LOVE
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MUSICまではまあ、いいです。 僕の中にはこれしかないんですよ。だから、スポーツしろ、僕。 | ||||
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作者によれば、この作品は「巨大な短篇」ということらしいが、普通に読めば、東京(の 五反田周辺)と猫を主題にした連作短篇であり、映画で言えばグランドホテル方式を 取った作品ということになるだろうか。 個々のエピソードはそれなりに捻ってあって、まあまあ面白いと感じる瞬間もあったが、 読み進むにつれて、どうやら個々の物語とその登場人物たちは、単に一回限りのもの として使い捨てにされるだけで、最初のほうに出てきた人物がのちに再登場するとか、 この話が全体としてどこかに収斂するといったことはないらしいと気づき、その時点で やたらと饒舌な語り口が鼻につき出して、途端に飽きてしまった(首都高2号線とか 418号線とか、さすがに何度も出し過ぎである)。 個々のエピソードの収束のつけ方にしても、とりあえず何かしら事件を起こせば一丁 上がりみたいな姿勢がやや安易で、それを何とか文体の力で引っ張っているような 作品に思えるが、ほぼ10年前の作品ということもあり、今読むとジュブナイルやヤング アダルトといった単語を連想してしまう語り口が、空回り気味に思える部分もあった。 構成らしい構成はなく、この程度の水準の作品であれば、いくらでも筆の赴くままに 書き飛ばせるよという、作者の力量自慢をされているようでもあったが、せめてこの 半分の長さにして、『4444』のように構成にもひと工夫あれば、これより数段ましな 作品になったはずなのにと惜しまれる。 | ||||
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文体は誰かが誰かを誰かに紹介や説明をしているような感じで、まるで作者本人からかくかくしかじかこれこれこうでさ〜。とファミレスでお茶でもしながら話を聞いているようなとてもフランクな印象を受けました。こんな小説は初めてです。 説明として、東京の街中の細かな住所や場所等が作中で所狭しと出てきましたが、私は東京には全く疎くて意味不明でした。東京の方だったなら「ああ〜あそこね〜」となってより小説の中の世界に身を投じることが出来たのではないかなと思いました。そういった意味では東京の方にはおすすめな一冊と言えるのではないでしょうか。 こんな小説は初めてと前文で書きましたが、兎に角東京に住む人々の断片が集約されていてそれが微妙に絡み合って一つの街として表現している様に思えました。作者が述べているように【巨大な短編】です。そう、その通りと思いました。短編集の様でそれとは違って、一つの長編かと言えばそうではない。正に巨大な短編と言う表現そのもの。今までに無かったような不思議な小説です。だから賞を受賞できたのでしょう。そんな小説でも一貫して登場するのは猫です。猫にも人と同じように様々な群像があるのだなと、擬人化して感じました。 なおこの作品は 【第19回(2006年)三島由紀夫賞】受賞作。 | ||||
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僕は文体がダメでした。センテンスがブツブツと切られていて、読んでいて何度も目線が止まります。リズム良く読める人もいると思いますが、僕は逆に読んでいて苛々してしまいますね…(「ベルカ〜」はまだ読んでいられたのですが…)ストーリーや全体の雰囲気だけなら好みなので残念です。 | ||||
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お気に入りの作家。なので、読むのをずっと我慢していた一冊。 期待通りだったな。というかそれ以上だった。今まで読んだ彼の作品の中でも一番好きだ。 描かれている、五反田界隈はなじみのあるところだし、それ以上に猫好き、ノラ猫好きの自分にとっては、自分のために書かれたかのような錯覚に陥るほど。 ゴタンダ・キャッターズの一員になりたい。 | ||||
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