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闇の底
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闇の底の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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届いた本が、タバコ臭い。 傷みだけでなく、臭いもチェックべき。 | ||||
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テーマは、少女に対する性犯罪と抑止のための犯罪。 本作品の犯人は、性犯罪が起こるたびに、 サンソンを名乗り、以前、性犯罪を犯した犯人を殺していく。 その殺人が、少女が犠牲になる犯罪の 抑止力になればと考えている。 警察とサンソンの攻防を描きつつ、 物語は展開していく。 警察は、サンソンを捕まえることが出来るのか・・。 それとも、サンソンは殺人を行い続けるのか・・。 薬丸 岳は、非常に読みやすい。 作品に引き込まれてしまう。 しかし、ストーリーとしては、数か所、矛盾や破綻を感じる。 作品途中で、犯人に薄々気が付いた。 ラストは、賛否が分かれると思うが、 私的には受け入れることは出来なかった。 | ||||
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暗いストーリーで、なおかつ面白くないです。この作家の他の作品の方が良いです。 | ||||
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テーマは重いはずのに、それをまったく感じさせない軽〜い読み味。 するするページを繰れるミステリを読みたい時にいいと思います。 「太郎は嬉しかった」「花子は悲しかった」レベルの文章なので、心をうがつこともページがとまることもありません…。 被害者感情の描き方も、警察官の苦悩も通りいっぺん。 警察機構の描き方も、他の小説・映像作品で見かけた既知のものばかり。 足を使った取材は一切せず、ネット・マスコミの情報と感覚だけで書いた作品のように感じました。 | ||||
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ミステリーとして楽しめるかと言えば否である。 重い社会問題に果敢にチャレンジする著者の姿勢は評価したいものの、 おもおもしくドロドロしすぎているために、読んでいると苦しくなってしまう。 リアルな描写なのかと言われるとそうでもなく、どこか底が浅く感じられる。 展開も、序盤で結末が想像のついてしまうものだった。 ミスリードしようとする、中盤の作者のわざとらしいフェイクもなんだかむなしい。 前作からの流れを無視するような、もう少し違う作品が見てみたい。 | ||||
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お勧めしません。 性犯罪による幼女の殺害事件が起きるたびに、かって同種の罪を犯した者がサンソンと自ら名のる者によって惨殺される。この劇場型連続殺人事件を警察側から追った作品ですが、一介の本好きが江戸川乱歩賞受賞作家にこんなことをいったら笑止なのですが、あえて申し上げますと主たる登場人物の警察官や犯人などの背景設定がいかにもご都合主義でそんな偶然が何度も重なるわけないだろうと感じてしまいますし、いわゆる警察小説の形式を作者としてはとりたかったのでしょうが、高村薫や横山秀夫の同系作品に比べますと、管内の同僚や上司との軋轢が十分書き込まれていないのだけに、ソリの合わない上役やいやに気をつかってくれる仲間などの存在がかえって本筋にとって邪魔なエピソードになっている気がします。 作者としては驚天動地の幕切れとしてこのような結末にしたのでしょうが、この者が犯人だったら警察がちょっとその日の行動を丁寧にトレースしていけばすぐにつかまってしまうだろうし、サムソンは絶対につかまらないなどといえるわけないだろうと思います。表現上の破綻も何箇所かあり、小説好きの友人の習作を読まされてしまったような気がしました。 児童殺人をあつかった公開劇場型の犯罪小説ならもう大分に前に刊行されていて、おそらくこの作者も読んでいるのだろうと思いますが、雫井 脩介の「犯人に告ぐ」のほうが断然お勧めです。 | ||||
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乱歩賞を受賞した「天使のナイフ」は、犯人の意外性はもちろん、 少年法の抱える問題など、社会に問題提起する優れた作品と受け止めた。 本作品は、意外性には満ちているが、社会性では前作より劣るように感じる。 性犯罪が社会問題化している事実や、更生の難しさには触れているが、 はたして「闇の底」の結末がふさわしいものなのか? 次回作は、「天使のナイフ」のように、 作者が投げかけるテーマにどう向き合ったら良いのか、 またまた読者をうならせる内容を期待したい | ||||
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