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ガダラの豚
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ガダラの豚の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全161件 21~40 2/9ページ
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| 1巻の新興宗教編からケニア編までは面白い。 アクション部分がB級映画のような軽さで拍子抜け。 でも1993年と考えたら納得 | ||||
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| 芝居や「明るい悩み」の文章が、とても好みだった。 知性と教養に溢れ、しかも関西人らしい笑いのセンスが冴えわたる。小説も期待にたがわず面白かった。 第一部は、民俗学者の妻が新興宗教にはまってしまう。発表年度を見ると、オウム事件の直前だ。 新興宗教の騙しテクニックを詳細に解説した部分は、まさに先見の明である。 本作を読んでいれば、宗教に人生を食い潰されることもなかったろうに。 当時はバブルの終末期で、テレビ最後の黄金時代だ。躁的な気分がよく描かれている。 キャラクターが魅力的で生き生きしている。大生部・道満の師弟コンビが浮世離れして楽しい。 もと超能力少年の清川君のペーソス溢れる半生も心に沁みる。 超能力者のトリックを暴くミラクルは小気味のいいキャラだ。 スピリチュアルをやみくもに否定するのではなく、「奇跡はすべて奇術で再現できる」と語り実践する。 奪還戦とその後の戦いはアクション小説そこのけの迫力だった。 | ||||
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| 第二部は、テレビ局の企画で大生部一家がケニアに赴く。 楽ちんなパックツアーとは言え二週間ほどケニアに行ったことがあるので、前半の描写は懐かしくて嬉しい。 大阪弁を駆使するガイドのムアンギが面白すぎ。牧歌的なムードは、最強の呪術師バキリと接触してから一変する。襲い来る災厄は、呪術かトリックか。陰惨な迫力に惹かれて中断できない。 | ||||
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| 第三部は、再び日本に舞台を移しての最終決戦だ。 ここまで呪術に実効性はあるか?という問題に対して、民俗学的なスタンスを取っていた。 共通する文化の集団では有効である。さもなければ、巧みなトリックがある。 ところが三部に入ってからはそういう大人の解釈はかなぐり捨てて、魔人VS一般人の殺戮戦が繰り広げられる。 クライマックスのテレビ局決戦は凄まじい。香港映画と望月三起也のいいとこ取りのようなゴージャスさ。 最終章でアカデミックな時代風俗小説がアクション娯楽作に変貌する。 賛否あるだろうが、私は「面白いは正義」という考えなので、満足した。決着のつけ方が痛快だ。 | ||||
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| (Ⅰ~Ⅲ巻を通してのレビューです) アル中、ヤク中、超能力者、サイコセラピスト、呪術師などなどが入り乱れ、てんやわんや。スプラッター嫌いの人は避けましょう。人間とは何か、文明とは何か、を考えさせる(かもしれない)本格小説。 | ||||
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| 主人公は民族学を研究している大学教授! 新興宗教、アフリカの民族、そしてアマゾンへの冒険… これらの非日常の世界に大学教授が巻き込まれていきます。 大学教授の巻き込まれていく事件を通じて家族の絆を考えさせられる作品。 TRICK感と言えばどんな雰囲気かは分かると思います。 TRICKが好きな人は読んで損はしないと思いますよ。 | ||||
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| 登場人物のセリフや行動がたまに安っぽい映画やドラマの演技っぽくなり、 くさく感じるのがどうにも苦手でしたが、ストーリーや展開、情報量のすさまじさで最後まで読めました。 三巻まで読み終えてみると、個人的には一巻に全てが集約されていて、 一巻のできが一番良かったように思えます。 通してみれば三巻だけ特別おかしいということはなく、一巻からすでにめちゃくちゃな格闘があったり、 二巻でもヘリで機関銃ぶっぱなしたり、死者が多数出たりとずっと同じスタンスだと感じました。 場面や人物が違うだけで一巻から三巻まで同じ展開の繰り返しのように思えます。 終わり方はそれぞれの好みによりますが、三巻の解決に至るまでの手法とスピード感はとてもよかったです。 | ||||
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| 怒濤の冒険小説である。著者は躁鬱病を患っていた、と別の著作で明らかにしていえる。躁状態で一気に書かれたのであろう。二巻はアフリカでの冒険を描いている。面白い! | ||||
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| 怒濤の冒険小説である。著者は躁鬱病を患っていた、と別の著作で明らかにしている。躁状態で一気に書かれたのであろう。三巻は東京での大団円を描いている。著者の最高傑作だと思う。 | ||||
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| 怒濤の冒険小説である。著者は躁鬱病を患っていた、と別の著作で明らかにしていえる。躁状態で一気に書かれたのであろう。一巻はカルト宗教との戦いを描いている。主人公は情けない男だが、良くあっていると思った。 | ||||
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| どの登場人物も全て魅力的で、どんどん話に引き込まれました。あっという間に読んでしまった。ストーリーの展開が気になって先に進みたい気持ちと、まだまだ読んでいたい気持ちが出てくる面白い小説でした。人間の判断がいかに曖昧なものか、生きる強さとはどういうことなのか、気づかされる事も多かったです。 | ||||
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| 一巻のほうが目新しさがあり手が込んでいておもしろかったです。 アフリカ編となる二巻は改行が多く難しい言葉もないのでスラスラ読めます。 アフリカの雰囲気は多少あるのですが、地の文による描写が少なめで会話がメインに進みます。 伏線となるセリフや意味ありげな描写をあからさまなほどわかりやすくしてくれています。 所々エンタメのノリが強すぎて映画のセリフっぽくなっていたり、 リアリティに欠ける芝居っぽいシーンなどが挟まれ、少し歯応えが足りない印象でした。 一巻と二巻は場面は違うだけで、構成やドタバタはあまり変わらない気がしました。 三巻でもっと弾けてくれるのを期待します。 | ||||
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| 訳のムアンギ、テレビクルーたち。6人もの犠牲者を出して大生部は娘を取り戻した。「バナナのキジーツ」の志織を奪いに呪術師バキリは東京に来ている。番組関係者の回りでは次々奇怪な事件が起こる。司会者嬢の惨殺、清川の変死。元・プロデューサーの馬飼は大生部一家と大呪術師バキリが対決する生番組を企画した。光と影、呪いと祈り。テレビ局の迷路でくりひろげられる世紀末スペクタクル大団円。日本推理作家協会賞受賞作。 | ||||
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| 今夜、すべてのバーで、に比べるとエンタメ色がかなり強めのドタバタ系の小説でした。 個人的には、すべてのバーでのほうが文学性もエンタメ性もはるかに優れていると思います。 筒井康隆さんが大傑作と言うほどなので、もっとぶっ飛んだ内容かとも期待していたのですが、 一巻は新興宗教やヤクザくらいの大人しいもので少々拍子抜けしました。 二巻から呪術を求めてのアフリカ大陸編になるようなので何が起こるやら楽しみです。 誰にでも読める平易で柔らかな文章でユーモアに溢れた非常に読みやすい文体でした。 | ||||
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| ずっと前から読みたかった故中島らも氏の「ガダラの豚」(全三巻) 中島らも氏といえばやっぱり朝日新聞に連載されていた「明るい悩み相談室」です。 本当にいい加減で、「え??こんな返答、天下の朝日新聞が掲載していいの?」と言う内容で衝撃を受けたのをよく覚えています。 自分の氏のイメージは天才ゆえに世の中に適応できず斜に構えた人・・・。 アル中と躁鬱で52歳で夭逝した一種伝説の方です。 で、この小説は?というと、所謂「徹夜小説」と言われるだけあって本当に面白いです。ぐいぐい読み進めるし、一旦読み始めると先の展開が気になってしょうがなくなります。 が!?、氏のキャラ同様、真面目なんだか不真面目なんだかさっぱり判らなくなる部分が所々でてきます(笑)。恐らく、1巻は相当に真面目に、2巻はちょっと惰性で、3巻は相当におふざけしました、という感じでお書きになったんではないか?と自分は考えています。 映画化したら間違いなく面白いと思います。勿論、日本映画じゃなく、ハリウッド映画に仕立てたら結構凄いサスペンスSFの大作になるのは間違いないと思うのですが・・・(笑) | ||||
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| 日曜日に読み始めたら朝5時まで読んでしまった 得体の知れないものより人間が怖い、でもそれはそれとして得体の知れないものも怖い 序盤の奇術師がサーカス小屋から出たら神様になってしまうという話、中盤の社会正義としての呪い・言葉による命のやりとり、終盤の虚々実々の呪術大戦と話がだんだん陰湿でダークな方向へと膨らみつつも、伏線に隠れてたデウス・エクス・マキナが圧倒的に明瞭に決着つけるのがカタルシスあっていい | ||||
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| お酒が入った状態で読むと。。。 後に残り過ぎて。 それはそれで、楽しいかも(。•ᴗ•。)♡ | ||||
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| 途中、なんだかとんでもない方向へ行きかけましたが、一件落着で終わってホッとしました。 寝不足がようやく終われます。 | ||||
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| 第三巻待ちきれません!! アフリカの風景と人間性がとても上手く描かれていて引き込まれます^_^ | ||||
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| 「ガダラの豚」は聖書の一節からとったようだ。プロローグに「マタイによる福音書第八章二十八~三十二」が掲げられている。悪霊にとりつかれた二人がイエスと出会い、悪霊は豚の群れに入り込み、その群れ全体が溺れ死んでしまうという話だ。どういう意味なのかは全く分からないが、私なりに想像してみる。他の人がこの場面を見ていたとしても、おそらく、イエスと悪霊の会話は見えていないだろうし、イエスが豚の群れを全滅させたと勘違いするのではないかと思う。つまり、イエスは悪霊を退治した救世主ではなく、家畜を全滅させた悪魔と思われてもおかしくない場面だと思う。 これは、本書の全体に流れているイメージにつながる話だと思う。つまり、マジックやトリックにしても、新興宗教にしても、テレビにしても、呪術にしても、全ては光と影であり、喜びと悲しみであり、正邪のどちらにでもなりうる。仮に人類から見た蟻の立場と同じように、人間の生死が疑問を抱くようなレベルでないとしても、それらを操るのが人間なのだから、一人ひとりが心を高め、心を深めることをしていく必要があると思った。 結局、正しい心構えというのは、隆心師のように、『この世の 摩訶不思議、霊も化物も転生も、すべてを実在として容認し』、『非在に対してであれ実在に対してであれ、自分が「 功徳 をあらわし」、それによって人が少しでも楽になれば十分』という姿勢であろう。 ちなみに、二巻目の冒頭には空海の「般若心境秘健」の一節、三巻目の冒頭は「アメリカのパーティジョーク」が書かれており、こちらも仮に正しいことをしている人を見ても気づかない可能性を示唆したメッセージだと思う。 いずれにしても、アフリカの呪術という私にとってあまり馴染みのないテーマでぐいぐい惹きつけ、また、広大なアフリカのサバンナの風景も垣間見させてもらい、是非アフリカに行ってみたいと思わせる内容であった。 | ||||
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