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ゆりかごで眠れ
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ゆりかごで眠れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 41~46 3/3ページ
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《他の生き方を考えるだけで、心のブレーカーが落ちる。暗闇の世界。 ・・・・・・おれもやがては地獄に堕ちる。》 しびれますねぇ! でも、最後はちょっといけません。心に響くものがなかった。 できれば、続編があってもいいような気がしてます。 全体としては、おもしろかったです。 | ||||
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相変わらず、彼お得意の日本と南米をまたいだ作品となっているものの、カルテルの幹部であるコロンビアで育った日系人の主人公をはじめ主要登場人物の人物描写に力を入れている点で、これまでの作品とは異なる印象。筆者自身が新境地を開拓しようとしている姿勢が伺われる。ただ、あれだけ中盤まで精緻な描写をしておきながら、エンディングのあっけなさにはちょっと拍子抜けした。一連の垣根作品の中では平均的な作品という評価だろうか。 | ||||
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日系コロンビア二世で、コロンビアのマフィアのボスである、 リキ・小林・ガルシアが主人公。 彼は、麻薬密輸の会合のため、浮浪児であったカーサと共に、 東京へやってくる。 そして、他の組織の影響により警察に捕らえられた自分の部下、 パパリトを救出するため、その組織、及び警察に復讐をする。 ストーリーは割と単純なのだが、リキやカーサは勿論、 薬物中毒の刑事・武田や、武田と以前関係を持っていて、 ひょんなきっかけからカーサの子守りをすることとなった 元刑事・若槻妙子、リキの部下で、警察に拘束されているパパリト、 飄々とした雰囲気を持つ竹崎・・など、 登場人物のキャラクターが魅力的で濃いので、楽しめる。 リキがカーサに出会い、絵の描き方を教える場面、 そして彼が貫き通す、「約束は必ず守る」という信念が 印象に残った。 | ||||
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序盤はコロンビアの情勢等の話は非常に面白かったが、肝心の内容がイマイチだった。あれだけ引っ張った割に爽快感も薄いし、あの内容にあのページ数が要るとは思えなかった。ヒートアイランドは最高傑作だったので、あれを超える犯罪小説を期待する。 | ||||
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待ち遠しかった新作! 途中でやめられなくなって、一気に読みました。 「ワイルド・ソウル」が甦るような、スリリングな世界が展開されます。 主人公がクールでクレバーで、ひたすら孤独で、とてもかっこいいのですが、 その分、あまり感情移入ができすに残念。 むしろ、身を持ち崩していく刑事や、主人公に仕える殺し屋の方が印象に残りました。 主人公以外のキャラクターの強烈さも魅力です。 | ||||
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重厚ながら軽快、陰惨だけど爽快。垣根氏の持ち味が存分に活かされた作品だったと思う。「愛は十倍に、憎悪は百倍にして返せ」このテーマが終始貫き通されて、視点にブレがなく最後まで息切れすることなしに読み通すことができたし、普通なら少々あざといかな、と思われるような「泣かせどころ」もリズム感の溢れる筆致のおかげで気持ちよく受け入れることができた。読んでいただくとわかってもらえると思うが、妙子とカーサ、この二人の隠微な関係は垣根氏にしか描写し得ないと思う。「ワイルド・ソウル」の空気感に酔えた人には是非読んでもらいたい作品だった。全体としての評価は限りなく五つ星に近い四つ星。その理由は、他作品でもお馴染みだと思うが中盤からラストへの怒涛のような疾走感が、この作品では終盤の物足りなさを露呈してしまっていたように感じる。 | ||||
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