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百年の恋
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百年の恋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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主人公の妻の人格設定に無理があり、そのため、展開も不自然に感じられる。 挟み込まれている日記部分も本文と乖離しているため、違和感あり。 | ||||
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なんでこれが「コメディー」と紹介されるのか分からない。面白くもおかしくもない。 まず、主人公の真一に人としての魅力がまるでない。単に年収が低いだけでなく、本質的に女性を見下しており、ヒトとして駄目というか不快な男。 彼の妻ほどできる女がどれだけ家事が苦手だとしても、こんな男を選ぶというのが完全に非現実的。彼の年収が200万はリアルだが、妻の年収800万はこのレベルのバリキャリとしてはかなり少ない。この辺もリアリティーに欠ける。篠田節子は好きな作家で、なぜ好きかというと、しばしば非現実的な設定をしながら、それに現実味をもたせるため周辺に緻密なリアリティーを配置するから。現実と非現実が切れ目なくつながる感じがすごい。しかし、この作品は真逆で、どこにでもある平凡な話を、雑な設定で書いている。 この作品は作品の中で主人公がレポートを書く形になっているが(ゴシックの「育児日記」)、これが実に退屈である。魅力のない男が書いているのだから当たり前。こんな人間の育児日記になぜ読者がつきあわなければならないのか(怒)。 | ||||
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「デコボコで釣り合いの取れない男女が出会ったら…」という主題には興味を惹かれた。 2人の出会いから結婚までの描写がずいぶん雑だなあ…と思いながらも、 「まあ、これもテンポの良さか…」と割り切って面白く読んでいた。 出産のあたりまでは。 しかしそれ以降は途端に退屈で散漫になった。 後半で筆者は「デコボコ夫婦」の妙を描くことをまったく放棄してしまったようで、 ただの育児雑誌の「育児パパ奮闘記」になってしまっていた。 ゴシックの「育児日記」の必要性をまったく感じない。 別の筆者によるこの「日記」に、作者(篠田)がモチーフを得たのだとしても、 それをそのまま作品の中に放り込むだけ、というのはあまりに乱暴すぎる。 リアリティーある育児ノンフィクションが読みたければ育児雑誌を読めばいい。 これを小説とするからには、これらのエピソードを、 「夫婦の物語」としてきちんと昇華させなければいけないんじゃないか? 夫は一時は離婚まで考えているのである。 それなのに、その「落とし前」がつけられずに、 「子育てバンザイ!」で誤魔化されて終わってしまう。 男女の話(タイトルだってそうだ)が、いつの間にか、 親子の話にすりかわってしまった。 そうしたテーマの散逸ぶりこそが、一番の失敗の要因だろう。 | ||||
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読んでいて「もう散々」と何度も思ってしまいました.リアルに「女」を頑張り過ぎない仕事を持つ女性を描くとなんで,最悪な企業戦士男のカリカチュアになるのでしょうか?バリキャリ女とオタク男の恋愛小説というよりも,未成熟な男女が子供をつくった恐怖小説の趣です. | ||||
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と、この本を読んで思いました。男性はおむつ替えるだけでいいパパ、女性は家事、育児が苦手だけで人格破綻者みたいな扱いでいいのかしら。それじゃ働くママは浮かばれない。得意な方が苦手な方をサポートすればいい話しなのにこれじゃ全く希望が見えません。 | ||||
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