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百年の恋
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百年の恋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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「女なんて、やっちまえばこっちのもの」ということばで、 結婚生活のあらゆる艱難辛苦にたえる。 年収200万円のフリーライター 真クンの物語。 結婚ホラー小説というべきなのか? 篠田節子にしてみれば、結婚をホラー小説に仕上げるのも、 簡単なんだろう。 「女なんて、やっちまえばこっちのもの」 という言葉は、男性の作家で書くことができない禁句かもしれない。 まあ、官能小説などは、そのことがテーマであるものもある。 女性作家が、さらりと書けば、その裏があることは確かだ。 東大理学部卒、MBA取得、信託銀行の超パワーエリートウーマン。 その上、すらりとした美人と来ている。 企業と社会では、まったく完璧に近い。 実際結婚をはじめると、「こっちのもの」になったはずのものが、 想像とはちがう、料理ができない、包丁がない、 かたずけることができない、汚いパンツはほうりだし、洗濯もしない。 会社でトラブルが起こると、夜叉のような顔で帰ってくる。 そこから始まるヒステリックな行動。 便器さえもたたき割る怒り。 コップごと投げつけられる紅茶。 それでもたえる真クン。 何で、結婚したのかという後悔が、繰り返される。 そして、妊娠、それは自分の子供なのかと疑ってしまう。 男と女がいて、一緒に生活をする 結婚ということが、やはり「ホラー」なんだと 妙に納得する自分がいる。 | ||||
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こんなの収入の多い方が働いて少ない方が家事・育児にシフトしていけばいいだけの話じゃん。性差関係なし。俺なら働かなくていいなら絶対に働かんがね。真一が育児をすればよろしい。だいたい、結婚してるのに妊娠して驚いちゃいかんでしょう。妊娠しないときに驚きなさい。 | ||||
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後半に顕著に出てくる「男の考えそうな事」への憤りの方が印象が強かった。 何やかんや言って、「面倒見の良い女」 にもたれかかってるのが、所詮男。 みたいな。 「自分の子が可愛いのは自分だけ」って事をもっとガツンと真一に思い知らせてやって欲しかったかなw | ||||
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さくっと読めることは確かです。 でも、あとがきにあるように中途で大幅に修正をしたらしく、何が言いたかったのかよくわからず。真一の成長小説にしたかったのかなという気がしますが構成が失敗してるような。 ダメ妻の面倒を見てよく頑張ってる旦那だなと思いきや、ラスト近く、 赤子を職場に連れまわし、女子に面倒見させ、逆切れした相手に「だって女の人は(全員)赤ちゃん好きだよね?」と驚く下りにぎょっとした。 赤子の面倒を見れない妻と生活しているのに今更何を?という感じ。彼の頑張りも魅力もこの一言で消え去ったって感じ。 実はこのシーンは子どものいる自分にとって結構ショッキング(仮にそう思っていたとしても「赤ちゃんって汚いよね」と赤子の前で肉親の前で言う女なんているのだろうか??しかも、知人の子なのにねぇ)で、篠田氏の本音を見た気も。どちらにせよ、入れるとしたらもっと前盤に入れるべきでは? そういうショックを引きづりつつ、あっけなく終了なので後味はいまいちだったなぁ。 劇中、育児日記も普通すぎる。これが大反響になったというのがよくわからん。世間にはもっとおもろい育児日記はたくさんある。 | ||||
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結婚してから「こんなはずではなかったのに・・・。」と嘆く人も少なくないのでは?しかし、他人同士が一緒に生活するのだから、想像と現実が違うのは当たり前だ。大切なのは、どうやって二人の生活を充実させていくのか、だと思う。真一と梨香子もこれから先、悩んだり、怒ったり、泣いたりしながら、夫婦としての絆を深めていくのではないだろうか。そしてきっと結婚してよかったと思う時が来るだろう。人は、一人より二人で生きる方がずっと幸せなのだから。 | ||||
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篠田氏の作品はとても好きです。しかしこの小説はテーマが恋愛、それとも結婚、いや、育児なのか・・・よく解らず残念です。力量はあるので最後まで読ませるのですが、子どもが生まれる前と後で別の話のように思えます。ただ子育て真っ最中の自分には、共感できる部分も多々ありました。 | ||||
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