■スポンサードリンク
ゆりかごで眠れ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ゆりかごで眠れの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ワイルドソウル同様、南米と日本を舞台にした作品で面白いです。 最近は、君たちに明日はないをはじめ、ヒートアイランドなど、垣根作品ばかり読んでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後の展開はある程度読めるのですが、関った刑事と元刑事の広がりが期待外れか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中南米の暮らし戦時中の非道な日本の役人等の無理な考え方が感じらえた。でも今(現在)がよければいいんじゃないかな?悪いところは直せば簡単です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
展開が良く、終始惹きつけられたまま、読み終わった。お薦めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非常にスリルがありコロンビアマフィアの掟を守り刑務所からの救出は手に汗を握ったが、最後がちょっとあっさり過ぎちゃったかな… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
エルハポネスの冷酷なるも組織への保護は納得!下巻も楽しみだね! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
南米移民(棄民)が大変なご苦労をされた、と言う事実を知らしめてくれる上巻から、一気にハードボイルドの世界に突入。 ただ、復讐の方法がこれで良いのか?疑問を残します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コロンビアマフィアが日本で警察につかまった仲間を救出するまでを描いた話。 政治的混乱、腐敗、貧困にあえぐコロンビアでは、若者にとってマフィアは一種の憧れの存在であった。 全く日本とは違う世界を描き、かつ日本の警察社会の裏側にもスポットをあてた本小説に引き込まれていった。 文庫版のあとがきには、こう書かれていた。 「懸命に生きても、正しく生きようとしても、決して幸せになれない人間がいる。 どんなに社会的に成功しようとも、一見家庭的に恵まれているように見えても、少なくとも 本人の内面は幸せでない。何故そういうことになるのかを、昔からぼんやりと考えていた。 …実は、傍目から見えることは単なる事実でしかなく、そこに真実はない。その当人の 心持ちの中にしか、真実はない。」 どんなに幸せそうにみえても本人の気持ち次第だということである。 ワイルド・ライフにも共通するが南米と日本の比較を通して、 日本人が日本で日本人として生きる億劫さ、抑鬱感を浮き彫りにしている点に共感を覚える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブラジル移民の1世は、大変な苦労をされたんですね。 過去のと言っても、私(50代)の祖父の世代の方々なんですよね。 昔の人は偉いと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
インパクトが強烈な作品です。 ストーリーもよく出来ていて、心情もよく表現されている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレするのは嫌いなので、内容については省きますね。 やっぱ、この人、こういう男臭い小説書かしたらピカイチですね!! ワイルドソウル、ヒートアイランドが面白いと感じる事が出来る人なら読んで損は無いのでしょうか。 垣根節全開です(^-^)/ 好みは別れるかもしれません、しかし!!僕の場合は文句無しの★5つです!!!!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
垣根涼介の小説は、『ヒートアイランド』も『ワイルドソウル』も本書も、主人公は犯罪者である。 未読の小説でもけっこう当てはまりそうだ。 クライムノベル、あるいはピカレスクロマンの伝統ということか。 この作品ではもっと重いので、あるいは映画でいうフィルムノワールのようなものか。 こうした設定にこの作家の志向が伺えると思う。 どうやら人間の底に巣食う不可解な闇のようなものを描きたいのだ。 それがしばしば犯罪者の形をとる。 ここでいえば、リキはまだ生い立ちからしてわかるものの、 普通に恵まれて育っていても闇を抱える妙子、あるいは武田が登場する。 絶望、孤独、地獄、という言葉が繰り返される。 だから、本書の結末に対して、レビューなどで、面白かったが最後が残念のようなことが書かれる。 だが想いが、 自らが感情移入した人物を救いたい、という気持ちから来ているとすれば、 それは間違いだ。 こうなったらもう滅びるしかないところにいる。 最後はしかし、その点を除いても難しいと思った。 それまでの重さや濃さからして、それに見合う結末の比重になっていないような気がする。 才能の有り余る作家にありがちだが、 語数を費やしすぎる傾向があって、そのせいもあると思う。 コロンビアマフィアという設定は、『ワイルドソウル』の場合と同じく 南米で仕入れたネタということだろう。 ここでも『ワイルドソウル』と同様、シリアスな社会的問題意識を根底に置いて物語を作っているが、 それがさらに徹底されて、社会問題というだけではない 人間ひとりひとりの闇にまで食い込んでいるのが印象的だ。 『ワイルドソウル』以後、期待はずれという声も聞こえるし、実際そうだろうと思うものの、 やはりこうしてシリアスな問題に踏み込んでいく迫力と、物語の構成力は大変なものだと思う。 おそらくこれはハードボイルドタイプの娯楽小説というのではなくて (それをいうならかなりソフトというかウェットである)、 真摯な問題追求の意識から厳しいものを取り上げた、ということだろう。 ただ、その結果として生じるらしい「濃さ」が少々しんどい。 性とか暴力の描写の激しさもそれと連動しているのだろう。 面白く読みながら、しかし、 『ヒートアイランド』のときぐらいの爽快感で読めればいいのにと思っている自分もいる。 というわけで、今後この作家がどういう方向に進むのか、気にはなる。 才能があるだけにかえって難しいという部分もあるのかもしれないが、 いずれまた楽しませてくれることを期待したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回、「ワイルドソウル」、「ヒートアイランド」、「サウダージ」に続いて4冊目として読み始めました。 垣根涼介お決まりのパターンが炸裂します。主人公は幼い頃に恵まれない環境にあり、親とも死別をしますが、それを才能と努力で克服します。今回はそれに「信頼」というキーワードが追加されていました。いつもかっこよくてグレートな主人公。日本人の良さが出ているところが共感するのでしょうか。 いつものように90年代の車が登場します。今回は黄色いランエボ、ユーノスロードスターが出てきますが、あまり重要な役割を果たしていません。 主人公の他、若槻妙子、刑事の武田が登場します。武田については、レオンの悪徳麻薬捜査官のゲーリー・オールドマンのイメージで読んでいました。 残念なのが妙子の生い立ちや内面がイマイチ掘り下げられていなかったこと。重要な役所のはずなのになぜか、空虚でした。ラストについては、賛否両論ありますが、こういうこともあるかも。ギャングものですから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回、「ワイルドソウル」、「ヒートアイランド」、「サウダージ」に続いて4冊目として読 み始めました。 垣根涼介お決まりのパターンが炸裂します。主人公は幼い頃に恵まれない環境にあり、親とも 死別をしますが、それを才能と努力で克服します。今回はそれに「信頼」というキーワードが追 加されていました。いつもかっこよくてグレートな主人公。日本人の良さが出ているところが共 感するのでしょうか。 いつものように90年代の車が登場します。今回は黄色いランエボ、ユーノスロードスターが出て きますが、あまり重要な役割を果たしていません。 主人公の他、若槻妙子、刑事の武田が登場します。武田については、レオンの悪徳麻薬捜査官の ゲーリー・オールドマンのイメージで読んでいました。 残念なのが妙子の生い立ちや内面がイマイチ掘り下げられていなかったこと。重要な役所のはず なのになぜか、空虚でした。ラストについては、賛否両論ありますが、こういうこともあるかも。 ギャングものですから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
垣根氏の作品の中では、凡庸な内容になるのかなあ、と思います。 特に主人公のリキ・ガルシアがなあ…。すべてにおいて抜け目がなく、客観的にすべてを 見ることができる、と言う触れ込みの割には、元刑事の女性をノーチェックで娘の家庭 教師にしたり、部下に派手な車(ランエボ)で会合に来る事を許したり、エンディングも そういう意味では、あり得ないだろ…と言う設定。 主人公は全てが厭になり、倦み始めていたのだ…と言いたいのは分かるんですが、う〜ん、 どうかな。南米物としても「ワイルド・ソウル」に比べると物足りない。 もう一つ、リキと妙子の関係については、もう少しページ数を割いても良かったのかなあ、 と思いますが、これはまあ好き好きかな。 垣根氏の本を読んだことが無い方が最初に手を出すのは別の本にした方が良いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説として非常に面白い。エンディングはまぁしょうがないでしょう。マフィアの話ですから。そんなことよりもリキの生き方に、心を揺さぶられました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公はコロンビア・マフィアのボスであるリキ・小林・ガルシア(日系2世)。話の流れは大きく2つあり、1つはリキがマフィアのボスになるまでを描いた「過去」、もう1つはリキが日本にやってきてからの「現在」。この2つが交差しながら、物語は進んでいく。比重としては、過去の方が大きい。 コロンビアは国としては貧しくないのだが、貧富の差が激しい。そして世界的なコカインの産出国である。その為、マフィアの社会的影響力が非常に強い。この本を読むと、そういった事情がよくわかる。作者は現地取材を行った経験があり、(その成果なのか)描写は生々しく迫力がある。 しかしそういった過去=コロンビアに比べて、現代=日本の話はいささかパンチ力が弱い。妙子や武田はそれなりに魅力的ではあるが、コロンビア人キャラほどの深みがない。また話のクライマックスとなるイベントはさほど盛り上がりもせず、あっけなく話が終わってしまう。せっかくの人物描写へのこだわりが生かされていない。素材はいいのにもったいないことだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
垣根涼介はこんなものじゃないって読者は知っている。だから、読後感はすっきりしない。 コロンビア事情分析などはいい。一種のルポルタージュ風でもある。だから、あえて、日本を舞台にする必要もなかったのではと、思ってしまうのだが。 次回作に期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何人かの方のレビューを拝見しましたが 全く同じ感想です。 期待しているものが似ているのでしょうか? ワイルドソウルが最高傑作だと思いますが、 あのヒリヒリとした感じが無く、少し物足りない思いをしました。 ラストについてももう少し何となく落とし方があったような気がします。 あまり詳しく難癖をつけるとストーリーが分ってしまうので・・ ただ孤児の登場のさせ方など、作者らしい印象を受けました。 車の選び方ももう少し凝って欲しかったな。 今回の主人車?ランエボじゃなー もう少し捻りが欲しかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
決して悪くはないのですが、垣根ファンとしてはまだまだこんなものでは満足できません。 主人公があまりに落ち着きすぎてしまい(危うさが足りないと言い換えてもいいですが)、 ワイルドソウルやヒートアイランドのようなスリリングさが不足しているように感じます。 キャラクターの立ち方はやはり一級品ですから、ストーリーでもっと引き付けて欲しい。 過剰な期待かもしれませんが、それが出来る作者ですから期待してしまうのです。 ここ何作かよりは大分楽しめましたが、もっともっとはじけた作品の方が、垣根先生には 似合っています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!