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闇の底
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闇の底の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 1~20 1/3ページ
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結構早い段階で犯人がわかりました。 ミスリードしようとするのが露骨すぎて。 最近の「罪の境界」でも思ったけど、 犯罪者が多すぎますよね。こんな頻繁に同種の犯罪おこりませんよ。 それに対して警察の無能っぷり。何一つ解決してない。 最後長瀬がどっちに転ぶかなあというところだけが読みどころだったかな。 | ||||
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途中に伏線があり、最後の予想をしていたのですが、見事良い意味で裏切られました。 とってもよかったです。 | ||||
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長瀬の心情を思うと、心が抉られる…。 ずっと自分を許せなかった彼は、最後の最後、闇の底へ完全に墜ちたことによって、救われたのか…。 同じ年頃の娘がいる母として、こんな理不尽な形で娘を奪われたら、私の中にも、きっとサンソンが芽生える。 日本は、性犯罪者に甘すぎる。 結末には救いはないが、これでいい。 問題提起として、素晴らしい作品でした。 | ||||
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幼児の性犯罪発生の抑止力とするため、前歴者を殺害する連続殺人犯サンソンと、そのサンソンを追う刑事たちの視点から物語は展開する。 被害者家族の心情を取り上げる社会派小説としての一面に、サンソンは誰かというミステリーの要素も加えられ、全体のバランスがとても良い。 真相の意外性もあり、本テーマとしてのこのラストもありかと感じますが、こちらの読み方が浅いのか、サンソンが犯行に至った心情の変化がいま一つ読み取れなかった気が個人的にはしました。 | ||||
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面白い | ||||
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子どもへの性犯罪が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が殺される。卑劣な犯行を、殺人で抑止しようとする処刑人・サンソン。犯人を追う埼玉県警の刑事・長瀬。そして、過去のある事件が2人を結びつけ、前代未聞の劇場型犯罪は新たなる局面を迎える。 | ||||
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これまでに数冊読んできましたが、「闇の底」は、薬丸作品にしてはモッタリしていると感じました。 そこここに暖かさが感じ取れて、つまらなくはないのですが盛り上がり場面が最後の方の一か所だけで、ハラハラドキドキが無く説明的な文章。 好みの問題と思いますが、わたしは、一気に最後まで突っ走る急行列車のような迫力ある薬丸作品を期待しています。 | ||||
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幼児誘拐殺人事件の連鎖。そしてその容疑者(前科者)が次々と殺されていく。本屋さんの店頭で見て、おもしろそうだと思って読んでみた。 ミスディレクションが効いています。私も騙されました。どう考えても犯人はあの人と思っていたら・・。 ラストは実に意外でした。しかも、目出度し目出度しではなく、実に毒のある終わり方。まずまずおもしろかったです。 | ||||
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小児が性的暴行される度に、過去、同様の罪で逮捕されたものを惨殺する処刑人。捜査するは自身も被害者家族である若き刑事。 誰が処刑人なのかは、すぐ分かってしまうので、興味はどう決着つけるかになるだろうか。もう少しミスリードしてくれても良いのにと思ってしまう。 児童の性被害と、それに直面した刑事の正義のあり方という著者らしい難しいテーマの作品。ラストは、デシタルに後味悪い方にいったねぇ。綺麗ごとで終わっていないのは良いのだが、着地としてはどうだろう。自分に置き換えると納得せざるを得ないわけなんだが。 | ||||
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性的被害の過去を持つ刑事と私刑で性的犯罪者に死を与える犯人との息詰まる駆け引きが絶妙な描写で記された佳作。 テンポ良く話が展開し、ラストは思いもよらないどんでん返しが待ち受ける。 読み進めるにつれ、ストーリーに引き込まれていく、まさに闇の底に誘われてゆく、そんな作品です。 読みごたえ十分。 | ||||
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読みやすいけど、さっぱりしすぎ 人間の欲望の果てとか本当に描けてますか? 400円のまずまずのランチ 損はないけど、記憶にも残らないかな 同系統なら、『慟哭』とかのほうがよかった。 | ||||
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いやぁ、面白かったです。 ただ、登場人物が中盤までごちゃごちゃとして、私の頭に入りずらかったのですが。(これは私の読書力不足です。) ラストに近づくにつれ、「えっ?えっ、まさかぁ」というドキドキ感。 そして、クライマックスで「ああー、なるほど。伏線すべて納得。」とストンと落ちました。 最終ページの主人公のセリフは、まぁ、そういうオチになるでしょうね。 犯人の真意は「天誅を下したいのか」「愛する者を守りたいのか」「はたまた秒読み段階に入り自滅したかったのか」 複雑な気持ちが入り組んでいるように感じました。 読み終わっても、いろいろなシーンが頭に浮かび、余韻を楽しめる作品です。 | ||||
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ハラハラしながら しまいには犯人が解りかけて切なかった。捕まらないでほしいと思いましたね。思い通りのラストに感激です。悲しい話しでした。色々と しこりの残る思いです | ||||
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届いた本が、タバコ臭い。 傷みだけでなく、臭いもチェックべき。 | ||||
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この作者の本は初めて。 すいすい読める本です。 発送も早かったので、良かったです。 | ||||
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性犯罪、しかも幼女に対する暴行や殺人という 非常にえげつない世界 その犯罪者にたいする殺人もまた非常にえげつないのですが 妙に淡々としてあまり気持ちが重くなることなく読めました 犯人に対してのミスリードはありますが ひっかかることなく読めました(笑) とても読みやすいというのは やはり作者がうまいのだろうなーと思います しかしどうして幼女暴行殺人者が初犯だと せいぜい10年ちょっとで社会に戻されるんだろうねぇ もっともっと厳罰でいいと思うのだけどね・・・ | ||||
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出だしから読み込ませる、中盤までは、てっり、サンソンは長瀬か、長瀬の父親かと、思わせておいて、最後に意外な展開に、驚かせる著者の手法は、さすがに、旨い。 | ||||
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テーマは、少女に対する性犯罪と抑止のための犯罪。 本作品の犯人は、性犯罪が起こるたびに、 サンソンを名乗り、以前、性犯罪を犯した犯人を殺していく。 その殺人が、少女が犠牲になる犯罪の 抑止力になればと考えている。 警察とサンソンの攻防を描きつつ、 物語は展開していく。 警察は、サンソンを捕まえることが出来るのか・・。 それとも、サンソンは殺人を行い続けるのか・・。 薬丸 岳は、非常に読みやすい。 作品に引き込まれてしまう。 しかし、ストーリーとしては、数か所、矛盾や破綻を感じる。 作品途中で、犯人に薄々気が付いた。 ラストは、賛否が分かれると思うが、 私的には受け入れることは出来なかった。 | ||||
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読者をミスリードさせるのが巧い作家。 序盤まで「この人」と思わせておいて、中盤から「あれ?そういやぁ、もう一人、可能性のあるヤツいるな。こいつ、もしかして…」という、持って行き方。 ミステリーを読み慣れている人には、途中で犯人を気付かれる。作者はそこまで計算して書いている気がする。そして、犯人を気付かれたとしても、最後まで読ませる自信があったのだろう。 事実、私も犯人に気付いてからの方が楽しみが増し、どうやって決着させるのかが気になって、先を読み進める手は止まらなかった。 最後の終わらせ方は、私は嫌いじゃない。最近ビビリすぎのテレビ業界だったら、「このラスト、ちょっとマズイんで、変えてもらってもいいですか?」とか言われちゃうんだろうけど、小説はここまでやっていい。いやむしろ、やるべき。 変に刑事魂に目覚めるとか、お涙頂戴なオチになったら、逆に醒めるわ。 | ||||
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天使のナイフ、虚無と続いて読んで、比較的読みやすく、天使のナイフよりも 虚無が大変あか抜けていたので、この作品もと、手に取りました。 この作品の方が、虚無よりも先に書かれた作品なんですね。 設定は、幼児殺害、そしてそれにかかわる連続殺人。 幼児殺害に警告を発する殺人事件にかかわるのは、かつて妹を幼児殺害の 被害にあった、長瀬刑事。 妹の死から狂った人生に、幼児殺害の犯人に対する長瀬の感情。 幼児殺害犯人を殺害していく犯人への長瀬の感情。 法治国家、警察のあくまでも守るべき人権。 最後の最後まで「男」と語られる男の正体とは? という、引っ張られて引っ張られていきついた結末は。 最後まで本当に引っ張られました。 確かにええーーーっというところはありますが、面白かった。 この方、刑務官のご出身だと思うのですが、基本的に文章が上手。プロットも、 流れも、テーマも、かなり分かりやすい。 ただ、この辺のお話は、基本的に、人権の考え方が、難しいので、お話が暗く なるのが欠点。 90点。 読みやすくて、才能ある作者です。 | ||||
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