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闇の底



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【この小説が収録されている参考書籍】
闇の底
闇の底 (講談社文庫)

闇の底の評価: 3.71/5点 レビュー 48件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 1~20 1/2ページ
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No.31:
(5pt)

最後の結末が良かった

途中に伏線があり、最後の予想をしていたのですが、見事良い意味で裏切られました。
とってもよかったです。
闇の底Amazon書評・レビュー:闇の底より
4062135280
No.30:
(5pt)

心が抉られる…

長瀬の心情を思うと、心が抉られる…。
ずっと自分を許せなかった彼は、最後の最後、闇の底へ完全に墜ちたことによって、救われたのか…。 
同じ年頃の娘がいる母として、こんな理不尽な形で娘を奪われたら、私の中にも、きっとサンソンが芽生える。
日本は、性犯罪者に甘すぎる。
結末には救いはないが、これでいい。
問題提起として、素晴らしい作品でした。
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No.29:
(4pt)

やるせなくなります

幼児の性犯罪発生の抑止力とするため、前歴者を殺害する連続殺人犯サンソンと、そのサンソンを追う刑事たちの視点から物語は展開する。

被害者家族の心情を取り上げる社会派小説としての一面に、サンソンは誰かというミステリーの要素も加えられ、全体のバランスがとても良い。
真相の意外性もあり、本テーマとしてのこのラストもありかと感じますが、こちらの読み方が浅いのか、サンソンが犯行に至った心情の変化がいま一つ読み取れなかった気が個人的にはしました。
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No.28:
(5pt)

構成良い

面白い
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No.27:
(4pt)

ラストの着地としてはどうだろう

小児が性的暴行される度に、過去、同様の罪で逮捕されたものを惨殺する処刑人。捜査するは自身も被害者家族である若き刑事。

誰が処刑人なのかは、すぐ分かってしまうので、興味はどう決着つけるかになるだろうか。もう少しミスリードしてくれても良いのにと思ってしまう。

児童の性被害と、それに直面した刑事の正義のあり方という著者らしい難しいテーマの作品。ラストは、デシタルに後味悪い方にいったねぇ。綺麗ごとで終わっていないのは良いのだが、着地としてはどうだろう。自分に置き換えると納得せざるを得ないわけなんだが。
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No.26:
(4pt)

ラストのどんでん返しは見逃せない、佳作です!

性的被害の過去を持つ刑事と私刑で性的犯罪者に死を与える犯人との息詰まる駆け引きが絶妙な描写で記された佳作。
テンポ良く話が展開し、ラストは思いもよらないどんでん返しが待ち受ける。
読み進めるにつれ、ストーリーに引き込まれていく、まさに闇の底に誘われてゆく、そんな作品です。
読みごたえ十分。
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No.25:
(5pt)

読み終えた後も頭から離れない

いやぁ、面白かったです。
ただ、登場人物が中盤までごちゃごちゃとして、私の頭に入りずらかったのですが。(これは私の読書力不足です。)
ラストに近づくにつれ、「えっ?えっ、まさかぁ」というドキドキ感。
そして、クライマックスで「ああー、なるほど。伏線すべて納得。」とストンと落ちました。
最終ページの主人公のセリフは、まぁ、そういうオチになるでしょうね。
犯人の真意は「天誅を下したいのか」「愛する者を守りたいのか」「はたまた秒読み段階に入り自滅したかったのか」
複雑な気持ちが入り組んでいるように感じました。
読み終わっても、いろいろなシーンが頭に浮かび、余韻を楽しめる作品です。
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No.24:
(5pt)

ハラハラしました

ハラハラしながら しまいには犯人が解りかけて切なかった。捕まらないでほしいと思いましたね。思い通りのラストに感激です。悲しい話しでした。色々と しこりの残る思いです
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No.23:
(4pt)

読みやすい

この作者の本は初めて。 すいすい読める本です。 発送も早かったので、良かったです。
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No.22:
(4pt)

もっともっと厳罰でいいと思うのだけどね・・・

性犯罪、しかも幼女に対する暴行や殺人という 非常にえげつない世界 その犯罪者にたいする殺人もまた非常にえげつないのですが 妙に淡々としてあまり気持ちが重くなることなく読めました 犯人に対してのミスリードはありますが ひっかかることなく読めました(笑) とても読みやすいというのは やはり作者がうまいのだろうなーと思います しかしどうして幼女暴行殺人者が初犯だと せいぜい10年ちょっとで社会に戻されるんだろうねぇ もっともっと厳罰でいいと思うのだけどね・・・
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No.21:
(5pt)

ミステリー小説の醍醐味十分と、

出だしから読み込ませる、中盤までは、てっり、サンソンは長瀬か、長瀬の父親かと、思わせておいて、最後に意外な展開に、驚かせる著者の手法は、さすがに、旨い。
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No.20:
(5pt)

最後まで読ませる筆力。

読者をミスリードさせるのが巧い作家。
序盤まで「この人」と思わせておいて、中盤から「あれ?そういやぁ、もう一人、可能性のあるヤツいるな。こいつ、もしかして…」という、持って行き方。

ミステリーを読み慣れている人には、途中で犯人を気付かれる。作者はそこまで計算して書いている気がする。そして、犯人を気付かれたとしても、最後まで読ませる自信があったのだろう。

事実、私も犯人に気付いてからの方が楽しみが増し、どうやって決着させるのかが気になって、先を読み進める手は止まらなかった。

最後の終わらせ方は、私は嫌いじゃない。最近ビビリすぎのテレビ業界だったら、「このラスト、ちょっとマズイんで、変えてもらってもいいですか?」とか言われちゃうんだろうけど、小説はここまでやっていい。いやむしろ、やるべき。
変に刑事魂に目覚めるとか、お涙頂戴なオチになったら、逆に醒めるわ。
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No.19:
(5pt)

意外や意外?

天使のナイフ、虚無と続いて読んで、比較的読みやすく、天使のナイフよりも
虚無が大変あか抜けていたので、この作品もと、手に取りました。
 この作品の方が、虚無よりも先に書かれた作品なんですね。

 設定は、幼児殺害、そしてそれにかかわる連続殺人。
 幼児殺害に警告を発する殺人事件にかかわるのは、かつて妹を幼児殺害の
被害にあった、長瀬刑事。
 妹の死から狂った人生に、幼児殺害の犯人に対する長瀬の感情。
 幼児殺害犯人を殺害していく犯人への長瀬の感情。
 法治国家、警察のあくまでも守るべき人権。
 最後の最後まで「男」と語られる男の正体とは?
 という、引っ張られて引っ張られていきついた結末は。

 最後まで本当に引っ張られました。
 確かにええーーーっというところはありますが、面白かった。

 この方、刑務官のご出身だと思うのですが、基本的に文章が上手。プロットも、
流れも、テーマも、かなり分かりやすい。
 ただ、この辺のお話は、基本的に、人権の考え方が、難しいので、お話が暗く
なるのが欠点。
 90点。
 読みやすくて、才能ある作者です。
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No.18:
(5pt)

作品を評価します。

確かに最近の江戸川乱歩賞受賞作品のなかでは出色のできでしょうね。これぐらいのが毎年のようにあればいいのにと思う。 ただ、最近は密室殺人のようなのがないのはさびしい感ありです。もう、でつくしたのかなですね。
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No.17:
(5pt)

期待以上の作品です。

といいますか、薬丸岳さんの作品はどれも、期待以上の作品です。
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No.16:
(5pt)

コンパクトなボリュームながら充実の読み応え

単行本にして280ページほどとこの種の社会派的テーマを盛り込んだミステリー作品としてはかなり短めの構成だが、コンパクトに警察の捜査と処刑人の心理を濃縮して展開されており、物足りなさは微塵もない。他の作家ならこの内容なら本書の二倍のページ数は使いそうだが、これだけ切り詰めても十分読ませることができるのだから、他の作家がやたらページ数を多くする近年の風潮はどうにかしてもらいたい。
著者お得意の犯罪被害者のストーリーを展開しつつ、幼女殺害犯を処刑していく謎の男の行動と正体がかなりミステリー的趣向として活きており、重苦しいテーマを扱いながらもエンタティメント性に溢れており一気に最後まで読ませてくれる。
近年の低迷する江戸川乱歩賞作家としては唯一と言ってもいいほどその後もレベルの高いミステリーを書き続けている著者の力量が実感できる。
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No.15:
(5pt)

犯人は以外だった

薬丸岳の作品はこれで 天使のナイフ 悪党 ハードラック 虚無 に続き5冊目。
どの作品も考えさせられる内容で一気に読み切ってしまった。
この「闇の底」に関しては中々犯人像が掴めず何とかヒントを得ようと先へ先へと読んだ。
結局解ってしまうと「この人以外は居なかったな」と納得する、その意味では賢い読者には中盤で解ってしまうかも知れない。
しかし飽きさせないストーリー運びと文章の巧さには感心する。読んで損の無い作品だと思う。
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No.14:
(4pt)

はじめて

薬丸作品を読みましたが、早速虜になりました。おもしろかった!この一言に尽きます。
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No.13:
(5pt)

そうなんですよね、

そうなんですよね、(ある程度チープな)大どんでん返しがあるんじゃないかって
疑いながら読み進むんですよね。

でも、そうでもない。
言えば、すとーんと収まるであろうところに収まっている。

この辺りを、ひねりが足りないという感想を持つ方もいらっしゃるようですが、
ワタシ的には、変な小細工とかが無い分素直に読むことができました。
(酷い作品になると、なんのフリもなく唐突に「実は××だった」みたいな
エンディングで、読者を置き去りにするようなのもありますし…。)

まぁまぁ反社会的名なエンディングですが、その割には読後感が悪くないのも
いいですね。
(作者の意図的にはどうなのかわかりませんが。)

ということで、他の方の評価が結構4点止まりだったので、少々おまけの5点満点
でお願いします。
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No.12:
(4pt)

誰しもが読まなければいけない

『天使のナイフ』を読んで作者を初めて読み、他の作品を探したらこの『深い闇』があったので読んでみた。
 アマゾンでの評価は可もなく不可もなくといった感じだったので、期待半分、不安半分といった感じで読み始めたが、読み進めるうちに不安はだんだん不安は消えていった。
 
 サスペンス性にも富んでいたし、興味が尽きることはなく、ミステリー小説としては最近読んで物の中でも上位に入るのではないかと思う。

 しかし、本作品の素晴らしいところとは、何といってもそのメッセージ性にある。

 悲惨な事件が起きる度に、「こんな奴は死んだほうがいい」と思ったことがない人はまずいないだろうし、「こんな奴を殺すことは罪なのか?」と考えたことがない人もいないだろう。
 しかし、そんな人は、つまりは誰しもが本書を読んで考えなければいけない。
 「人が人を殺すとはどんなことか」ということを、そして「罪の連鎖」とは何なのかということを。
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