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天窓のある家



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【この小説が収録されている参考書籍】
天窓のある家
天窓のある家 (新潮文庫)

天窓のある家の評価: 3.90/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 21~21 2/2ページ
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No.1:
(4pt)

女の一生の色々な断片です

 いつもながら知的で達者な筆致。SFっぽいのも怪談っぽいのもあるが、すべて女性の人生(中年期~老年期)についての9つの物語である。 身体を壊すほどに頑張って働き、でも報われない女性の話が目立つ。 自分ではいい人間のつもりで、妻を平気で踏みつけにする夫の自分勝手さがリアルな「友と豆腐とベーゼンドルファー」、仕事人としても妻・母としても優等生でいようとして人格が破綻していく女性を描く「手帳」、流産も止む無しの働き方をしてきた女性の前に現れる幼女の幻、その不思議な意味を考えさせられる「誕生」がお奨めです。 
天窓のある家Amazon書評・レビュー:天窓のある家より
4408534455

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