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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全306件 281~300 15/16ページ
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非常にクオリティの高い作品を出し続ける人だと思う。 「金返せ〜」て思ったことは殆ど無い。 ただ、こうなるとこちらも心構えが出来てしまって「容疑者Xを越えるか」「白夜行・幻夜を超えるか」てな気持ちで読んでしまってる(私だけじゃないと思う)。 本作も楽しく読めた。 ある殺人事件を軸に様々なドラマが展開され、時にはほろりとさせられる。 犯人自体はある程度予測のつくものだったけれど、読後はとても暖かい気持ちになれた。 で、なぜ水戸黄門なのかというと。 すったもんだの最後には印籠がばばーんと掲げられると分かっていても、あのマンネリの勧善懲悪が気持ちよくて見てしまう。 本作もすっかり安定感が漂う雰囲気があるけれど、それでもこうやって発売直後に読んでしまった。 何だか支離滅裂になってしまいましたが良作であることは保証します。 とはいえ・・・こういった作品を「白の作品」と呼ぶならば、ダークサイドな人々を描いた超ド級の「黒の作品」が読みたい。読んだあと2,3日は引きずりそうな作品。 いつか書いてくれると信じています。その期待をこめて星4つ。 | ||||
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非常にクオリティの高い作品を出し続ける人だと思う。 「金返せ〜」て思ったことは殆ど無い。 ただ、こうなるとこちらも心構えが出来てしまって「容疑者Xを越えるか」「白夜行・幻夜を超えるか」てな気持ちで読んでしまってる(私だけじゃないと思う)。 本作も楽しく読めた。 ある殺人事件を軸に様々なドラマが展開され、時にはほろりとさせられる。 犯人自体はある程度予測のつくものだったけれど、読後はとても暖かい気持ちになれた。 で、なぜ水戸黄門なのかというと。 すったもんだの最後には印籠がばばーんと掲げられると分かっていても、あのマンネリの勧善懲悪が気持ちよくて見てしまう。 本作もすっかり安定感が漂う雰囲気があるけれど、それでもこうやって発売直後に読んでしまった。 何だか支離滅裂になってしまいましたが良作であることは保証します。 とはいえ・・・こういった作品を「白の作品」と呼ぶならば、ダークサイドな人々を描いた超ド級の「黒の作品」が読みたい。読んだあと2,3日は引きずりそうな作品。 いつか書いてくれると信じています。その期待をこめて星4つ。 | ||||
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大好きな加賀刑事の新作。 東野圭吾の作品は出るたび必ずチェックしているわけではないんですが、加賀刑事のシリーズは個人的に大好きなので、今回も文庫になるのを待ちきれずに買ってしまいました。 「赤い指」に続き、加賀刑事の人間性がよ〜く出た小説だと思います。 今回は1つの事件をもとに9つの短編から成った作品なんですが、それぞれ全く別のエピソードなのにところどころ出てくる登場人物が微妙に絡まっていて、個人的に好きなタイプの作品でした。“1つの事件”である殺人事件はとりたてて意外な内容ではなく、読みすすめているうちに“「赤い指」同様、今回も作者は「事件」よりも「人間」を描きたかったんだろうなぁ…”と思いました。なのでトリックとか犯人当てとかを期待していた人には物足りないかと思います。 ただ、その作者の意図通り、「人間」の描き方は素晴らしかったです。1つ1つの短編はページ数も少ないのに、何故こんなにも胸を打つんだろう…と自分でも驚くくらい目頭が熱くなってしまう部分がいくつかありました。どこにでもいそうな、何気ない人間模様を描いているという部分では、宮部みゆきの作風と近いかもしれませんね。 殺人事件の話なのでこういうことを言っては不謹慎なんですが、読み割った後、素直に“人間って捨てたものじゃないな”と思わせられる作品だと思います。 気が早いですが、加賀刑事の次回作が楽しみ! | ||||
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キタァーーー!! 加賀恭一郎シリーズ最新作。 練馬署から、日本橋署に異動してきた加賀。 人情味あふれる下町で、 殺人事件が起こる。 関係者たちや、 近所の人たちが、 この事件の聞き込みを受ける。 怨まれるいわれのない、 引っ越してきたばかりの被害者。 なぜ、彼女が殺されたのか? 捜査線上に浮かぶ、 容疑者たち。 その一人一人を、 加賀は鮮やかな推理で、 しかもアクロバットではない、 つかんだ証拠から、論理的な推理を展開する。 そこには、 その町に生きる人々への、やさしいまなざしを感じる。 前作『赤い指』同様、 物語の底辺に流れる“家族”の愛の物語。 加賀自身が抱えてきた問題や、 経験が、 その深いまなざしに刻まれている。 これほどキレ者の彼が、 未だ出世できないのは、 いや、 降格してしまったということが、 まだ、語られない。 この先、そんなエピソードが書かれる日が来るような気がします。 待ちに待った東野圭吾の新作!! 連作短編のようにも読めて、 また、 加賀の服装や、おみやげから、 時間軸を意識して読むと、 さらに緻密な作者の仕掛けに驚嘆します。 加賀シリーズを知らなくても、 超おススメです。 | ||||
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大好きな加賀刑事の新作。 東野圭吾の作品は出るたび必ずチェックしているわけではないんですが、加賀刑事のシリーズは個人的に大好きなので、今回も文庫になるのを待ちきれずに買ってしまいました。 「赤い指」に続き、加賀刑事の人間性がよ〜く出た小説だと思います。 今回は1つの事件をもとに9つの短編から成った作品なんですが、それぞれ全く別のエピソードなのにところどころ出てくる登場人物が微妙に絡まっていて、個人的に好きなタイプの作品でした。“1つの事件”である殺人事件はとりたてて意外な内容ではなく、読みすすめているうちに“「赤い指」同様、今回も作者は「事件」よりも「人間」を描きたかったんだろうなぁ…”と思いました。なのでトリックとか犯人当てとかを期待していた人には物足りないかと思います。 ただ、その作者の意図通り、「人間」の描き方は素晴らしかったです。1つ1つの短編はページ数も少ないのに、何故こんなにも胸を打つんだろう…と自分でも驚くくらい目頭が熱くなってしまう部分がいくつかありました。どこにでもいそうな、何気ない人間模様を描いているという部分では、宮部みゆきの作風と近いかもしれませんね。 殺人事件の話なのでこういうことを言っては不謹慎なんですが、読み割った後、素直に“人間って捨てたものじゃないな”と思わせられる作品だと思います。 気が早いですが、加賀刑事の次回作が楽しみ! | ||||
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キタァーーー!! 加賀恭一郎シリーズ最新作。 練馬署から、日本橋署に異動してきた加賀。 人情味あふれる下町で、 殺人事件が起こる。 関係者たちや、 近所の人たちが、 この事件の聞き込みを受ける。 怨まれるいわれのない、 引っ越してきたばかりの被害者。 なぜ、彼女が殺されたのか? 捜査線上に浮かぶ、 容疑者たち。 その一人一人を、 加賀は鮮やかな推理で、 しかもアクロバットではない、 つかんだ証拠から、論理的な推理を展開する。 そこには、 その町に生きる人々への、やさしいまなざしを感じる。 前作『赤い指』同様、 物語の底辺に流れる“家族”の愛の物語。 加賀自身が抱えてきた問題や、 経験が、 その深いまなざしに刻まれている。 これほどキレ者の彼が、 未だ出世できないのは、 いや、 降格してしまったということが、 まだ、語られない。 この先、そんなエピソードが書かれる日が来るような気がします。 待ちに待った東野圭吾の新作!! 連作短編のようにも読めて、 また、 加賀の服装や、おみやげから、 時間軸を意識して読むと、 さらに緻密な作者の仕掛けに驚嘆します。 加賀シリーズを知らなくても、 超おススメです。 | ||||
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ミステリーとしては掟破りであると思うから これは推理ものではなく人情ものとして読むのが いいのだと思う。 だとすると各話がすべて見事に温かく、 次々と読んでいきたくなる。 捜査の過程で平穏であった人々の暗部などが ほじくり返されるという作りは目新しくないくても そのひとつひとつの話のよさはさすがとしか言いようがない。 | ||||
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加賀恭一郎の登場である(練馬から日本橋に異動したので新参者というわけだ)。彼がでてくると、物語が自然とひきしまるから不思議だ。こんな刑事ばかりならなぁと誰もが思うだろう(実際の刑事を知っている人はまずいないだろうけど)。さて、今回は各章が独立した短編になっており、それぞれが加賀刑事が事件の真相にたどりつくまでの過程になっている。で、最終章が解決編となるわけだ。珍しい手法ではないが、ちょっと凝ったつくりになっている。本筋の事件そのものはいたって単純であり、動機や手口も奇抜ではなく、ミステリーとしてはもの足りないと思う方も多いだろう。しかし、本作のテーマはあくまで人情の機微である。もちろん、たんなる人情劇というわけではなく、どの話も謎解きと微妙に関連しているところが絶妙。東の圭吾はうまいなぁと思う。 | ||||
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ミステリーとしては掟破りであると思うから これは推理ものではなく人情ものとして読むのが いいのだと思う。 だとすると各話がすべて見事に温かく、 次々と読んでいきたくなる。 捜査の過程で平穏であった人々の暗部などが ほじくり返されるという作りは目新しくないくても そのひとつひとつの話のよさはさすがとしか言いようがない。 | ||||
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加賀恭一郎の登場である(練馬から日本橋に異動したので新参者というわけだ)。彼がでてくると、物語が自然とひきしまるから不思議だ。こんな刑事ばかりならなぁと誰もが思うだろう(実際の刑事を知っている人はまずいないだろうけど)。さて、今回は各章が独立した短編になっており、それぞれが加賀刑事が事件の真相にたどりつくまでの過程になっている。で、最終章が解決編となるわけだ。珍しい手法ではないが、ちょっと凝ったつくりになっている。本筋の事件そのものはいたって単純であり、動機や手口も奇抜ではなく、ミステリーとしてはもの足りないと思う方も多いだろう。しかし、本作のテーマはあくまで人情の機微である。もちろん、たんなる人情劇というわけではなく、どの話も謎解きと微妙に関連しているところが絶妙。東の圭吾はうまいなぁと思う。 | ||||
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読み始めてすぐに「今作は宮部みゆきテイストがはいってる!」とうれしくなった。他のレビューにも同じ事が書いてあって「やっぱり、みんな思う事は同じなんだ」と納得。 殺人事件の被害者に関わりのある登場人物たちの短編を紡いで被害者の人物像を浮き彫りにし、江戸情緒・人情話に絡めていく。 見事な構成。 ここ近年発売された東野作品で一番面白かった。 | ||||
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読み始めてすぐに「今作は宮部みゆきテイストがはいってる!」とうれしくなった。他のレビューにも同じ事が書いてあって「やっぱり、みんな思う事は同じなんだ」と納得。 殺人事件の被害者に関わりのある登場人物たちの短編を紡いで被害者の人物像を浮き彫りにし、江戸情緒・人情話に絡めていく。 見事な構成。 ここ近年発売された東野作品で一番面白かった。 | ||||
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宮部みゆきか!!と突っ込みを入れたくなるような 東野さんの新作。日本橋を舞台に人間の機微を、たんたん と描きだしております。タイトルにも書きましたが、宮部 さんの本所深川のような雰囲気をかもし出しております。 この本にあっては、誰が犯人かはどうでもいいと思います し、この犯人の部分においても、刑事のエピソードでまと める所が上手いですね。 前作の「パラドックス13」とは一転した内容、自分は酷評して しまいましたが、「夜明けの街で」の内容も考えますと、 東野さんの引き出しの広さには、敬服いたします。登場人物の ほとんどが愛しく思え、最後の加賀刑事の一言もぴったり決まった 本作は、東野さんの五本の指に入る傑作だと思います。 | ||||
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カバーの絵は、縦になっているから気がつきにくいですが、 人形町の交差点の写真ですね。それも8月の瀬戸物市のときの。 リアルでかつ、絵で書いたような、きれいな表紙です。 それだけでもハードカバーを購入する価値があるかも。 どうして人形町なのか。。。かなり調査し書かれた作品だと思います。 それとも、容疑者Xの献身の舞台とかなり近いので、思い入れがあるの かもしれないですね。 | ||||
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宮部みゆきか!!と突っ込みを入れたくなるような 東野さんの新作。日本橋を舞台に人間の機微を、たんたん と描きだしております。タイトルにも書きましたが、宮部 さんの本所深川のような雰囲気をかもし出しております。 この本にあっては、誰が犯人かはどうでもいいと思います し、この犯人の部分においても、刑事のエピソードでまと める所が上手いですね。 前作の「パラドックス13」とは一転した内容、自分は酷評して しまいましたが、「夜明けの街で」の内容も考えますと、 東野さんの引き出しの広さには、敬服いたします。登場人物の ほとんどが愛しく思え、最後の加賀刑事の一言もぴったり決まった 本作は、東野さんの五本の指に入る傑作だと思います。 | ||||
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一つの殺人事件を連作短編集の形式で、解き明かすミステリー。舞台に下町情緒の残る人形町を据えたのも、著者が人の情愛を描きたかったからでは? 9章の内、前半の4章までは月刊誌「小説現代」に掲載されたのを読んでいたので、各章ごとに小さな謎を解き明かす情緒のある作品ということは知っていましたが、本として読んでみるとまた違った味わいがあり、新鮮でした。読んでいて気持ちの良い、秋の空のような爽やかな作品です。人形町に足を伸ばしてみたくなりました。 | ||||
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カバーの絵は、縦になっているから気がつきにくいですが、 人形町の交差点の写真ですね。それも8月の瀬戸物市のときの。 リアルでかつ、絵で書いたような、きれいな表紙です。 それだけでもハードカバーを購入する価値があるかも。 どうして人形町なのか。。。かなり調査し書かれた作品だと思います。 それとも、容疑者Xの献身の舞台とかなり近いので、思い入れがあるの かもしれないですね。 | ||||
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新聞広告等で大絶賛されていたので、それなりに期待して即購入したが普通にパラパラと読み終えた。 「最後に驚くような結末が!!」って感じの売りだけどそーかな?という感じ。 東野圭吾さんはこれくらいのレベルの本はコンスタントに書いてるし、宣伝の仕方に問題がある。 いってみれば煽りすぎかな。。。 秋の夜長の時間潰しにはもってこい、決して面白くないわけではございません。 | ||||
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普段は文庫しか購入しませんが、大好きな加賀恭一郎シリーズ「赤い指」を読んだ直後のだったので、単行本でも買ってしまいました。 ひとつひとつのエピソードは点だけれども、それが徐々に加賀の手によって一本の線につながってゆく。そして、このシリーズの特徴でもある加賀が事件に関わった人たちの心の痛みも解決してゆく。人間関係が希薄なこの時代になくしてしまったものを日本橋という新旧が交錯した町をうまく絡ませて、じんわり心に染みわたらせてくれました。決して派手なストーリー展開や幕引きではないけれど、加賀ファンは必読です! | ||||
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新聞広告等で大絶賛されていたので、それなりに期待して即購入したが普通にパラパラと読み終えた。 「最後に驚くような結末が!!」って感じの売りだけどそーかな?という感じ。 東野圭吾さんはこれくらいのレベルの本はコンスタントに書いてるし、宣伝の仕方に問題がある。 いってみれば煽りすぎかな。。。 秋の夜長の時間潰しにはもってこい、決して面白くないわけではございません。 | ||||
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