聖家族
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血生臭い日本の「鬼門」東北地方の裏歴史をリリカルな文章で描いた大作。まず特筆すべきは素晴らしくリズミカルでくせになる文体で、この大冊をかなり短時間で読み終えることが出来た。サウンドノベルになったと聞いたが、それも納得。死刑囚として収監されていた次兄が処刑されてラストを迎えるが、冒頭と繋がる見事な構成で、輪廻転生を繰り返す聖家族の神話だと、私は読んだ。東北の鬼才古川日出男渾身のメガノベルで、いつまでも読んでいたくなる魅力を感じる。 | ||||
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個人的な感想だが、古川日出男にしては非常に読み易く、どんどんページが進んだ。まあ、単に彼の熱量の高い文章に慣れたためかも知れないが。血生臭い殺戮シーンが多く目を背けたくなるが、時空を超えた家族の絆を描いており、タイトルに偽りはない。そして特筆すべきは、裏の東北史とも言うべきこだわりで、全編に作者ならではの東北愛を強く感じた。まだ前編だが、古川日出男らしい「東北」にこだわったエンタメ大作として高く評価したい。 | ||||
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長いです。また,独特な文調は「ベルカ,吠えないのか?」であらかじめ分かってはいましたが,非常に読みづらいです。 さまざまな軸が時間を超えて展開されていきますが,徐々につながりをもっていきます。 歴史的な背景への織り込み方に圧倒されました。久しぶりに途中で読むのをやめようかと思った本でした。 | ||||
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どうしてこんなに評価が高いのでしょう? 日頃、本屋さんや巷で評判になっている本ばかり読んでいる私には、この作品は難易度が高すぎました。 同じ言葉を何度も何度もしつこくしつこく繰り返したり、箇条書きのようにセンテンスを短く紋切り型にしたり・・・。 残念ながら非常に読みづらかったとしか言いようがありません。 この小説にたくさん星を付けられる程の、高い知能や鋭い感性の無い自分にもガッカリです。 でも、読み終わった後の達成感は星5ツです。 | ||||
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文庫は読んでいないので、文庫にレビューもなんであるが。 購入したのは文庫であるからして、御免。 この名前、マジか。と思った牛と羊。とてもかわいい兄と弟。やっていることはまるでかわいくない。かわいくないが、とても素敵な兄と弟。それを見届ける妹。 そういえば、こちらのご両親、えぇトキミたちドコかラきタノ?ミステリーもいいところ。フェードインからのフェードアウト、とても上手い。たぶん、お笑い担当。 妹の旦那、存在感半端ない。と思ったけれど、どこに出番あったっけ?いろいろ駆けまわらされるから忘れちまった。・・・名前だけでの存在感?すーげーぇ。 ところでこの本、ジャンルなんでしたか? 興味ひかれるとかそういう方向の意味で、面白い本。 あ、そういえばワンちゃんが出てくるぞ!! | ||||
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