なギャングが地球を回す』とか、逢坂剛氏の『相棒に気をつけろ』とかありますが、少ないですよね。そういう意味でも本書の存在意義は大きいですし、主人公高杉を始め、登場人物たちはみな魅力的なキャラクターなので、ぜひともシリーズ化してほしいです。また、映像にしても面白そう。そんなにスケールの大きな話じゃないので、映画というより、TVのスペシャルドラマぐらいがちょうどいい感じですが。やってほしいなぁ。 | ||||
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ええっ!?皆さんそんな評価低いの? 貫井徳郎という作家さんは、重厚でシリアスな作風で鳴らしている方なので、著者の他の作品を読んでいる人、いわゆるファンである人からすれば、「貫井さんにこういう作風は期待してないよ」ということなんでしょうか。 でも、そういう予断や先入観を持たずに読めば、すごくいい作品だと思いますよ。二転三転するストーリー展開、活き活きとしていながら深みのあるキャラクター造形、前例のない身代金受け渡しトリック、巧妙に張られた伏線等々、どれも非常によく出来ています。終盤、少々ご都合主義的な展開があるのが玉に瑕で、そのせいで傑作とは呼びがたいですが、それでもドタバタ調の犯罪活劇小説として、文句なしに秀作と読んでいいレベルじゃないでしょうか。 本書の解説でも触れられていますが、そもそもこういう軽い感じの犯罪小説って、日本じゃあんまり書き手がいないジャンルだと思うんです。似たような作品というと、解説にも名が挙がった伊坂幸太郎氏の『陽気なギャングが地球を回す』とか、逢坂剛氏の『相棒に気をつけろ』とかありますが、少ないですよね。そういう意味でも本書の存在意義は大きいですし、主人公高杉を始め、登場人物たちはみな魅力的なキャラクターなので、ぜひともシリーズ化してほしいです。また、映像にしても面白そう。そんなにスケールの大きな話じゃないので、映画というより、TVのスペシャルドラマぐらいがちょうどいい感じですが。やってほしいなぁ。 | ||||
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非常に個性豊かな面々に、思わずくすりとしてしまう会話、そしてスピード感。それだけを見れば面白い部類に入るのかもしれませんが、いかんせん文章が気に食わない。貫井さんらしくないというか、軽快すぎるというか。というより、主人公の高杉のキャラクターと口調がどうしても受け入れられない。魅力がない。そして帯に書いてあるようなどんでん返しはないと思っていただいた方がよろしいかと。犯人もありきたりで、なんというか、想像通りのラスト。つまらなくはないけど、これといって真新しさもなく、王道です。 貫井さんの他の作品はいくつか読んだことがありますが、この物語は今までとは毛色が違います。新しいジャンルに挑戦しようとしたみたいですが、今回はちょっと失敗かな。読む人を選ぶと思います。個人的には、あまりお勧めできません。もしこの話を面白いと感じられない方がいたら、「天使の屍」をどうぞ。貫井さんの著作の中で、私は一番これが好きです。 | ||||
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非常に個性豊かな面々に、思わずくすりとしてしまう会話、そしてスピード感。それだけを見れば面白い部類に入るのかもしれませんが、いかんせん文章が気に食わない。貫井さんらしくないというか、軽快すぎるというか。というより、主人公の高杉のキャラクターと口調がどうしても受け入れられない。魅力がない。そして帯に書いてあるようなどんでん返しはないと思っていただいた方がよろしいかと。犯人もありきたりで、なんというか、想像通りのラスト。つまらなくはないけど、これといって真新しさもなく、王道です。 貫井さんの他の作品はいくつか読んだことがありますが、この物語は今までとは毛色が違います。新しいジャンルに挑戦しようとしたみたいですが、今回はちょっと失敗かな。読む人を選ぶと思います。個人的には、あまりお勧めできません。もしこの話を面白いと感じられない方がいたら、「天使の屍」をどうぞ。貫井さんの著作の中で、私は一番これが好きです。 | ||||
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05年09月に光文社から出た作品の文庫化(本作は集英社から)です. まず気になったのは,登場人物や物語にどこかで見たような感覚があったことで, 特に主要人物らについて,言動や設定がステレオタイプすぎるように感じられます. そのぶん,イメージがしやすく読みやすいのですが,いささか物足りなさが残ります. また,彼らの人生や家庭環境を長々と語らせた割には,ほとんど物語に生きていません. ボリュームのある作品だっただけに,事件後も含めてもう少し掘りさげてほしかったです. 二重構造のような『事件』やお金のやり取りなどは,ユニークでおもしろいのですが, 『帯』にあった『逆転』『コン・ゲーム』のほうは,騙し合いや知恵比べの要素が薄く, 緊張感やスピード,爽快感も少ないため,表面だけを描いておわっている印象を受けます. | ||||
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