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ひまわりの祝祭
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ひまわりの祝祭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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普通でした。 | ||||
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一般人からは遠く離れた話であり難解。あと1、2回読み直せば違った面白さもわかってくるのかもしれない。でもそこまではしない。それ程好きな内容でもない。 | ||||
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本は素晴らしいですが、「藤田嗣治」(ふじたつぐはる)のふりがなが、「ふじたつぐじ」になっていたので直していただきたいです。 | ||||
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全体としては最後に人を死なせる終わり方が好きではありません。 ハードボイルドとミステリーとのことですが、 結局男性のエゴに女性が付き合わされている気がしました。 主人公の周りで真っ先に怪しそうと思われる新聞配達の青年が やっぱりねーという形でネタバレしていて 伏線を広げすぎという印象を持ちました。 新聞配達の青年が「荘子」を読んでいたのが印象的で 読み返したくなりました。 筆跡を似せさせるのはアラン・ドロンの映画へのオマージュと書けば綺麗ですが ストンと胸に落ちてこないまま終わりました。 | ||||
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隠された絵のことを想像すると、鳥肌立ちます。疾走感があり、一気に読了。ラストは呆然…。すごいです。絵の描写が好きです。気持ちが動くタイプのお話ではありませんが面白かったです。 | ||||
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いまいち、さ、文章がこのひとどくとくの理屈ぽい表現のしかた、最後まで感情移入出来ず。 | ||||
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まだみぬゴッホの八枚目のひまわりを巡る作品。 テーマとしてはとてもロマンがあって序盤は高揚を誘うが、 どうもストーリーの流れが強引で、先の言い訳を事前にされているかのような展開で気持ちがよくない。 たとえば留学先のアメリカで射撃場へ行くことや、主人公の義理の弟がヤクザであることである。 都会の中心で隠居生活を送る主人公の過去としては、ずいぶんと先の読める話だ。 もちろん多額の金が動けばブラックなマーケットにもその影響が及んでくるのは言うまでもないのだが、 だからといって話の起伏のために銃撃戦をしたり、それを成立させるためにアンダーグラウンドを取り入れたりなど 創作だからと言って、理屈さえ通れば良いというものでは無いのではないかと思う。 言い回しは魅力的だが、何故か今作ではくどい程に同じ言葉を使うので、回数を増すごとに不愉快になる。 同作家の前作である「テロリストのパラソル」の方がずいぶんとキレや緊迫感がある。 藤原伊織作品全般に言えることだが、登場人物や設定があまりにも酷似しているので 何か一作だけ読んで、気持ち良いうちに離れてしまった方が良いように思える。 それだけ質が高く中毒性のある文章を書ける作家だ。 この作品も、もっと良い方向に導くことができただろうと思ってしまうのが、とにかく惜しい。 駄作では決してない。でもどうしても厳しくなってしまうのは 藤原伊織作品の敵は藤原伊織作品、だからだ。 | ||||
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この作品の柱は二つ。妻の自殺の真相と、名画「ひまわり」の8作目の存在だ。 後半でもっとこの二つが絡んでくるのかと思ったが、ずっと平行線のままだった。 8作目の「ひまわり」がなぜ世の中に出てこなかったのか、その理由もすっきりと しない。ストーリーもそれほど盛り上がるわけでもなく、淡々と展開されていく 感じだった。登場人物の描写がもう少しあれば、ひとりひとりの個性がもっと見えて くるのではないだろうか。結末も物足りない。想像はついたが、もっと別の結末を 考えてもよかったと思う。最後まで飽きずに読めることは読めるが、読後はいろいろな 不満が残る作品だった。 | ||||
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この作品の柱は二つ。妻の自殺の真相と、名画「ひまわり」の8作目の存在だ。 後半でもっとこの二つが絡んでくるのかと思ったが、ずっと平行線のままだった。 8作目の「ひまわり」がなぜ世の中に出てこなかったのか、その理由もすっきりと しない。ストーリーもそれほど盛り上がるわけでもなく、淡々と展開されていく 感じだった。登場人物の描写がもう少しあれば、ひとりひとりの個性がもっと見えて くるのではないだろうか。結末も物足りない。想像はついたが、もっと別の結末を 考えてもよかったと思う。最後まで飽きずに読めることは読めるが、読後はいろいろな 不満が残る作品だった。 | ||||
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この作品は、推理小説としてみれば完成度の高いいい作品だと思う。 主人公の男性が大人になりきれていないなど、読む人によって多少好みは別れるかもしれないが、それでも読む物をぐいぐいと惹きつけてやまない力がある。 ただ、どうしてもラストが納得できなかった。 確かに、人の命より大切な物など、この世に存在しないとは思う。 だからといって、それ自身にはなんの罪科もない「文化遺産」に対して、仮にも美術を志したことがあるはずの主人公の決断はあまりにも軽率で独り善がりだったのではないかと感じた。 最後のページで唖然としたまま放り出されてしまったせいか、読後感が今ひとつすっきりしなかったのが残念でならない。 ラストシーン、作者自身も消化しきれないまま書いてしまったのではないか、そんな風にも感じてしまった。 | ||||
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まず、読みだしたら止まらず、いろんなことを犠牲にして二日で読み切ったという事を告白しておこう。その上で述べるのだが、著者の本を『テロリストのパラソル』に次いで読んだのだが、失望した。著者が長年勤めていた広告代理店の論理でいえば、第一作めがヒットしたなら、次ぎの二作目あるいは三作目ぐらいまでは同じ傾向の作品を作る事が消費者の期待に応えることなのか。一作がそこそこ面白かったぐらいならそれも有りだったかもしない。しかし一昨目が江戸川乱歩賞、直木賞のダブル受賞をするような作品だったとしたら、次ぎの作品は一作目をこえて欲しいと願うのが、ファンのワガママな期待というものである。ところがこの作品一作目と構造があまりにも似ている。そもそも「ハードボイルド」というものは構造が似ているものなのではあるが、主人公は頭のいい世捨て人、もと好きだった女性によく似たヒロインが現れる。主人公の過去と絡んで物語が進んでいく。魅力的な相棒が現れる。その他いろいろ。ここまで似た作品を創ってしまうとは!!面白かっただけに失望した。 | ||||
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テンポも良い、主人公・秋山秋二を取り巻く謎も興味深い。が、何かが足りない。私にはどうにも登場人物の存在感が希薄過ぎるように思えてならない。秋山の亡き妻そっくりである麻里は、ちょこっと出番が与えられただけだし、ヤクザである曽根にも大物感がない。秋山を取り巻く勢力の一方である田代はただの愚か者で、もう一方である仁科も殆ど出番がなく、秋山が巻きこまれる発端となった村林もちょい役だ。ストーリーを通して、印象に残る人物が、原田と新聞配達の青年くらいなのはなぜなのだろう?この作品自体は、文庫本で520頁あまりと、決して短いわけではないのだが、これだけの要素を詰めこむにはページが少な過ぎるように思えてならない。それが結果として、ストーリーを駆け足気味にし、登場人物たちの魅力を薄めているのではなかろうか?私にはそう思えるのだが・・・。 | ||||
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