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アラビアの夜の種族
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アラビアの夜の種族の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 41~42 3/3ページ
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| いい大人がハリーポッターを呼んで「感動した~」などと嘯いている輩が実に多い。これこそ本当に大人が呼んで楽しめるファンタジーである。(別にハリーポッターが嫌いなわけじゃないよ。指輪も好きだし)作者が作中で盛んに翻訳したとアピールしているが、別にそんなことはどっちでもいい(極論)良質なファンタジーであり、高水準のエンターテイメントでもある、この作品をぜひ読んでほしい。(なんか帯に書いてある賛辞の声みたい…)イスラームの風俗もよくわかる、良書である。ぜひ鈴木董先生に呼んでもらいたい(笑) | ||||
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| 650ページもの分量も気にならず、一気に最後まで読ませます。緊張感あふれるエジプトの現実世界と、剣と魔法に支配された物語の中の世界が交互に登場し、別々の主人公によって織り成される物語が混ざり合い、係わり合い、最後には(エジプトの現実世界も含めて!)収斂していきます。この、「物語が交互にあらわれる」=「途中で話が打ち切られる」というのが構成的にうまくはまっていて、まさに本の魔力にとりつかれたがごとく、先へ先へと読み進めていくことになります。物語の部分は、もちろん剣あり魔法あり、魔物と宝物でいっぱいの地下迷宮やそこでの中ボス・ラスボス(?)との戦闘など、何でもありなファンタジーの力を存分に発揮させています。物語部分全編にいえることですが、語り部の話し方(=物語部分の文章の書かれ方)がまさに昔の「ものがたり」風になっているので、地下迷宮に住まう変人たちの生活の様子などは現実には決してありそうもないことながら、いきいきと(そしてほほえましく)感じられます。反対に現実世界は淡々と無機質に語られ、それがいっそう二つの世界の対比を浮かび上がらせます。ただエンディングが多少予定調和的だったり、疑問が解けないところがあったりしますので、★4つとしました。 | ||||
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