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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全306件 261~280 14/16ページ
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小伝馬町でひとり暮らしをしていた45歳の女性が、何者かに絞殺された。彼女はなぜ 殺されたのか?彼女を殺したのは誰なのか?練馬署から日本橋警察署に移ってきた ばかりの加賀恭一郎の鋭い洞察力が、事件の真相を暴いていく。犯人は・・・? 最初は単なる短編集だと思った。だが、読み進めるうちに、どの話もあるひとつの事件に 関わっていることに気づく。初めのうちは、「こんなことまで聞き込みして、事件解決に どうつながっていくのだろうか?」と疑問に感じたが、作者は見事な構成力でばらばらの 話を事件の真相へと収束させていく。加賀の、「何気ない行動に隠された真実を見抜く力」が しだいに犯人に迫っていく様には、ワクワクさせられた。「新参者」だからこそ見えるものも あったのだ。また、さりげないやさしさを見せるその人情味あふれる加賀の人柄も魅力的 だった。読後も満足感を充分味わえる、面白い作品だと思う。 | ||||
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小伝馬町でひとり暮らしをしていた45歳の女性が、何者かに絞殺された。彼女はなぜ 殺されたのか?彼女を殺したのは誰なのか?練馬署から日本橋警察署に移ってきた ばかりの加賀恭一郎の鋭い洞察力が、事件の真相を暴いていく。犯人は・・・? 最初は単なる短編集だと思った。だが、読み進めるうちに、どの話もあるひとつの事件に 関わっていることに気づく。初めのうちは、「こんなことまで聞き込みして、事件解決に どうつながっていくのだろうか?」と疑問に感じたが、作者は見事な構成力でばらばらの 話を事件の真相へと収束させていく。加賀の、「何気ない行動に隠された真実を見抜く力」が しだいに犯人に迫っていく様には、ワクワクさせられた。「新参者」だからこそ見えるものも あったのだ。また、さりげないやさしさを見せるその人情味あふれる加賀の人柄も魅力的 だった。読後も満足感を充分味わえる、面白い作品だと思う。 | ||||
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ひとつの事件を軸に短編のひとつひとつが、見事に繋がり事件を解決します。ひとつの殺人事件の手掛かりを一つ一つつぶしていくとそこには様々な下町の人間ドラマが広がっていき短編作としても十分読み応えがあります。最後の章で事件が解決したと思っているとベテラン刑事の過去を絡めて見事に動機を解明するところなんか本当ににくい演出だと思いました。 さまよう刃 (角川文庫) | ||||
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ひとつの事件を軸に短編のひとつひとつが、見事に繋がり事件を解決します。ひとつの殺人事件の手掛かりを一つ一つつぶしていくとそこには様々な下町の人間ドラマが広がっていき短編作としても十分読み応えがあります。最後の章で事件が解決したと思っているとベテラン刑事の過去を絡めて見事に動機を解明するところなんか本当ににくい演出だと思いました。 さまよう刃 (角川文庫) | ||||
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欠かさず読んでいる東野圭吾さんの新刊です。 今回は9つの短編から構成されていますが、それらが全て関連づいているので長編小説としても楽しむ事が出来ます。 東野圭吾さんの相変わらずの丁寧な構成と根底に流れる温かみが十二分に感じられる人情小説です。 後味もスッキリ。殺人事件を紐解いて行くけれど、そこにはおぞましさ等は感じられません。 ただあまりに期待が大き過ぎたせいか、満足度はまあまあでした。 | ||||
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欠かさず読んでいる東野圭吾さんの新刊です。 今回は9つの短編から構成されていますが、それらが全て関連づいているので長編小説としても楽しむ事が出来ます。 東野圭吾さんの相変わらずの丁寧な構成と根底に流れる温かみが十二分に感じられる人情小説です。 後味もスッキリ。殺人事件を紐解いて行くけれど、そこにはおぞましさ等は感じられません。 ただあまりに期待が大き過ぎたせいか、満足度はまあまあでした。 | ||||
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短編が織りなす長編小説。 人情をテーマしてあるだけに、思わずうなる『快作』とは言い難い。 情に訴えるものがあるだけに、ここまで評価が高いのだろうが、事件としては犯人の意外性も無く 無難なオチが待っているのだけれども、ブランド化した『東野小説』を非難するレビューも無い。 最近の作品は、無難であり冒険をしない作者には、いささか食傷気味でなんとも読んでいてもサラリと読め 後味も何も残らない。 乱作気味とは言わないが、多少はスパンをおいて世を震撼させるような、快作を期待したい。 | ||||
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日本橋という町とそこに住む人々、そして事件に関係する人達の親子・夫婦関係がミステリという舞台で描かれていますが、私にはお気軽なお茶の間のミステリテレビドラマのシナリオのように感じられました。 安易な親子・夫婦関係の描き方や心の琴線に触れるような加賀の心情が描かれていないorそれを想像させる描き方がされていないことが原因だと思います。 本書よりも、最後の場面で触れられている加賀の異動の原因となる「眠りの森」の方をお薦めします。加賀という魅力的な人間(刑事)を深く知れる哀切に溢れた素晴らしいミステリです。 大阪の第6学区出身の東野さんが自身の父親の職業(時計店)も活かして、東京の町を上手く描かれたと思いますが、次作には直木賞作家足る深みのある文学的作品を期待します。 | ||||
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短編が織りなす長編小説。 人情をテーマしてあるだけに、思わずうなる『快作』とは言い難い。 情に訴えるものがあるだけに、ここまで評価が高いのだろうが、事件としては犯人の意外性も無く 無難なオチが待っているのだけれども、ブランド化した『東野小説』を非難するレビューも無い。 最近の作品は、無難であり冒険をしない作者には、いささか食傷気味でなんとも読んでいてもサラリと読め 後味も何も残らない。 乱作気味とは言わないが、多少はスパンをおいて世を震撼させるような、快作を期待したい。 | ||||
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日本橋という町とそこに住む人々、そして事件に関係する人達の親子・夫婦関係がミステリという舞台で描かれていますが、私にはお気軽なお茶の間のミステリテレビドラマのシナリオのように感じられました。 安易な親子・夫婦関係の描き方や心の琴線に触れるような加賀の心情が描かれていないorそれを想像させる描き方がされていないことが原因だと思います。 本書よりも、最後の場面で触れられている加賀の異動の原因となる「眠りの森」の方をお薦めします。加賀という魅力的な人間(刑事)を深く知れる哀切に溢れた素晴らしいミステリです。 大阪の第6学区出身の東野さんが自身の父親の職業(時計店)も活かして、東京の町を上手く描かれたと思いますが、次作には直木賞作家足る深みのある文学的作品を期待します。 | ||||
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東野圭吾作品の中でも、「加賀恭一郎シリーズ」はかなり好きなので、迷わず購入しました。 この小説の舞台は日本橋。その一角で起こった絞殺事件を調べるべく、着任したばかりの加賀刑事は日本橋界隈のさまざまな場所に出向いていきます。 ただし、「営業マンの上着」から始まり、加賀刑事の見事な洞察力はそれまでの作品同様に見ることができますが、事件そのものの真相は、それほどビックリするようなものではありません。しかしそれよりも印象深いのが、日本橋界隈の人々や、加賀刑事自身が見せる「人情」です。 全九章ありますが、第一章〜第八章までそれぞれ、加賀が訪れる日本橋の8か所が舞台となっています。そして事件の調査のために訪れた加賀が、その手掛かりをつかむ様子だけでなく、彼の働きによってそこに隠されていた人々の「大切な人への想い」が前面に出てきたり、通い合っていなかった心と心が再び交流を始める様子などが描かれ、読んでいて非常に心温まりました。どれも事件の解決に向けての「通過点」の一つに過ぎないのですが、結末が非常によく、それぞれの章がエピソードとして独立して成り立っています。そして第九章のラストも、「心を通わせていたつもりが実はそうでなかった」という点では非常に考えさせられました。 最後に、加賀恭一郎シリーズはこれの前に、 『卒業 雪月花殺人ゲーム』★ 『眠りの森』★ 『どちらかが彼女を殺した』 『悪意』★ 『私が彼を殺した』 『嘘をもうひとつだけ』 『赤い指』★ 以上があります。もちろんそれぞれ別の事件を扱っていますから、単独でも十分楽しめるのですが、他のシリーズ作品(特に★印)を読むと、加賀刑事の人物像がよくわかりますので別の楽しみ方ができます。 | ||||
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東野圭吾作品の中でも、「加賀恭一郎シリーズ」はかなり好きなので、迷わず購入しました。 この小説の舞台は日本橋。その一角で起こった絞殺事件を調べるべく、着任したばかりの加賀刑事は日本橋界隈のさまざまな場所に出向いていきます。 ただし、「営業マンの上着」から始まり、加賀刑事の見事な洞察力はそれまでの作品同様に見ることができますが、事件そのものの真相は、それほどビックリするようなものではありません。しかしそれよりも印象深いのが、日本橋界隈の人々や、加賀刑事自身が見せる「人情」です。 全九章ありますが、第一章〜第八章までそれぞれ、加賀が訪れる日本橋の8か所が舞台となっています。そして事件の調査のために訪れた加賀が、その手掛かりをつかむ様子だけでなく、彼の働きによってそこに隠されていた人々の「大切な人への想い」が前面に出てきたり、通い合っていなかった心と心が再び交流を始める様子などが描かれ、読んでいて非常に心温まりました。どれも事件の解決に向けての「通過点」の一つに過ぎないのですが、結末が非常によく、それぞれの章がエピソードとして独立して成り立っています。そして第九章のラストも、「心を通わせていたつもりが実はそうでなかった」という点では非常に考えさせられました。 最後に、加賀恭一郎シリーズはこれの前に、 『卒業 雪月花殺人ゲーム』★ 『眠りの森』★ 『どちらかが彼女を殺した』 『悪意』★ 『私が彼を殺した』 『嘘をもうひとつだけ』 『赤い指』★ 以上があります。もちろんそれぞれ別の事件を扱っていますから、単独でも十分楽しめるのですが、他のシリーズ作品(特に★印)を読むと、加賀刑事の人物像がよくわかりますので別の楽しみ方ができます。 | ||||
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短編集のようで実は長編になっているという変わった構成だが、 この試みがとても新鮮で加賀シリーズの中では一番好きな作品になった。 事の発端は、日本橋の一角で起きた殺人事件。 事件に関係していると思われる人々が住む人形町を加賀が歩き回り、 煎餅屋、瀬戸物屋、時計屋・・・など1軒1軒を訪ね、 それぞれの家の中の小さな"物語"に接していく。 ほんのちょっとしたすれ違い、勘違い、意地の張り合いから うまくいかなくなった夫婦の関係や親子の関係。 加賀は決して深入りはしないが、抜群の慧眼、自分の信念と温かい言葉で 穏やかに人々の心に入り込んでいく様がこの作品の真骨頂。 ひとつひとつの物語がしんみりと心に染み込んできて余韻も最高。 そして、もうひとつ印象的なのが人情と風情溢れる下町の描き方。 自分も加賀と一緒に人形町を歩いているような気持ちになり、 この町の様々な魅力にドキドキしながら読んだ。 著者は実際にここを何度も歩いたそうだが、 その際に見たもの、感じたことが手に取るように伝わってきて、 「素敵だな、ここに行ってみたいな」と思わされる。 この人は人間の"悪"の部分を書かせても一級品だが、 こういう人情味溢れる、心にジーンとくるドラマも同じくらい上手い。 とにかく素敵な作品なので、多くの人に読んでいただきたいと思う。 | ||||
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短編集のようで実は長編になっているという変わった構成だが、 この試みがとても新鮮で加賀シリーズの中では一番好きな作品になった。 事の発端は、日本橋の一角で起きた殺人事件。 事件に関係していると思われる人々が住む人形町を加賀が歩き回り、 煎餅屋、瀬戸物屋、時計屋・・・など1軒1軒を訪ね、 それぞれの家の中の小さな"物語"に接していく。 ほんのちょっとしたすれ違い、勘違い、意地の張り合いから うまくいかなくなった夫婦の関係や親子の関係。 加賀は決して深入りはしないが、抜群の慧眼、自分の信念と温かい言葉で 穏やかに人々の心に入り込んでいく様がこの作品の真骨頂。 ひとつひとつの物語がしんみりと心に染み込んできて余韻も最高。 そして、もうひとつ印象的なのが人情と風情溢れる下町の描き方。 自分も加賀と一緒に人形町を歩いているような気持ちになり、 この町の様々な魅力にドキドキしながら読んだ。 著者は実際にここを何度も歩いたそうだが、 その際に見たもの、感じたことが手に取るように伝わってきて、 「素敵だな、ここに行ってみたいな」と思わされる。 この人は人間の"悪"の部分を書かせても一級品だが、 こういう人情味溢れる、心にジーンとくるドラマも同じくらい上手い。 とにかく素敵な作品なので、多くの人に読んでいただきたいと思う。 | ||||
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この本が出るのをずっと心待ちにしていた。 それなのに、もう読んでしまった、、、 よくある殺人事件で、動機もごくありふれたものなのに、それに付随する周りの環境、人間関係がものの見事に描かれている。 加賀刑事は新参者でありながら、事件が解決する頃には、ずっとそこの住人であるかのように知り尽くしてしまう。 いつもながら、満足のいく読後感を読者に与える東野氏に感謝! 早く、次が出ないかなあ。 | ||||
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この本が出るのをずっと心待ちにしていた。 それなのに、もう読んでしまった、、、 よくある殺人事件で、動機もごくありふれたものなのに、それに付随する周りの環境、人間関係がものの見事に描かれている。 加賀刑事は新参者でありながら、事件が解決する頃には、ずっとそこの住人であるかのように知り尽くしてしまう。 いつもながら、満足のいく読後感を読者に与える東野氏に感謝! 早く、次が出ないかなあ。 | ||||
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一つの章が終わるたびに ふぅ〜っと涙を堪える感じで いいです。 ほのぼのあたたかな。 最後は「?」ですけど。 もうひとひねり欲しかったかな。 | ||||
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物語の流れは、 日本橋署に異動してきたばかりの加賀刑事。 女性殺害事件の聞き込み捜査で色々な人々と出会う。 その一つ一つのエピソードが描かれています。 十人十色の登場人物、その一人一人の思いが繊細に描かれています。 僕はこの本を読み、 優しさの形は一つでは無いということを、 自分のことを思ってくれている人は、 実は自分が思っている以上にいるのではないかということを、 改めて教えて貰えました。 | ||||
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一つの章が終わるたびに ふぅ〜っと涙を堪える感じで いいです。 ほのぼのあたたかな。 最後は「?」ですけど。 もうひとひねり欲しかったかな。 | ||||
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物語の流れは、 日本橋署に異動してきたばかりの加賀刑事。 女性殺害事件の聞き込み捜査で色々な人々と出会う。 その一つ一つのエピソードが描かれています。 十人十色の登場人物、その一人一人の思いが繊細に描かれています。 僕はこの本を読み、 優しさの形は一つでは無いということを、 自分のことを思ってくれている人は、 実は自分が思っている以上にいるのではないかということを、 改めて教えて貰えました。 | ||||
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