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闇の底



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【この小説が収録されている参考書籍】
闇の底
闇の底 (講談社文庫)

闇の底の評価: 3.71/5点 レビュー 48件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(3pt)

底が浅い

結構早い段階で犯人がわかりました。
ミスリードしようとするのが露骨すぎて。

最近の「罪の境界」でも思ったけど、
犯罪者が多すぎますよね。こんな頻繁に同種の犯罪おこりませんよ。
それに対して警察の無能っぷり。何一つ解決してない。

最後長瀬がどっちに転ぶかなあというところだけが読みどころだったかな。
闇の底Amazon書評・レビュー:闇の底より
4062135280
No.9:
(3pt)

闇の底

子どもへの性犯罪が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が殺される。卑劣な犯行を、殺人で抑止しようとする処刑人・サンソン。犯人を追う埼玉県警の刑事・長瀬。そして、過去のある事件が2人を結びつけ、前代未聞の劇場型犯罪は新たなる局面を迎える。
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4062135280
No.8:
(3pt)

迫力に欠けていると思った

これまでに数冊読んできましたが、「闇の底」は、薬丸作品にしてはモッタリしていると感じました。
そこここに暖かさが感じ取れて、つまらなくはないのですが盛り上がり場面が最後の方の一か所だけで、ハラハラドキドキが無く説明的な文章。
好みの問題と思いますが、わたしは、一気に最後まで突っ走る急行列車のような迫力ある薬丸作品を期待しています。
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4062135280
No.7:
(3pt)

犯人が意外

幼児誘拐殺人事件の連鎖。そしてその容疑者(前科者)が次々と殺されていく。本屋さんの店頭で見て、おもしろそうだと思って読んでみた。

 ミスディレクションが効いています。私も騙されました。どう考えても犯人はあの人と思っていたら・・。

 ラストは実に意外でした。しかも、目出度し目出度しではなく、実に毒のある終わり方。まずまずおもしろかったです。
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4062135280
No.6:
(3pt)

リーダブル

読みやすいけど、さっぱりしすぎ
人間の欲望の果てとか本当に描けてますか?
400円のまずまずのランチ 損はないけど、記憶にも残らないかな
同系統なら、『慟哭』とかのほうがよかった。
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No.5:
(3pt)

巧みだけれど、やや掘り下げ浅い。

デビュー作の『天使のナイフ』が大変面白かったので手に取りました。
前作では少年犯罪をテーマでしたが、今作は女児性犯罪をテーマという相変わらず
重いテーマを取り上げています。

話の展開はスムーズですし、正体不明の犯人側からの描写も織り交ぜながらの組み
立て方が巧みなので、自然と話に吸い込まれていきます。
読んでいると犯人が誰か分かった気になってしまい、犯人探しよりもどういう展開に
なっていくのかに興味が移りがちですが、まあそこは前作同様に一筋縄ではいきま
せん。

ただし、折角のテーマも掘り下げ方が浅いが感じがします。前作の力量からすると
もっと丁寧に書き上げられたのではないか?と思います。それで星3つですが、
今後に期待の作家さんであることには変わりありません。

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No.4:
(3pt)

題材はよいのですが...

幼い少女を犠牲者とする性犯罪。少年時代に妹を失った長瀬は、警官となって幼女殺害事件の捜査に当たったのだが...
幼い少女に対する性犯罪とその前科を持つ者への殺人事件というショッキングな題材です。最初は幼女殺害事件を担当していた長瀬は、妹の事件のことを知っている上司によって、性犯罪者に対する連続殺人事件の捜査を担当させられることになります。自分は、犯人を捕まえたいのか...遺族でもある長瀬の葛藤、まではよかったのですが、結末がちょっと納得いかない。なので、★3つです。
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No.3:
(3pt)

読みやすいですが……

読みやすいですが淡々としており、どこか乾いているという印象を受けました。
殺人者と警察官の視点で物語が交互に進みますが、それほどの抑揚がないように思います。
題材が重いためもあるのでしょうが、前作ほどの引きはないような気がします。
最後がどうも納得できないもので、全体的にまとまりはいまひとつと感じました。
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No.2:
(3pt)

文章は上手いのだが・・

貫井徳郎氏著の「慟哭」を連想させるような内容だった。文章としては面白いのだが、ネタがどこかにありそうで平凡だったのが残念。特に意外な展開もなく、ラストまで素直に読めた。狂気に走る被害者の心情を訴えたいのも分かるが、もう少し娯楽性の富むか、謎解きがあるか、サスペンスとしての要素が欲しかった。テレビドラマ向けの内容でした。
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4062135280
No.1:
(3pt)

全体に味付けの薄い印象

「養女殺害事件」「首無し死体」「劇場型犯罪」などというセールストークに期待して読むとちょっとガッカリするかも知れない。ストーリーはそれを追う警察官のサイドから自身の生い立ちを含めて進行してゆく。なるほど最後まで犯人が確定出来なかったのは或る意味サスペンスの醍醐味なのだが読後の印象として全体に味付けが薄く、盛り上がりに欠けた感がある。
どちらかというと警察官サイドに重きを置いた展開なのだが3名ほどの登場人物の人となりや絡みも引き込まれる程の勢いが無い。それにしても現実に幼い子供を殺害してもせいぜい無期懲役か場合によっては心神耗弱などという理由でそれさえも免れる事例を見るとこのサンソンのような処刑人とそれを抑える警察のどちらが本当の正義なのか考えてしまう。「警察には事件の抑止力は無い」という犯人の言葉が本を突き抜けて現実の世界にも鋭く響く気がする。
闇の底Amazon書評・レビュー:闇の底より
4062135280

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