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黄金色の祈り
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黄金色の祈りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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西澤保彦作品にはすごく面白いと思えるものがある反面、最後まで読むのに苦痛を感じる作品も多い。本作は後者。他の方のレビューを拝見するとミステリー小説ではなく青春小説として読むのが正しいようですがそもそも青春小説としても面白くなかった。作品をエンタメとして仕上げるのではなく作者自身の経験と意見を詰め込み読者に発信することを選んだ結果こうなったという感じ。率直に言うとつまらなかった。☆1.5にしておきます。 主人公は自意識が非常に高く、有り体に言えば嫌な奴です。自分の理想と他者からの評価が乖離していることに気付くと「見る目がない」と現実から目を逸らし、ひとたび他人の成功を目にすれば「運が良かっただけ」と認めない。俺はやればできる、でもやらないだけ。こういう感情は人間誰しも持っている部分だと思います。私自身にも覚えがある感覚なので読んでいてリアルだなぁと思いました。ただ主人公は物語後半まで延々現実から逃げているだけで、話は遅々として進まず、ポッと提示される謎だけで物語を牽引していくには力不足でした。ページ数のわりには無駄が多くいつまでもダラダラと中だるみが酷いです。文章はそこそこ読みやすいのでなおさら引き伸ばし部分が気になりました。 登場人物のキャラ付けも滑ってます。女子高生の一人称にワガハイはない。喋り方も武士みたいだし、この時点で真剣に読む気がだいぶなくなりました。痛いオタク女を書きたかったならともかく人望のある生徒として書かれてるし、タックシリーズの時も思いましたが本当にこの作者のキャラ作りが受け入れられないなぁ…よく言えば斬新ということになるのかな…。 主人公が人生に躓き他人に嫉妬し延々その繰り返しなので中盤から飽きて流し読みでした。この主人公に強く共感できる方なら最後まで楽しめるかもしれませんが、小説にある種のエンタメ性を求めている私には共感はできても退屈な作品でした。長いし、あまりおすすめはできません。 | ||||
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確かに最後まで読んだのですが、 1か月後にはどんな内容かきれいさっぱり忘れてしまいました。 | ||||
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3,4カ所、ページ右上に折り目がありました。栞代わりのようです。一々戻すのが嫌な感じでした。 | ||||
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